肌寒い日、酒を飲んだ後、疲れているとき…。「どうしてもラーメンが食べたい！」と思うタイミングは人それぞれだが、誰でもラーメンを無性に食べたくなることがあるだろう。しかし、コロナ禍の今、ラーメンを食べるためだけに外出するのは気が引ける。
そんなときにおすすめなのが、自宅で美味しいラーメンが食べられる「お取り寄せラーメン」だ。ここでは人気のお取り寄せラーメンの魅力に迫っていく。
■お取り寄せなら遠方の店の味も堪能できる
お取り寄せラーメンはインスタントラーメンより美味しい商品が多いものの、店で食べる味と比較すると、もちろん味は多少落ちてしまう。実際に食べに行った方が美味しいのは確かだ。
しかし、遠方だとコロナの影響もあってなかなか行けなかったり、行列ができていて入店するのが難しかったりする。「わざわざ足を運んだのに、肝心のラーメンが食べられない」なんてことになったらショックは大きい。
その点、お取り寄せラーメンなら食べたいと思った瞬間に作って食べることができる。在宅勤務の日や休日の食事として、今までなかなか行けなかった遠方の店のラーメンを食べてもよいだろう。
店とは違う具材を乗せ、自分好みのカスタマイズを楽しめるのもお取り寄せのメリットだ。外出の機会が減っている今のうちに好みの味を探しておき、コロナが落ち着いたら店舗に足を運んでみてはいかがだろう。
■全国から注文殺到！人気のお取り寄せラーメンは要チェック
お取り寄せラーメンは年々人気が高まり、販売数も急増している。コロナの流行によって、全国のラーメンが食べられる物産展やイベントが中止になっていることも影響しているだろう。
ここからは、数多くあるお取り寄せラーメンの中でも人気が高く、ラーメン通も納得の商品を5つ紹介する。どの商品を購入すればよいのか迷ったら、ぜひこの中から選んでみてほしい。
「琴平荘」中華そば（あっさり）
こちらの商品は、山形県鶴岡市にある旅館「琴平荘」の冬季限定ラーメンだ。店舗では旅館の閑散期でしか食べられないラーメンであるため、「幻の中華そば」とも呼ばれている。
岩手県産の高級丸鶏とアゴの焼き干し、さば煮干しなどで作り上げたスープは、深みのあるコクとバランスのよい醤油味が魅力的だ。麺はもっちりとしたちぢれ麺。付属のチャーシューとメンマとともに幻の味を堪能しよう。
「林泉堂」稲庭ラーメン
秋田名物の1つである「稲庭うどん」と、中華麺ならではのコシを融合させた新しいラーメン。スープは稲庭うどんでも使用される比内地鶏のガラスープに、魚介のダシをプラスしたものだ。麺は、稲庭うどんならではの上品で滑らかな舌触りと、中華麺らしいコシが特徴。
具材は付属していないが、茹でた鶏肉や麩をほんの少し乗せるだけで満足できるほどスープと麺が旨い。他にはない麺の食感を味わってみるのも一興だろう。
「麺や琥張玖 KOHAKU」味噌らーめん
北海道産の素材にとことんこだわった一杯がこちらのラーメンだ。豚骨と鶏ガラ、魚介の3種を組み合わせたダシをベースに、2種類の赤味噌と白味噌をブレンドした味噌ダレでスープの味をまとめ上げている。
麺は特注の中太麺で、スープをしっかりと絡めてくれるため、濃厚なスープとの相性は抜群だ。豚角煮とメンマが付属しているため、煮卵やネギを追加でトッピングすれば店さながらの見た目と味に仕上がる。
「中華そば しば田」中華そば
こちらは、中華そばの名店として知られている「しば田」の味がいつでも楽しめる商品だ。合鴨と地鶏の特製ダシをベースに、8種類の醤油をブレンドしたタレで作ったスープがとにかく美味しい。鼻に抜けるダシの香りと、和三盆や日本酒の甘み、コク深い醤油味は、まるで店で食べているかのような満足感を与える。麺は国産小麦のみを使用した、全粒粉入りの極細ストレート麺。
具材は含まれていないが、素ラーメンのまま食べてもよいし、鶏チャーシューやネギ、メンマを加えてもよいだろう。〆に白米と溶き卵を投入し、おじやを楽しむのもおすすめだ。
「煮干しラーメンにぼらや」煮干しラーメン
こちらは、熊本県にある人気店「にぼらや」のお取り寄せ商品だ。店で食べる味をそのまま再現できるよう、スープはストレートタイプになっているのが嬉しい。生麺を茹で、付属のチャーシュー、メンマ、ゆず、かつお節、海苔、黒七味をトッピングしたら煮干しラーメンが完成。
お好みで卵や水菜、ネギなどを加えても美味しいが、付属の具材だけで十分美味しい。煮干しや豚骨、鶏ガラを使用したコクのあるスープは、しつこさがなく最後の一滴まで飲み干せてしまう。
■オンライン帰省で家族に贈るのもアリ
ラーメンは1人で味わうのもよいが、複数人で感想を共有するのも楽しみ方の1つである。とはいえ、コロナ禍だと自宅に人を招くのも難しいため、オンライン飲み会やオンライン帰省でのお供にするのがよいだろう。
気になるラーメンをお取り寄せしてみて、美味しいと感じたラーメンを実家や親戚、友人などに贈り、一緒に食べながらビデオ通話する。それだけで誰かと食事を楽しむ満足感が味わえる。ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
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