車の屋根に設置するテント「ルーフテント」はご存知だろうか? ルーフテントの設置作業は意外と簡単であり、気軽に開放感を味わうことができる。注意点さえしっかり守っていれば、アウトドア初心者の方でも問題なく取り組めるはずだ。

そこで本記事では、ルーフテントが注目されている理由や注意点、選び方とおすすめ製品を解説する。最後まで読むことで、ルーフテントの魅力を理解できた上で、自分好みのルーフテントを購入できるだろう。

ルーフテントとは?

「ルーフテント」で車上泊を行う新しいアウトドアスタイルが今注目を集めている。このルーフテントとは、車の屋根に設置するテントのことを指す。ルーフテントの設置作業は意外と簡単であり、準備にあまり手間がかからない。

また、テントを使用しないときはコンパクトに畳めるため、ルーフテントが邪魔になることはなく快適にアウトドアを楽しめる。さらに、ルーフテントの中に寝袋や毛布などを用意しておけば、自宅の寝室と同じように睡眠・休憩を取ることができる。

このルーフテントを使ったアウトドアは難しそうに感じるかもしれないが、やり方と注意点さえ理解しておけば、アウトドア初心者の方でも簡単に実施することが可能だ。ルーフテントに興味がある方は、ぜひ一度検討してみてほしい。

ルーフテントが注目されている3つの理由

ルーフテントの基礎概要については大まかに理解できただろうか? 続いて、ルーフテントが注目されている理由を解説する。ルーフテントの魅力を深く知ることができるはずだ。

開放感を味わえる

ルーフテントが注目されている理由1つ目は、車の屋根にテントを設置することで開放感を味わえるためだ。車の上にテントを設置すれば、必然的にほかの人より目線が高くなり、遠くまで見渡すことができる。夜の静かな時間や朝日が登る瞬間などを、普段とは違う雰囲気で迎えられるはずだ。

ファミリーでも広々できる

ルーフテントの種類によっては屋根からはみ出るほど大きなタイプもあるため、ファミリーでも広々と過ごすことが可能だ。また、サイドオーニングなどを用いれば、もっと広い範囲でルーフテントを展開できるので、車上泊をさらに満喫できる。

「家族揃って出かけると車の中が狭くなってしまう」という悩みを抱えている方に、ルーフテントはおすすめだ。

すぐに休憩できる

ルーフテントが注目されている理由として、すぐに休憩できることもあげられる。ルーフテントの中には設営を短時間で行えるモデルもあり、テントを展開するまでに時間がかからない。また、自動でテントの形に起き上がるタイプも存在する。

そのため、ルーフテントの設営にはあまり時間がかからず、すぐに休憩ができるという魅力がある。長時間のドライブに疲れたなら、途中でテントを設営して休憩を取ることもできる。

ルーフテントを使う際の注意点3つ

ルーフテントが注目されている理由がわかったところで、注意点についても解説する。注意点を知らないと大きなトラブルに繋がる恐れもあるため、必ず確認しておこう。

車の高さ制限

ルーフテントを使う際の注意点1つ目は車の高さ制限だ。ルーフテントは車の上に設置するため、駐車場やトンネルの高さ制限に引っかかりやすくなる。そのことから、予定していたアウトドアを実施できなくなる可能性もあるため注意しよう。

また、乗用車ではなくキャンピングカーにルーフテントを設置する場合、さらに車の高さが増すため、ルーフテントを取り付ける前に高さを予め計算しておこう。

テントの重量制限

ルーフテントを取り付ける際には「ルーフキャリア」という部品を取り付ける。そのルーフキャリアには積むことができる重量が定められており、その重量を超えるルーフテントを設営すると、大きなトラブルに発展する恐れがある。そのためルーフテントを設置する際は、必ずルーフキャリアの重量制限を調べよう。

冬場は特に寒い

ルーフテントを使う際の注意点3つ目として、冬場は特に寒いことがあげられる。ルーフテントは車の上で位置が高く、風通しが良好なので、寒さの影響を受けやすい。特に冬の場合は屋外と同じ環境で睡眠を取るため、防寒対策を徹底しないと寒さで凍えてしまうだろう。考えられる防寒対策は以下の通りである。

  • インナーテントを使用する
  • 寝袋・シュラフを用いる
  • 毛布を使って暖かくする
  • 湯たんぽやカイロを用意する

冬場は防寒対策を十分に行い、快適にルーフテントを楽しもう。また、車中泊における防寒対策については「冬の車中泊の防寒対策で便利な10のアイテムと注意すべきこと」で詳しく解説している。もっと効果的な防寒対策を知りたい方はぜひチェックしよう。

ルーフテントの種類

前項では、ルーフテントを実施する上での注意点を解説した。続いて、ルーフテントの種類をそれぞれ詳しく見ていこう。ルーフテントの理解がさらに深まるだろう。

シェル型

シェル型は側面が三角形になっているルーフテントであり、テントの展開や収納を簡単に行える。少し小さいテントではあるものの、1〜2人程度の少人数であれば快適に過ごせるはずだ。

ただし、テントが三角形なこともあり、ほかのルーフテントに比べると開放感が欠けてしまう。そのことから、ソロキャンプもしくは2人で行うアウトドアにシェル型は向いている。

タワー型

タワー型のルーフテントは長方形であり、広々とした空間を確保できる。また、製品によっては左右に小さめの窓が付いているため通気性に優れ、夏でも快適にアウトドアを楽しめる。

しかし、その分展開や収納面にやや難があり、慣れていない方だと手間を要してしまう。さらに製品によってはハンドル式のタイプで、使い勝手が優れないテントもあるため注意しよう。

ただ、最近のタワー型は簡単に展開できるタイプもあるため、タワー型を選択する際には展開・収納方法をしっかり確認しておこう。

トップテント型

トップテント型のルーフテントは、車の上にそのまま設置するテントだ。広々とした空間が魅力的であり、ほかのルーフテントとは一味違う開放感を体験できる。ファミリーや大勢でアウトドアを楽しみたい場面におすすめだ。

ルーフテントの選び方

ルーフテントの種類については理解できただろうか?次に、ルーフテントの選び方を3つの観点から解説していく。用途に合った最適なルーフテントを選択するためにも、事前にチェックしておこう。

ルーフテントを使用する人数

ルーフテントは使用する人数に合わせて選ぼう。ルーフテントには大きく分けて3つの種類があり、宿泊する人数によって適したテントが異なる。「大人数で使うためにルーフテントを買ったのに全く快適に過ごせない」という後悔に繋がる恐れもあるため、人数を考慮して慎重に検討しよう。

例えば、気軽にアウトドアを実施したいソロキャンプを主とする方にはシェル型、ある程度の広さを確保してファミリーで使用したい方はタワー型、大人数で本格的なキャンプを楽しみたい方はトップテント型といった感じだ。ルーフテントを使ったアウトドアを最大限楽しむためにも、製品を選ぶ際は使用する人数を考慮しよう。

テントの組み立て方や収納方法

テントの組み立て方法や収納方法にこだわって製品を選ぼう。ルーフテントの種類によって展開方法や収納方法がさまざまであり、アウトドアの快適さを左右する。また、購入する人の性格なども考慮する必要がある。

テントの組み立てが面倒という方には、全自動組み立てタイプがおすすめだ。ボタン一つで自動で設営できるため、テントの組み立てに手間がかからない。一方、組み立て作業も楽しみたいという方は自身で組み立てるタイプ、あるいは半自動タイプを選択しよう。全自動タイプに比べて費用を抑えられるためおすすめだ。

テントの耐水性

ルーフテントは耐水性も重要なので、購入する前に必ず確認しておこう。特に長期で行うアウトドアにおいては、突然の雨や雪に遭遇する可能性も十分ある。そんなとき、テント内に雨が浸水してしまっては、せっかくのアウトドアが台無しだ。快適にアウトドアを楽しむためにも、必ずテントの耐水性をチェックしよう。

なお、この耐水性は「耐水圧〇〇mm」という記載がされている。ルーフテントを購入する際にぜひ一度確認してみてほしい。

ルーフテントのおすすめ製品5選

ルーフテントの選び方がわかったところで、最後にルーフテントのおすすめ製品を5つ紹介しよう。自分好みの魅力的なルーフテントが見つかるはずだ。

Smittybilt XL Overlander Tent

ルーフテントのおすすめ製品1つ目は、「SmittybiltのXL Overlander Tent」だ。本製品は4人まで入る大きなルーフテントであり、複数人で行うアウトドアに向いている。また、テント自体がかなり大きいため、車体の横に日陰を意図的に作り出すことが可能だ。

さらに、テントの天井に窓があり夜中には星空を眺められるので、ゆったりリラックスしたいファミリーにおすすめのルーフテントだ。

  • 設営方法:組み立て式
  • 重量:約60kg
  • 形状:テント型
  • 収容人数:4人

くるまドットコム ルーフトップテント

2つ目に紹介するおすすめ製品は「くるまドットコム ルーフトップテント」だ。折り畳み式のルーフテントであり、すぐにテントを展開することができる。一般的なルーフテントよりも設営が簡単なので、初めてルーフテントを購入する方にもおすすめ。

また、4方向に防虫メッシュカーテンが備わっており、高い通気性を確保している。防水性に優れているほか、スマホなどの小物を入れる収納ポケットが付いているのも便利である。収容人数は2人であるため、カップルでアウトドアを行う場合に向いている。

  • 設営方法:組み立て式
  • 重量:約52kg
  • 形状:テント型
  • 収容人数:2人

YAKIMA スカイライズHD ルーフトップテント

ルーフテントおすすめの製品3つ目として、「YAKIMA スカイライズHD ルーフトップテント」があげられる大きめのルーフテントで、大人3人まで収容可能。また、雨が降っても安心な耐水圧3000mmが備わっているため、全シーズンにアウトドアを満喫できる。

収納時は非常にコンパクトであり、収納時の防水カバーも付属している。そのほか、天窓がある、小物が入るポケットが付いている、メッシュ性で通気性が高いなど、テントの中で快適に過ごすための工夫がいくつも施されている。広々と快適に使えるルーフテントを探している方におすすめだ。

  • 設営方法:組み立て式
  • 重量:約60kg
  • 形状:テント型
  • 収容人数:3人

通商国際 ルーフテント

4つ目に紹介するルーフテントは「通商国際のルーフテント」だ。サビに強い油圧昇降式が採用されており、設営がスムーズに行える。高い通気性を確保していると同時に、虫の侵入を防止するメッシュパネルなので、虫が苦手な方にもおすすめだ。

そのほか、マットレス床や昇降用のはしご、天井に取り付けるLEDライトなど、付属品が充実している。高機能で安心してルーフテントを利用したい方に向いている製品だ。

  • 設営方法:半自動タイプ
  • 重量:約67kg
  • 形状:タワー型
  • 収容人数:-

テンシクロジット ルーフテント

最後におすすめするルーフテントは、「テンシクロジット ルーフテント」だ。三角形でコンパクトな外見が特徴的であり、車に取り付けてもおしゃれである。見た目はコンパクトではあるが、テント内は意外と広く、2〜3人が就寝できる広さを確保している。

10分ほどで組み立てられるため、設営が面倒な方にもおすすめだ。アウトドアを快適に満喫したい方は、ぜひ一度検討してみよう。

  • 設営方法:半自動タイプ
  • 重量:-
  • 形状:シェル型
  • 収容人数:2〜3人

まとめ

本記事では、ルーフテントが注目されている理由や注意点、選び方とおすすめ製品を解説した。

ルーフテントは車の屋根に設置するテントであり、目線が高くなることから開放感を味わうことができる。ファミリーなどの大勢でも気軽に楽しめるほか、アウトドア初心者の方もやり方と注意点さえ理解すれば、問題なく実施できるはずだ。

本記事を読んでルーフテントに興味が湧いた方は、ぜひ本記事で解説したルーフテントを理解し、自分好みの製品を探してみよう。いままでにないアウトドアを味わうことができるだろう。

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