ビジネスにおいてモチベーションは超重要だ。モチベーションが不安定では、継続的に成果を上げ続けることは難しいだろう。
モチベーションを高く保つ方法の一つとして、経営者の自伝が記載されているビジネス書の閲覧が挙げられる。現場で努力する様子が鮮明に描かれており、併せて経営戦略やチームメンバーの大切さを学ぶことができる。その素晴らしい経験を目の当たりにすることで、「自分も頑張らなくては」という気持ちにさせてくれるのだ。
そこで今回は、モチベーションがアップするおすすめ書籍を3つ紹介する。週末に時間がある人は、ぜひ以下3冊を読破してみてほしい。ライフスタイル誌から誕生した男の隠れ家デジタルが、知的好奇心をくすぐる情報を解説しよう。
■おすすめ1.渋谷ではたらく社長の告白
一つ目におすすめする『渋谷ではたらく社長の告白』は、サイバーエージェントの創業者である藤田晋氏が執筆した書籍だ。
現在は上場して大企業になったサイバーエージェントだが、創業から上場までの道のりは決して優しいものではなかった。当時の出来事やトラブルが鮮明に描かれているほか、藤田氏の仕事にかける熱い思いも理解できるため、これからビジネスに関わる人達のハートを熱く燃やしてくれる。
書籍の長さは94ページとそう多くはなく、内容も複雑なものではない。しかし、起業・上場について、深く考えさせられるような内容がビッシリ記載されている。
「起業を考えている」「社員として成果を出したい」そんな思いがある人は、ぜひ本書を手にとってみてほしい。ビジネスに対するモチベーションが高まるはずだ。
ページ数:94ページ
販売価格:693円
■おすすめ2.不格好経営
南場智子氏が執筆している『不格好経営』では、経営戦略とチームの大切さが学べる。本書を読めば、南場氏の人望の厚さと、経営に対する凄まじい意欲を目の当たりにできるだろう。
ただし、南場氏が創業したDeNAは、初めから人脈や資金がある状態でスタートしている。そのため、「まったくのベンチャー起業を創りたい」という人には、あまり参考にならないかもしれない。
とはいえ、チームメンバーが協力して会社を大きくしていく様子や、大規模なサービスを運営する様子、トラブルに対して迅速に対応する様子を垣間見れるため、経営者を目指している人はぜひとも押さえておこう。学びになることがたくさんあるはずだ。
ページ数:266ページ
販売価格:1,398円
■おすすめ3.ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
ホリエモンこと堀江貴文氏が著者である本書は、経営やビジネスについてもそうだが、どちらかと言えば積み重ねの大切さを実感できる書籍である。
この書籍では、堀江氏が逮捕に至ってから希望を捨てずに頑張り抜いたこと、本心で真っ向から現実に向き合い続けたことが記載されている。そして、すべてにおいて勝負を分けるのはスピートと実行力であり、併せて他人の時間に付き合う必要がないことも学べる。
当時の堀江氏が経験した出来事を、すべて肌感覚で受け止めることができるのだ。「人は何かを失っても、また一からやり直せる」「ビジネスに対して前向きになれる」そんなポジティブな気持ちにさせてくれる一冊だ。
ページ数:240ページ
販売価格:1,540円
■まとめ
本記事では、経営者の自伝が記載されているおすすめのビジネス書を3冊紹介した。
どの書籍も実話に基づいた内容が記載されており、当時の出来事やトラブルが鮮明に描かれている。尊敬できる経営者の物語を知ることで、「自分も頑張ろう」という気持ちが湧いてくるはずだ。興味を惹かれた書籍があったなら、ぜひ一度目を通してみてほしい。
今回紹介した書籍はどれも有名なものだが、ほかにもビジネスの学びになる書籍がいくつも存在する。ビジネスに興味がある人は、ぜひほかの書籍も調べてみてほしい。
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