75287悪役なのに憎めない! 本当はいいヤツだったアニメの敵キャラ5選

悪役なのに憎めない! 本当はいいヤツだったアニメの敵キャラ5選

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アニメに登場する敵キャラは、必ずしも悪いヤツとは限らない。数多のアニメ作品のなかには、「本当はいいヤツだった悪役」も存在するのだ。

そこで今回は、悪役なのに憎めない敵キャラ5選を紹介する。あなたの知っているキャラクターがいるのかどうか、ぜひチェックしてみてほしい。

■ポケットモンスター|ロケット団

ポケットモンスターの敵キャラと言えば、ムサシ・コジロウ・ニャースの3人で編成されたロケット団をイメージする人が多いはずだ。彼らは常に主人公であるサトシのあとを追いかけ、ピカチュウ確保のために全力を尽くす。

その目的はロケット団の幹部昇進だとされており、単純に悪いことをしたいわけではないようだ。また、普段はやられ役として登場する彼らだが、劇場版などではサトシの味方として、その身を削って活躍することもある。

自分の正義のために戦うロケット団の姿を見て、「自分はこんなに正直に生きているだろうか…」と、考えさせられた人も少なくないはずだ。

■ワンピース|ボン・クレー(Mr.2)

元バロックワークス(犯罪組織)の一員として、一時は敵対していたオカマのボン・クレー。一度触った相手の姿そっくりに変身できるマネマネの実の能力者だ。

この能力がかなり厄介で、アラバスタ編では苦戦を強いられた。しかし、そんなボン・クレーとは、インペルダウンという大監獄で再度会うことに。「昨日の敵は今日の友」という言葉通り、以前は敵対関係にあったルフィとボン・クレーだが、このときばかりは仲間として行動をともにする。

そして最後には、ボン・クレー自らが己の命を犠牲にして、ルフィ含めた仲間を救う決断に出た。ボン・クレーの「友達のためなら命を懸ける」という熱い行動は、すべての読者に感動を与えた。

■ワンパンマン|ガロウ

悪役のなかでも特段人気が高いガロウ。元は人間でありながら怪人を名乗り、ヒーロー狩りを行う凶暴な青年である。

さまざまな悪行を繰り広げるが、その行動には確かな信念があった。彼は子どもの頃、同級生からいじめにあっていた。その内容はヒーローごっことして怪人役に任命され、集団でボコボコにされるというもの。

学校に抗議をするものの、教師を含め、周囲の人達は彼の敵に回ってしまった。彼にはそんな暗い過去があり、いつしか怪人と怪人役を演じていた自分を重ね、「自分が最強の怪人になって偽善者を倒してやる」という信念が生まれた。

この信念を1人で貫き通そうとする姿や、一般人の子どもを身を挺して守る姿が描写されている。敵キャラでありながら、その一生懸命な姿が何とも憎めない。

■ドラゴンボールZ|人造人間16号

ジャンプ漫画として、常に高い人気を保ち続けるドラゴンボールZ。本作品のセル編に登場する人造人間16号も、「悪役なのにいいヤツ」としての評価が高い。

仲間として行動する人造人間はほかにも、人造人間17号・人造人間18号がいるのだが、この人造人間16号だけが完全なサイボーグとして作られている。そして彼が作られた真の目的は、主人公である孫悟空を抹殺すること。

しかし、彼は穏やかな心を持っており、実のところ争いを好んでいない。物語終盤には、本来敵側であるはずの孫悟飯に対し、的確なアドバイス、そして感動的なメッセージを残している。人造人間16号のこのシーンに心奪われた人もきっといるはずだ。

■進撃の巨人|ライナー・ブラウン

進撃の巨人に登場するライナー・ブラウンは、同情してしまうほど悲惨な運命をたどることになる。それはもう、笑えてくるほどにだ。

最初の頃は主人公と同じ訓練兵団の一員として登場し、協力して物語を進めるが、徐々に彼の真の目的が明らかになっていく。物語中盤では、敵側(巨人側)の人間だと発覚。

しかし、ライナー・ブラウン本人が悪いことを考えていたわけではなく、マーレという敵国にただ利用されていただけなのだ。そこから彼は悲惨な運命をたどることに…。そんな彼の人生を目の当たりにすると、「それなら仕方がないか」という気持ちになる。

■まとめ

本記事では、悪役なのに憎めない敵キャラ5選を紹介した。興味を惹かれるキャラクターは登場しただろうか?

敵キャラだからといって、必ずしも全員が悪いヤツとは限らない。これからアニメを観るときは、敵キャラの心境にも注目してみてほしい。

楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。

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