74441秘密基地でこぢんまり自分のペースで車中泊

秘密基地でこぢんまり自分のペースで車中泊

男の隠れ家編集部
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■便利にし過ぎないのが良い。ひとり時間をこっそり楽しむ

●沖縄県/カメコローさん Instagram/kame4397

メインテーブルに脚をつけ、ラゲッジドアの下で使えるように。コーヒーを飲みながら、通りかかったお婆ちゃんと楽しく会話することも。

マットの上にゴザを敷いて寝転がるのは、なんとも沖縄らしいスタイルだ。

第一子が誕生した令和元年にクルマを購入。遠出の際に持病のある妻が休めるよう、車内環境を整えていったというカメコローさん。

荷室のフルフラット化が完成した時点で嬉しくなり、早速ひとりで車中泊を試して以来、少年時代に憧れた「秘密基地」にどっぷり。ワクワク感がなんともいえず「この場所でこっそり食べるご飯は、何でも美味しい」と笑う。

天井の収納は空間を圧迫しない高さに。横に渡した板がメインテーブル。
夜はカーテンで秘密基地感を。

カメコローさんが重視するのは3点。「デッドスペースの活用」「多機能」「展開のしやすさ」だ。

床下に約8㎝の空間を作り、天井に棚を作って収納スペースを確保。穴を開けたメインテーブルは、下に排水用の受け皿を取り付けることでシンクにも。面倒くさがりという性格から、荷室は1分以内にフラット化できる設計にした。

「車内はシンプルで、ポータブル電源も小型のものだけ。便利にし過ぎるとつまらなくなってしまいそうで、今がちょうど良いんです」

沖縄は冬が車中泊シーズンとか。“秘密基地”での時間が増えそうだ。

デッドスペースの収納。使用頻度の低い物は床下に並べ、布団や食器類は頭上の棚に。
自作のフロントテーブルはワンタッチで取り付けられ、ハンドルや助手席に装着可能。
夜はLEDランタンの明かりの下、誰にも邪魔されずに趣味の読書を楽しむ。

●CAR DETAIL:SUZUKI エブリイ

小回りが効く軽バンで、車高はやや高め。荷室も車中泊に十分な広さだ。

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