この遊び心を忘れちゃいけないよね
現在Makuakeでプロジェクト開催中のbitt101。とにかくものすごいスペックで、この世に登場したのだ。

・最新の高性能プロセッサー搭載
・デュアルコアを持つ「RP2」採用
・LUAエンジン搭載
・マクロ機能、優れた反応速度、ゲーム機のようなスムーズな入力、楽しさ・可愛さを実現
・ちょっとした時にできるミニゲーム
えっと……。どういうことかな?
さらに、さらに。
・重量2.5kg以上の“重い”安定感
・“鉄製手作り”ハイエンドキーボード
・音と感触へのこだわり
・カスタマイズ
などなど。
とにかく現代人の多くがキーボードに求める要素とは一線を画す仕様となっている。2.5kgもある鉄製のキーボードを持ち歩くなんてもってのほかだし、なぜミニゲームが搭載されているのか?

しかしこのプロジェクトの実行者(開発者1さん)、何気にすごい人だったりする。京都大学大学院情報学研究科修士、機械学習を専攻の後、ヤマハ電子楽器研究所、サムスン電子メディア研究所で勤務するなどバリバリの“その道”の人なのだ。
ディープなキーボードマニアで設計とものづくりが得意なもう一人の実行者(開発者2さん)と共に、極々真面目に「本物の新しい」「本物のカスタム」キーボードを作ろうとしている。
電子基盤はもちろんハードウェアからソフトウェアに至るまで、すべてを再開発したという。最新の高性能プロセッサー「RP2」を搭載することで、マクロ機能や優れた反応速度を実現。また、ゲーム機のようなスムーズな入力、楽しくて可愛い画面出力が可能となっている。
キースキャンの速さ、LEDの色が変化する自然さ、反応速度、あらゆる部分で従来のQMKファームウェアを搭載するキーボードとは比べものにならない。
一点一点、鉄板を曲げ溶接を施し塗装するという製造工程にもゾクゾクする。大量生産では味わえないズレやテキスチャーもオリジナルの証だ。

さらにLUAエンジンが搭載されているためスクリプトを作成してキーボードに与えることができる。なに、心配することはない。スクリプトはファイルコピーで簡単に与えられるため素人でも楽しむことができる。
そして何より右上に設置されたモニター。ここでは搭載されたミニゲームで遊ぶことができるほか、キーボード自身の状態や統計を表示させたり、スイッチの寿命報告などもしてくれるという。

もちろんスクリプトを書けば自分専用のミニゲームも作ることができるとのこと。(予定)
まぁ、とにかく。
世界中に一定数いるといわれるキーボードマニアを満足させるだけでなく、まった興味のない一般ユーザーにも刺さるアイテムが登場したといえるだろう。
人生もキーボードも遊び心を忘れちゃダメよね。
【商品概要】
製品名:bitt101
公式HP:【bitt101】真のオリジナル、真のカスタム、鉄製手作りメカニカルキーボード
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