100318昭和時代、憧れの寝台列車「ブルトレに泊まる」|コンセプトホテル○○に泊まる

昭和時代、憧れの寝台列車「ブルトレに泊まる」|コンセプトホテル○○に泊まる

男の隠れ家編集部
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■ブルートレインたらぎ(熊本県)

(※その他の写真は【関連画像】を参照)

遠くからでも青い車体が光る。路線の上に佇む姿は堂々としており、今にも走り出しそうな力強さを持っている。

たらぎ発、夢の国行き、今夜出発します──。昭和33年(1958)に運行を開始し、東京〜熊本間を結ぶ寝台列車として活躍したブルートレイン「はやぶさ」。

多くの鉄道ファンに愛されていたが、平成21年(2000)ダイヤ改正を機に惜しまれつつも現役を引退した。

そんな伝説の寝台列車に乗車し、当時の雰囲気を満喫できるのが「ブルートレインたらぎ」だ。廃止が決まった「はやぶさ」を熊本県の多良木町が買い取り、簡易宿泊施設としてリニューアルを施し、トレインホテルに生まれ変わった。

ドアの先は、すぐに飲食スペースを用意。なお、宿泊部屋内での飲食は禁止されている。

飲食スペースや宿泊部屋などはもちろん、枕元のアラームや読書灯など細かい設備は当時のまま大切に保管されている。ホテルの施設は「はやぶさ」のヘッドマークを冠する「スハネフ形」と「オハネ形」の2両で構成されている。

鉄道ファンならずとも、ブルトレの虜になること間違いなしだ。

「輝き続けるブルトレに会いに来て下さい。」(広報・平田真人さん)

開放型4ベッドタイプ用車両。
車掌室の装置。貴重な設備が大切に保管されている。
現役時代の洗面所。現在利用はできないが往時の雰囲気を伝える。

個室

宿泊部屋。枕やシーツが用意されており、寝るときには自分で椅子の上に敷く。現役時代の雰囲気そのままだ。

ブルートレインたらぎ
熊本県球磨郡多良木町多良木1534-2
TEL/0966-42-1120
料金/1泊素泊まり3140円~
客室数/25室
チェックイン・アウト/14:00・12:00

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