クルマに好きなものを詰め込み、好きな場所へ行く。そんな気兼ねのない冒険が車中泊の醍醐味だ。旅先でのあらゆる体験が人生を豊かにしてくれる。実例を参考にあなたも自由な旅へ──。
(※その他の写真は【関連画像】を参照)
※この記事は2025年12月号に掲載されたものです。
■“走る秘密基地”で作って遊び、旅をする
●静岡県/Osaさん Instagram/campa_holic

Osaさんの車中泊を始めたきっかけは、SNSでたまたま目にした海外の投稿だった。
「すぐに自分もやってみようと思いたち、クルマを決めた瞬間から妄想が膨らんでいきました。DIYで少しずつ形になり、自分にとてこのクルマは“走る秘密基地”、作る楽しさと遊ぶ楽しさが詰まった空間になりました。
バックドアを開ければ、どこでも調理ができて、泊まれる。何より、中にいるだけでワクワクします。この感覚が車中泊の一番の魅力で、5年経った今でも一から始めたくなるほどです」。
これだけの情熱を持ったOsaさんのDIYがすごい。

後部の窓を有孔ボードで塞ぎ、その前に収納棚が設置してある。棚にはキッチン用品がまとめてあり、開いた戸はテーブルとしても使える仕組みだ。
外側にはLEDのスイッチやUSBポート、電源タップ。さらに、棚の中の調味料ラックはそのまま外に持ち出すことができるので、車外でもスムーズに使えて便利だ。
このような自作した多機能家具がOsaさんのクルマには多くある。まさに“走る秘密基地”。Osaさんはこのクルマとともに各地を旅している。

「出かけるときはマップの航空写真で林道を辿り、川や砂防ダム、高台や林道の終点など、静かに過ごせそうな場所を探します。見つけた場所で珈琲や簡単なランチを楽しむ時間は、自分だけの隠れ家を見つけたような特別感があります。
今度は北海道を回りたいと考えていて、そのために走行充電やソーラーパネルも整えて、長い旅に備えていくつもりです」
OsaさんのDIYと、クルマの気ままな旅はまだこれから。
■CAR DETAIL
●TOYOTA ランドクルーザー 78プラド

角ばった四角い形と、C型鋼材で自作した前後のバンパーのラフな雰囲気。多少の雑さも味として楽しめるのが、このクルマの面白さだという。
■DIY POINT
●バックドア
調理台とテーブルを設置。限られたスペースを生かす。

■GOOD ITEM
●パーコレーター
蓋のノブをガラス製に変更し、エイジング加工を施した愛着ある一品。

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