Withコロナや働き方改革の促進により、会社に出社しなくても働ける時代が到来した。近年は個人事業主も増加傾向にあり、もはや“オフィス”というものは、そこまで重要なファクターではなくなってきているのかもしれない。
そのことを象徴するかのように今注目されつつあるのが、デュアルライフ(二拠点生活)だ。株式会社アドレスでは、全国どこでも定額制で住み放題・多拠点コリビングサービス「ADDress」を展開し、2020年11月にはサービス拠点が100に到達した。
「新しいデュアルライフ(二拠点生活)」で叶える、ゆとりを持った働き方
デュアルライフとは、2つの地域に拠点を持って生活をすることである。従来この言葉は、富裕層や時間に余裕があるリタイヤ層のライフスタイルを指していた。平日は都心部で仕事をして、週末や長期休暇は別荘地の別宅と、2つの拠点を行き来しながら生活をするライフスタイルのことだ。
しかし今注目されているのは、20~30代の必ずしも時間とお金に余裕があるわけではないビジネスパーソンが始めた「新しいデュアルライフ」である。
新しいデュアルライフは、個人事業主やフリーランスといった働き方にとらわれない人々が、拠点を移動しながら働くライフスタイルのことを指す。従来のデュアルライフと違うところは、拠点間の移動が必ずしも休暇のためではないところだ。仕事は続けつつ生活拠点だけを移す、それが今注目されているデュアルライフなのだ。
この場所に縛られない新しいライフスタイルには、脱都会や地域交流による心にゆとりを持った働き方、生産性や発想力の向上効果が期待されている。
定額制でデュアルライフが楽しめる「ADDress」
株式会社アドレスでは、個人事業主やフリーランスの二拠点生活をサポートするサービス「ADDress」を運営している。ADDressは全国どこでもサブスクで住み放題、多拠点コリビングサービスであり、2020年11月時点には記念すべき100拠点目がオープされた。
ADDressは、空き家をはじめとした日本各地の中古物件をリノベーション・運営することで、拠点の提供と空き家問題の解決を同時に実現している。会員は、海に臨む元民宿や情緒漂う古民家など、物件ごとの個性を楽しみながらいくつもの拠点を利用でき、地域にとっては関係人口の創出ができる。ADDressは、双方にとって利点の多いサービスだと言える。
ちなみにADDressでは、二拠点・多拠点生活の目的は問わない。ワーケーションとして活用できるほか、定年後の夫婦が各地をめぐりながら暮らすために利用することも可能だ。
低価格で多拠点生活が楽しめる
ADDressの大きな魅力は、なんといってもコストの低さだ。個室を中心に寝室はしっかりと確保しつつ、キッチンやリビングは共有スペースとして活用。光熱費やネット環境、調理器具やアメニティの使用もすべて含めて、月額4万円からサービスを利用できる。また、提携宿泊施設の個室も提供しているため、プライバシーを守りながら長期滞在したい方が利用しやすい物件も用意されている。会員の同伴者は1名まで追加料金無しで利用が可能なため、夫婦やパートナーを同伴しても定額なのは嬉しいポイントだ。
会員になれば、拠点を移動するときにANAの国内線が月額プラス3万円で月4便まで使えるようになる。JR東日本の特急券・乗車券の金額に応じたポイント還元も受けられるため、移動費用もお得に抑えられる。まさに、必ずしも裕福なわけではない若者層に注目されている「新しいデュアルライフ」には嬉しいサービス内容になっているのだ。
魅力は、価格だけにはとどまらない。家守や共同生活を送る会員同士の交流はもちろん、地域住民と交流しながら働けるところも大きな魅力だ。地方ならではの自然や人の温かさに触れれば、都会の生活で疲れた心もじっくりと癒やせるだろう。
脱オフィスの流れが進む中、デュアルライフの需要は今後さらに高まっていくことが予想される。ゆとりを持った新しいライフスタイルの選択肢として、二拠点・多拠点生活を検討してみてはいかがだろうか。
【サービス概要】
ADDress公式サイト: https://address.love/
「いつもの場所が、いくつもある、という生き方。」