67007「こんなのあったよね…」平成レトロブームで再燃する懐かしのグッズ7選!

「こんなのあったよね…」平成レトロブームで再燃する懐かしのグッズ7選!

男の隠れ家編集部
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いま、平成初期に流行ったものを懐かしむ「平成レトロ」という言葉が、大きな注目を集めていることをご存知だろうか。平成レトロブームを牽引しているのは、1995年以降に生まれた「Z世代」と、1980~1995年生まれの「ミレニアル世代」の2つの世代だという。

男の隠れ家デジタル読者の中には30~40代も多く、ちょうど子ども時代に平成カルチャーを経験した、ミレニアル世代にあたる。

そこで今回は、現在30~40代のミレニアル世代が「これ持ってた!」「流行ってた!」「懐かしい!」と共感できる、平成の懐かしグッズを紹介しよう。

■平成レトロとは

平成レトロブームとは、平成初期~中期頃(1989~2010年頃)に流行ったグッズや、ファッション、娯楽などを懐かしむ風潮のことだ。冒頭でも少し触れたが、平成レトロブームを広めているのは、主に「Z世代」と「ミレニアル世代」だと言われている。

Z世代とは、1995~2010年頃に生まれた人を指す。スマホやSNSを使いこなし、デジタルが当たり前の環境で育ったZ世代には、自分たちが生まれる前に流行ったアナログなものは、逆に新鮮味があって「エモい」と感じるのだそうだ。

一方、1980~1995年生まれのミレニアル世代にとって、平成初期のトレンドは、子どもの頃や青春時代に身近に触れたものばかり。令和になり、ミニマルで効率の良いことが重視されるようになった昨今、あの「ちょっと不便」だった平成を懐かしみ、思いを馳せるミレニアル世代が増えているのだ。

■平成に流行った懐かしのグッズ

ここからは、平成初期~中期に流行ったグッズを紹介する。すでに生産が終了した懐かしのグッズから、人気が再燃してリバイバルした商品まで、いま話題の平成レトログッズを集めた。

「そういえばそんなもの流行ったなぁ」なんて当時を振り返りながら、読み進めてみてほしい。

写ルンです

写ルンですは、平成初期に大ヒットを記録したレンズ付きフィルムカメラだ。カメラ付き携帯が普及するまでは、いつも写ルンですを使っていたという人も多いだろう。売り上げのピークは1997年で、2012年に生産を大幅に縮小して以降、その姿を見かける機会もほとんどなくなっていた。

しかし近年、平成レトロブームをきっかけに、写ルンですが再びブームに。「程よい画質の粗さが良い」「レトロな写真が撮れる」など、そのアナログ感に魅せられる若者が続出している。

たまごっち

社会現象にもなった、キーチェーン型の小型電子ゲーム。餌を与えたり、トイレのお世話をしたりして、自分好みのキャラクターを育成するというシンプルなゲームだ。子どもから大人までみんなたまごっちにハマり、ブーム最盛期は入手困難な状態が続いた。

その後、徐々に売上が低下して一度は生産が終了したものの、2004年に再販売をスタート。最近では、平成レトロブームに合わせて、初代たまごっちの復刻版も販売され、Z世代を中心に堅調に売上を伸ばしている。

ガラケー

平成に流行っていたものといえば、ガラケーも忘れてはいけない。何度もセンター問い合わせをして、メールの返信を確認した、というミレニアル世代も多いのではないだろうか。

3G回線のサービス終了が決定し、もはや絶滅危惧種ともいえるガラケーだが、ここ数年、あえてガラケーを持つZ世代が増えている。SNS上では、ガラケーを片手に持って「平成っぽい」写真を撮ることが、最新のトレンドになっているそうだ。

カセットテープ

平成初期、録音用CDやMDが普及する前は、カセットテープで音楽を聴くのがメジャーだった。曲が欠けないようにテープの収録時間を入念にチェックし、録音後は、インデックスカードに手書きで曲名を書き込む……、という面倒な作業を毎回繰り返していたものだ。

実はカセットテープも、レトロブームの影響を受け、再び注目を浴び始めている。その不便さやアナログな音質が、若者にはかえって新鮮に感じられるのかもしれない。

■平成に流行った懐かしの食べ物

その時代を語る上で欠かせないもののひとつに「食ブーム」がある。続いては、平成時代に流行った懐かしの食べ物を振り返ってみよう。

ナタデココ

1990年代前半に流行った代表的な食べ物といえば、ナタデココだろう。1992年、大手外食チェーンが、メニューとしてナタデココを提供したのがきっかけで人気が高まり、雑誌やテレビCMにも取り上げられたことで、日本全国でナタデココ旋風が巻き起こる。

ところが、1994年頃にはブームが沈静化。原産国のフィリピンには、ナタデココ工場にリストラされた失業者が街にあふれたという、悲劇的なエピソードが残っている。

おとなのふりかけ

1989年に誕生した、おとなのふりかけ。「ふりかけは子どもの食べ物」という常識を変え、ふりかけ市場を一気に拡大させた商品だ。子どもがこっそりおとなのふりかけを食べる、というストーリーのテレビCMは大きな反響を呼び、ふりかけが記録的な売上を叩き出した。

令和になった現在でも販売は続けられ、食卓やお弁当のお供として、おとなのふりかけは多くの人に親しまれている。

桃の天然水

1998年のテレビCMをきっかけに、爆発的にヒットした清涼飲料水。「桃水(ももすい)」「桃天(ももてん)」の愛称で親しまれ、CM内でタレントが連呼する「ヒューヒュー」という言葉は、その年の流行語にも選ばれた。

その人気っぷりはすさまじく、当時、一日に何リットルも清涼飲料水を飲んで「ペットボトル症候群」になる若者が続出し、社会問題にもなったほどだ。久々に飲んでみたいと思った人もいるかもしれないが、残念ながら、2021年に桃の天然水は販売が終了している。

■まとめ

この記事では、Z世代とミレニアル世代で平成カルチャーが人気の理由と、平成に流行った懐かしのグッズ・食べ物を紹介した。

お盆休みで実家に帰省し、昔使っていたアイテムを見て懐かしさに浸った人もいるだろう。古きよき思い出を胸に、大人になってからの時間も楽しんでもらいたい。

楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で、あなたの知的欲求を満たす情報をお届けしていきたいと思う。

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