77238AIがブログ・コラムを執筆する時代? 文章生成AI「Notion AI」が登場

AIがブログ・コラムを執筆する時代? 文章生成AI「Notion AI」が登場

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「Chat GPT」や「Midjourney」などのAIツールが登場したことで、人間の生活がより便利になった一方で、一部界隈の人たちの仕事を奪い始めている。

また最近では、文章を自動で生成してくれるAIツール「Notion AI」が登場。それに伴い、文章執筆を仕事にしているブロガーやライターに危機が迫っている。そこで今回は、「Notion AI」の特徴や魅力、実際に使用した様子を紹介する。

■「Notion AI」とは? サービスの特徴

いま話題の「Notion AI」とは、米国サンフランシスコに本社を置く「Notion Labs Inc.」が開発したAIツールのことだ。メモやタスク管理などで有名な「Notion」のワークスペース上で利用できるツールであり、自然な文章を生成してくれるということで、業務効率化や生産性向上を実現している。

近年、人工知能チャットボットである「Chat GPT」が登場した。Googleがライバル視するなど、OpenAI社が開発した「Chat GPT」はネットを中心に、その利便性の高さが大きな話題となった。

この「Chat GPT」には、OpenAI社が開発した「GPT-3」という自然言語処理モデルが使われているのだが、実は「Notion AI」にも、システムの基盤として「GPT-3」が採用されている。

つまり、「Notion AI」と「Chat GPT」は大元の処理モデルが同じであり、「Chat GPT」をより文章生成に特化させたAIツール、それが「Notion AI」なのである。

■「Notion AI」の魅力|活用できるポイント

「Notion AI」を使えば、ブログやコラムに用いられるような長い文章でも、ほんの数十秒で自動生成してくれる。しかも執筆スピードが速いだけでなく、まるで人間が書いたかのような自然な文章を生成してくれるのがポイントだ。

人間が4〜5時間かけて執筆する4,000文字程度のブログ記事でも、「Notion AI」を用いればほんの数分で完成まで至る。スピードと自然さの両方を併せ持った「Notion AI」は、まさに革命的なツールだと言える。

また「Notion AI」は有料版であっても、月額US$10という安価で利用できるのも魅力だ。「Chat GPT」の有料版は月額US$20なので、安さを求めるなら「Notion AI」を検討しよう。

■「Notion AI」を実際に利用してみた

実際に、「Notion AI」に文章を生成してもらった。「Chat GPTとNotion AIの違いを教えて」と投げかけた結果は以下の通りだ。

Chat GPTとNotion AIは、どちらも自然言語処理技術を用いたAIです。Chat GPTは、特に対話を中心にしたテキスト生成に向いています。
一方、Notion AIは、Notionというプロジェクト管理ツールに統合された形で、文書の生成や編集など、より幅広いタスクに対応しています。つまり、Chat GPTはコミュニケーションに特化し、Notion AIは文書作成やプロジェクト管理に特化していると言えます。

この文章が出来上がるまでの時間はほんの数秒。「Notion AI」を使えば、計203文字のわかりやすい文章があっという間にできてしまうのだ。

■大変便利なツール、だが実用性は高くない

ここまで、「Notion AI」の魅力や実際に利用した様子を紹介した。「Notion AI」のすごさは理解できただろうか?

「Notion AI」を使って文章を生成すれば、業務効率化や生産性向上に大いに期待できる。AIツールに興味が湧いた人は、ぜひ一度使ってみてほしい。

とはいえ、現時点では「Notion AI」だけで記事を完成させるのは難しい。AIツールは所々正確性が欠けているため、必ず人間の手で推敲する必要があるのだ。

また、AIツールで生成した文章をそのまま投稿すると、Googleから低品質な記事だと判断され、サイト全体の評価が下がってしまう。そのため文章の型を作る、情報収集を効率化する、といった使い方としては有効だが、業務レベルの実用性はそこまで高くない。

「Notion AI」の発展に期待しながら、AIツールの活用方法について探っていきたいと思う。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していくので、ぜひ期待していてほしい。

公式サイト:「Notion AI

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