古民家復興までの記録、建築士が描くホテルのスケッチ集など、建築の魅力をさまざまな角度から楽しむ書籍をご紹介。読めば建築通に。
■スミツグイエ 東日本大震災からの古民家復興
●再生過程を写真や図説付きで紹介
東日本大震災による地震と津波で、全壊判定を受けた宮城県の古民家の、再生までを追う10年間の記録。設計・構法・技術などの建築的な要素を解説するとともに、施主の住まい・暮らしに対する価値観の変化などをレポートする。
著:君塚健太郎
建築資料研究社
2750円
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■東京ホテル図鑑:実測水彩スケッチ集
●ホテルの魅力をスケッチで解剖
建築士兼カラーコーディネーターの著者が世界観の際立つホテルに実際に泊まって描いた水彩スケッチ集。素材や色、寸法付きで23軒のホテルを紹介する。ミニマルホテルからラグジュアリーホテルまでホテルという空間の魅力を徹底解剖。
著:遠藤 慧
学芸出版社
2750円
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■【普及版】法隆寺――世界最古の木造建築
●世界最古の木造建築のすべて
世界最古の木造建築として知られる法隆寺。その解体修理にあたった宮大工の棟梁と、建築史家、建築科出身のイラストレーターが集結し、「法隆寺がどのようにして建てられたか」という問題を解決していく。本書片手に鑑賞に訪れたい。
著:西岡常一、宮上茂隆
イラスト:穂積和夫
草思社
1650円
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■教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方
●建築における“機能”と“美”
日本と西洋の建築史を一望し、観賞・設計・社会という3つのアプローチから建築を堪能する入門書。建築の見方と作り方を知れば、名建築の旅館や美術館で過ごす時間もより有意義なものになる。観光や町歩きのガイドとしても最適だ。
著:坂牛 卓
中公新書
924円
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