52289やる気を一瞬で高める「5秒ルール」とは? 面倒くさいを吹き飛ばすテクニックを解説

やる気を一瞬で高める「5秒ルール」とは? 面倒くさいを吹き飛ばすテクニックを解説

男の隠れ家編集部
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「なんだが今日はやる気が出ない」

「やらなきゃいけない仕事があるけど後回しにしてしまう」

やる気が出なくてダラダラと過ごしてしまうことはないだろうか? そんな場合に一瞬で解決できる「5秒ルール」について解説しよう。「面倒くさい」その気持ちをすぐに吹き飛ばすことができるはずだ。

■やる気を一瞬で高める5秒ルールとは?

やる気を引き出す5秒ルールは、「メル・ロビンス」氏が提唱した行動メソッドだ。何か行動をしようと思った時に「5、4、3、2、1」と頭の中でカウンドダウンを行い、ゼロになった瞬間に行動を始めるというものである。

人間誰しも「やる気が起きない」と思う瞬間が必ずあるはずだ。しかし、この5秒ルールを活用することで、「行動するのが面倒」「後回しにしたい」という気持ちに関係なく、すぐに行動に移すことができる。この5秒ルールを取り入れて行動し続けられるようになれば、自分の理想とする人生を歩むことができるだろう。

■5秒ルールがやる気を引き出す理由

なぜ頭の中でカウントダウンするだけでやる気を引き出せるのだろうか?「メル・ロビンス」氏は脳の「自動運転」と「非常ブレーキ」について、下記のように言及している。

脳の「自動運転」とは、無意識に行える習慣化された行動のことである。具体的には食事や歯磨き、通勤などがあげられる。それらの行動は「自動運転」の作用が働いているため、誰でも抵抗なく当たり前のように続けられる。

一方で脳の「非常ブレーキ」は、いつもと違った行動を取る際に止めようとする作用である。例えば、サラリーマンを辞めて起業しようとした場合、「どうせうまくいかない」「もっと大変になる」など、起業をストップするための理由が次々と思い浮かんでしまう。このような失敗を恐れて行動にブレーキをかける作用が「非常ブレーキ」である。

しかし、5秒ルールを活用すれば脳が出す「非常ブレーキ」を抑制できる。5秒という短い時間では「やらない理由」を考える暇がないため、瞬間的に行動に移すことができるのだ。また、人間は一度行動してしまえば一貫性の原理により、その先も同じ行動を続けやすくなる。

つまり、5秒ルールをマスターすれば初めての挑戦でも臆さず行動できるだけでなく、その後も長期的に走り続けることができるのだ。

■5秒ルールを使う際に意識すべき2つのポイント

最後に、5秒ルールを使うときに意識すべきポイントを2つ解説する。5秒ルールをより効果的に活用するためにも、事前に確認しておこう。

【ハードルをひたすら下げる】

5秒ルールを活用する上では、ハードルをひたすら下げることが重要だ。いきなり難しいことからチャレンジしようとすると、先ほどの「非常ブレーキ」が作用しやすくなるためだ。

例えば、「今日一日でやるべきことを全て実行する」ではなく、「とりあえず簡単な仕事だけを終わらせる」という考えで5秒ルールを実行しよう。行動の先に大きな目標があったとしても、まずはハードルを下げてやれることから行動に移そう。

【行動した後に考える】

「5秒ルールを活用して後悔したら嫌だな」という不安があって実践できない方もいるだろう。そんな場合は、行動した後に反省点を考えよう。

5秒ルールに限った話ではないが、行動した後の結果はやってみなければ誰にもわからない。行動する前に色々考えてもその通りになるわけではないため、深く考えれば考えるほど時間の無駄である。

「どうしても行動したい」という意思があるのであれば、行動する前に失敗したことを考えるのではなく、行動した後に色々と考えよう。

■まとめ

本記事では、やる気を一瞬で高める5秒ルールの仕組み、意識すべき2つのポイントを解説した。

5秒ルールは「面倒くさい」「やりたいけどできない」といった場面で活躍する行動メソッドである。やり方は非常に簡単で「5、4、3、2、1」と脳内でカウントダウンし、ゼロになったら即行動するだけだ。

何かやり遂げたいことや目標がある方は、ぜひ本記事で解説した内容を参考にし、今日から5秒ルールを活用していこう。

編集部
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