木の家に暮らすという喜び

「木の家がいいのは、自然体で大らかに暮らせるから。傷ついたり手間がかかったりしても、使い込むほどに味わいが増して、愛着が湧いていきます」

そう話すのは、ハウスメーカー「BESS」のPRを務める榎本憲さん。「BESS」は、本格的なログハウスや都市型木の家から、梺ぐらしが似合う家まで、5シリーズをラインナップ。「住む」より「楽しむ」をテーマにした家づくりを行い、ログハウスの楽しみを提唱している。

「今の時代、家を持つことは、資産価値より活用価値。家は、楽しい暮らしのための道具であるべきだと、『BESS』は考えています。吹き抜け、大きなウッドデッキなど、効率重視とはいえない価値観を大切にしながら家づくりをしていますが、なにより『楽しい暮らし』であることが大切。この、メンテナンスフリーの時代、手を掛ける楽しみを味わえるのも特徴です」

ログの塗装は、条件により早まる可能性もあるが、外壁は10年を目安に、ウッドデッキは1年に一回行うことが推奨されている。また、木の家を芯から温めてくれる薪ストーブはログハウスと好相性だが、こちらも定期的なメンテナンスが必要だ。薪の仕入れや乾燥、薪割などの準備は、日常仕事になるが、作業そのものを『楽しみ』として感じている人が多いという。

「メンテナンスをきっかけに家の内外でDIYを始めたり、薪を調達するために森へ出かけるようになったり、行動派の性格になるなど、『ライフスタイル』そのものが変化する楽しみもあります」

もちろん、優れた断熱性や調湿性、森林浴効果、有害な紫外線を吸収してくれるなど、木本来が持つ様々な恩恵も。多機能でありながら何より「楽しい暮らし」を実現してくれる木の家。木がもたらす効果とは、絶大なのだ。

【DATA】
予算: 1865万6千円~(写真のカントリーログの場合)※建築地域の条件により異なる
間取り: 3DKなど
メンテナンス: 建物の完成後も木が呼吸しているログハウスでは、メンテナンスが重要。定期的な塗装を行うことで、建物の味わいも深まり、何代にもわたって使い続けることのできるログハウスになる。

(問い合わせ)
「LOGWAY BESSスクエア」
tel.03-3462-7000
https://www.bess.jp

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地方で家を探すには?

物件探しのコツ

人口が少ない田舎では、不動産に出回る物件があまり豊富ではない。ぜひ活用したいのが、自治体が運営する空き家の仲介サービス『空き家バンク』だ。自治体ごとに利用法や内容が異なるため、移住検討エリアの情報を小まめにチェックしよう。また、持ち主が分かれば直接交渉や知人からの紹介という手も。地域での人脈作りこそ、希望の物件を見つける一番の近道といっても過言ではない。

借りるか、買うか

気軽な賃貸も、憧れのマイホームも、どちらも一長一短があるので好みの問題。ただ、移住と同時に家を購入するのは高リスク。まずは地域のことをよく知った上で土地探しをするのが望ましい。できればお試し的に賃貸で移住生活をした後、じっくり土地を探すと失敗がないだろう。ただし、田舎の場合、売買物件にも増して賃貸物件が乏しいケースも少なくない。

周辺環境の確認

自然豊かな土地での暮らしは、楽しみが多い分、都市生活にはない不便さやリスクも。土地や建物だけにとらわれず、時間帯や季節を変えて訪れ、周辺環境もしっかり確認しよう。山間地域では、日照時間の確認が重要。山の陰にあり、一日まったく陽が差さないという物件もある。台風や大雨、洪水、崖くずれ、塩害、冬の積雪や凍結など、一年を通してのリスクも要確認。

契約は慎重に

購入の際は、『市街化調整区域』かどうかの確認を。土地代が安いものの、商売が制限されている、住宅ローンの審査が通りにくいというデメリットがあるので注意が必要だ。また、不動産業者を介さず、持ち主と個人間売買をする場合は、司法書士や個人間売買専門の業者に仲介してもらうのがベター。賃貸の場合は、リフォームにまつわる費用負担の有無やその他ルールを契約前に確認を。

写真・取材・文/曽田夕紀子  写真提供:BESS