99674島焼酎と合わせたい郷土料理|夏、島焼酎が呼んでいる

島焼酎と合わせたい郷土料理|夏、島焼酎が呼んでいる

男の隠れ家編集部
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■焼酎と合わせたい島の味「郷土料理」

(※その他の写真は【関連画像】を参照)

●御赦免料理「いそざきえん」

バナナの葉に盛られた豪快な姿造り。お頭と奥がヒメダイ、真ん中がオナガダイ、手前左がキンメダイ、右がキハダマグロ。
海岸の流木を集めて建てたという築百数十年の古民家。店内は落ち着いた座敷席で区切られている。島寿司や各種島酒なども用意している。
もてなしてくれた女将の磯崎康子さん。

樫立地区にある島随一の郷土料理店。「御赦免料理」(1人前5720円・2名より要予約)は、かつて流人が罪を許されて本土へ帰るときに出された祝い料理がモチーフ。

新鮮な魚介類、自家栽培の野菜や果物など、島の貴重な食材を使った真心あふれる別れの料理を味わった先人を思う。

滋味深い麦雑炊は八丈島ならでは。明日葉の風味と里芋の食感がいい。
キンメダイの塩釜焼き。塩味のみで素材の味が引き立つ。
高級魚アカハタの唐揚げは具材たっぷりの甘酢ダレで。
最後は畑で育てたパパイアとバナナ。

※魚や果物など食材は日によって異なる

東京都八丈島八丈町樫立347
TEL:04996-7-0041
営業時間:11:00~15:00(14:00LO)、夜は当日15:00までの予約のみ(~22:00)
定休日:不定休

●島寿司「八丈島郷土料理 梁山泊」

八丈島伝統の「島寿司」(2200円・要予約)。
カウンターには八丈島や青ヶ島の焼酎がズラリと並んでいた。樽も珍しい。
焼酎の炭酸割りとレモンという神がかった組み合わせがたまらない。
「小笠原直送青海亀の煮込み」(1760円)は脂が味の決め手。コクとうま味が凝縮されている。

八丈島の夜、郷土料理と酒といえば「梁山泊」。座敷や個室のほかカウンター席もあるので一人でも気兼ねない。

ズラリと並ぶ島酒、旬の刺身に島寿司やくさやといった名物が揃う。島酒は夏は炭酸割りに、皮ごと食べられるフルーツレモンを搾るのがお勧め。爽やかな酸味が相性抜群だ。予約必須の繁盛店。

店の外観と2代目山田一行さん。食後は姉妹店の「Bar R」に行くのもいい。個性あふれる夜の店巡りも八丈島の楽しみ方の一つだとか。

東京都八丈島八丈町三根1672
TEL:04996-2-0631
営業時間:17:30~22:00(21:20LO)
定休日:日曜

●八丈島には宿泊施設もたくさん!「国民宿舎サンマリーナ」

野菜たっぷりの朝食。

底土海水浴場に近く、堤防釣りやサイクリングの拠点としても便利な好立地。

ロードバイクが趣味という主人・浅沼明さんの気さくな人柄がよく、清潔感あふれる館内でゆっくりくつろげる。ブルーの外観が目印。

南の島らしいオブジェ。伝統的な八丈太鼓も飾られていた。
主人の浅沼さんは八丈町商工会の副会長。観光のアドバイスなどもバッチリ。

東京都八丈島八丈町三根1291-9
TEL:04996-2-3010 
チェックイン・アウト:15:00・10:00
宿泊料金:1泊朝食付6710円~、素泊まり5610円~など

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