「ツリーイング」というアクティビティをご存知だろうか? ツリーイングは、大自然のなかロープを使って木登りをするアクティビティだ。
体をしっかり固定するロープを使って登るため、手をロープから離しても落ちる心配はない。秋の美しい紅葉を一緒に楽しめるので、冬本番が来る前にぜひ挑戦してみてほしい。
本記事では、ツリーイングの魅力や必要なアイテム、体験できるおすすめスポットを紹介する。ライフスタイル誌から誕生した男の隠れ家デジタルが、知的好奇心をくすぐる情報を解説しよう。
■ツリーイングとは? アクティビティとしての魅力
ツリーイングは、ロープを使って木登りをする新しいアクティビティだ。専用ロープと安全ベルトを装着して行うため、背の高い木や不安定な木でも安全に登ることができる。
ツリーイングの魅力は、木登りという非日常的な自然体験を味わえることだ。高い木の上に立って見る景色は美しく、季節ごとの色とりどりな景色を堪能できる。「子どものころ、木登りが好きだった」という人は特に、子ども心を思い出して熱中できるはずだ。
また、ツリーイングの実施には特別な技術や体力は必要なく、コツを掴めば足の力だけで簡単に登れるため、体力に自信がない人でも無理なくチャレンジできるのも魅力の一つ。ツリーイングを行える施設は近年増加傾向にあり、子どもから大人まで楽しめるアクティビティとして注目を集めている。
■ツリーイング実施に必要なアイテム
ツリーイングを安全に行うためには、ロープやハーネス、ヘルメット、カラビナなどが必要になる。しかし、これらのアイテムは施設側で用意してくれることもあるため、必ずしも自身で用意する必要はない。
体験時に支給されない場合でも施設によってはレンタルできるので、ツリーイングを行うまでの初期コストを抑えられる。自身で用意すべきアイテムとしては、以下のようなものが挙げられる。
・帽子やバンダナ
・ヘアゴム
・軍手
・タオル
・着替え
ツリーイングを楽しむにはアイテムも重要だが、実施するときの服装にも注意する必要がある。ツリーイングは体を動かすアクティビティなので、動きやすくて丈夫な服装をおすすめする。
シューズは滑りにくく、力が伝わりやすいものを用意しよう。また、ツリーイングは基本的に森のなかで行うため、紫外線防止として帽子をかぶることが推奨される。
■ツリーイングを体験できるおすすめ施設3選
ツリーイングは最近できたアクティビティなので、体験できる施設はそう多くない。実際にツアーとして開催しているスポットを3つ紹介しよう。
【1.福島県|せせらぎオートキャンプ場】
「せせらぎオートキャンプ場」は、家族みんなでアクティビティやバーベキューが楽しめるスポットだ。大人はもちろんのこと、子どもも気軽にツリーイングを体験できる。
本スポットではインストラクターの指導のもと行われるため、初めてツリーイングを行う人でも安心だ。ちなみに利用料金は、大人・子ども共通で1人1,000円である。
(詳細情報)
場所:福島県南会津郡南会津町大桃字平沢山
アクセス:東北自動車道白河IC~車で約2時間
公式サイト:https://redbean-camp.com/
【2.群馬県|猿山-モンキーマウンテン】
「猿山-モンキーマウンテン」では、地上10mの木の上から美しい景色を眺めることができる。樹上のハンモックでカフェタイムも満喫可能だ。
本スポットではツリーイングのほかにも、猿山ブランコや地上6mの綱渡りも体験できる。非日常的な自然体験を求めている人におすすめのスポットだ。
(詳細情報)
場所:群馬県利根郡みなかみ町川上131‐5
アクセス:関越道水上IC~約1㎞
公式サイト:https://saruyama-tree.com/
【3.奈良県|エバーグリーン】
3つ目に紹介する「エバーグリーン」は、春夏秋冬どの季節でもアウトドアを満喫できるスポットだ。ツリーイングに必要なアイテムは参加料金に含まれているため、わざわざ自身でアイテムを購入せずに気軽に体験できる。
時期によってツリーイングの開催タイミングは異なるので、参加を検討している人は公式サイトを随時チェックしよう。
(詳細情報)
場所:奈良県五條市原町312
アクセス:京奈和自動車道・五条北ICから約7分
公式サイト:https://www.evaguri.com/
■まとめ
本記事では、ツリーイングの魅力や必要なアイテム、体験できるおすすめ施設を解説した。
ロープを使って木登りをするツリーイングは、日常を忘れて大自然を満喫できる新しいアクティビティだ。必要なアイテムは施設が用意してくれることもあるため、週末に時間が空いている人は、冬本番になる前にぜひツリーイングの参加を検討してみてほしい。
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