72683時間やお金に縛られない夫婦+愛犬で旅する車中泊Style

時間やお金に縛られない夫婦+愛犬で旅する車中泊Style

男の隠れ家編集部
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■快適なスペース作りで車中泊を家族で満喫

●岐阜県/takeさん Instagram/vw1303take

時間に縛られない自由度が車中泊の最大の魅力だという。

「お金をかけずに旅に出かけたいね」と夫妻で話していたtakeさん。もともと25年ほど前にTOYOTAのデリボーイで車中泊をしていた経験があり、現在のプラドに乗り換えてからすぐに再開したという。旅の目的はきれいな景色を見ること。景勝地に出かけてはSUPやトレッキング、釣りを楽しんだり、時には歴史を感じる街へ向かうことも。

旅を一緒に楽しむのは愛犬のこごみちゃん。そんな家族水入らずの旅を、より快適なものにするために取り組んだのが“クルマのDIY”だ。まず最初に行ったのは夫婦と愛犬が快適に寝るためのベッドの制作。

チワワのこごみちゃんも夫妻と共に車中泊の旅を満喫。
DIYで天井をウッディ仕様にしたので、車内にいながら山小屋のような雰囲気が感じられる。

イレクターパイプと羽目板で作ったベッドは、高低差を活用してテーブルとしても使える優れものだ。予算はわずか1万円。そして極め付きが、2000円ほどの予算で作った吊り下げ型のキッチンテーブル。一枚板をオールドワックスで仕上げ、コーヒーで染めた綿のロープでラゲッジドアから吊るすだけのテーブルだが、調理場所が確保でき、旅の快適度は大幅にアップした。

夕食後はラゲッジドアを開けて、開放的な気分でのんびりとした時間を楽しんでいる。
寝る時以外は、その高低差を活用してテーブルとして使うこともできる自作のベッド。

ベッドが完成したら、次に「天井のウッド化」。車中泊での家族団らんの場は車内なので、とにかくクルマの雰囲気を消すことを目標にしたという。方法は羽目板にウッドワックスで色を入れて天井に張り付けるだけ。こちらも予算はわずか1万円ほどだが、おかげで車内は山小屋のような雰囲気に。

「時間に縛られることからの開放が車中泊の魅力ですが、快適なスペース作りを心がければ、さらに楽しくなると思います」とtakeさんは笑顔で語ってくれた。

山小屋のような木の天井。
車の雰囲気を消すために、羽目板に色を入れて天井に張った。
自作のベッド兼テーブル。
イレクターパイプと羽目板で自作したtakeさん自慢の一画。
吊型ラゲッジドアテーブル。
使わない時や走行中は、板をロープから外せば省スペース。
イギリス生地のカーテン。
一番難儀したカーテンの選択。出合うまで随分時間がかかった。
自作のウォールポケット。
8号帆布を使用。使わない時はロールアップすれば目立たない。
Yakimaのルーフボックス。
車内スペース確保のため、大容量ルーフボックスを設置。

●CAR DETAIL:TOYOTAランドクルーザー・プラド

25年ほど前にやっていた車中泊を、このプラドに乗り換えてからすぐに再開した。

25年ほど前にやっていた車中泊を、このプラドに乗り換えてからすぐに再開した。

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