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個人が気軽に取り組めるSDGs! フードロス通販で美味しく社会貢献

男の隠れ家編集部
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世情に敏感なビジネスパーソンであれば、必ず耳にしたことがあるであろうSDGs。2015年に採択され、2030年までによりよい世界を目指す国際目標であるSDGsに、自分も取り組みたいと考えている人は少なくない。

そんなSDGsの取り組みが、通販サイトやアプリで手軽に行えることを知っているだろうか。この記事では、SDGsに貢献できる「フードロス通販」について紹介する。

●SDGsの実現はフードロスの削減がカギ

SDGsの実現は簡単なものではないが、一人ひとりがフードロス問題に取り組むことで、よりよい社会の実現に大きく近づくことが可能だ。

まずは、SDGsの概要とフードロス問題について学んでおこう。

SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、持続可能な開発目標のことである。難しい言葉のように感じるが、要するに貧困や飢餓、教育、経済成長、エネルギー、環境問題など、現在世界が抱えている課題の包括的な解決を目指す目標のことである。

SDGsは17の目標と169のターゲットから構成されており、12番目の目標である「つくる責任、使う責任」はフードロスと深く関わりを持っている。個人でも手軽にできるSDGsへの取り組みとして、近年フードロス対策の方法が注目を集めているのだ。

世界で問題となっているフードロスの現状

フードロス問題に取り組むためには、まず現状を理解することが大切だ。

日本における1年間のフードロスは約612万トンであり、実に124万平米もある東京ドーム5杯分もの食料が捨てられている。国民1あたりに換算すると、毎日茶碗1杯分の食料をそのまま捨てていることになる。世界では年間13億トンもの食料が廃棄されている一方で、9人に1人が栄養不足に苦しんでいるとされている。

フードロスは食べ物が無駄になってしまうだけではなく、将来的な食糧危機へ対応できなくなるリスクもはらんでいる。捨てられる食材の処分や運送にかかる環境への負担も、決して無視できる問題ではない。

●フードロス削減に効果的な通販サイトやアプリに注目!

世界的に問題となっているフードロス。近年は、この課題の解決を目指すための通販サイトやアプリが登場し始めている。

フードロス削減サイト・アプリとは

フードロス削減サイト・アプリとは、賞味期限が近い食材や買い手がつかない食材、営業自粛などの影響で「本来は捨てられるはずだった食材」を販売する通販サイトやアプリのことだ。

いわゆる訳あり商品であるが、全国各地の特産品やまだまだ食べられる食材をお得に購入できるため、事業者にとっても消費者にとってもメリットが非常に多い。

一般的な通販サイトでは売っていないような商品、その日にしか出品されない商品などが多く、市場に訪れる感覚で楽しみながらフードロスの削減が目指せる。買い物する方法を変えるだけで環境に貢献できるフードロス削減サイト・アプリに、これからますます注目が集まっていくだろう。

おすすめのフードロス削減通販サイトやアプリ

ここでは、フードロス削減に貢献できる通販サイトやアプリを具体的に紹介する。

【TOYOSU ICHIBA フードロス削減ドットコム】

毎日シュンの食材が入荷されている豊洲市場の、フードロス削減プロジェクト。市場ならではの高級訳あり食品がお買い得な価格で購入できる。

【うまいもんドットコム】

店頭では見られない希少な食材を取り扱っており、小規模生産者や販売者の応援ができる通販サイト。肉の塊やうまい米など、「週末の男の料理」をイメージした高級店に負けない品揃えが特徴だ。

【WaKeAi】

新型コロナウイルスの影響で事業が立ち行かなくなったあらゆる販売社が、自社商品を訳あり商品として販売。生産者と直接つながることができ、フードロス削減だけではなく生産者へエールを贈ることもできる。

【TABETE】

飲食店で売りきれなかった食事を購入できるアプリ。食べたい商品を選んでオンライン決済して、時間になったらお店へ訪問して食事を受け取る。かかるのは商品代だけであるため、いつものテイクアウトをこのアプリを通して行うだけでフードロス削減に貢献できる。

【KURADASHI】

フードロスの削減に協力しているメーカーより、最大97%オフでショッピングできるサイト。売上の数%は社会貢献活動団体に寄付される。月額550円のプレミアム会員になれば、すべての商品を送料無料で購入できる。

●いつもの生活にSDGsの意識を取り入れてみよう

フードロス削減に取り組む通販サイトやアプリを活用すれば、個人でもお得にSDGsに貢献できるため、ぜひ気軽に利用してみてほしい。

こういったアプリやサイトの利用は社会貢献につながるのはもちろんのこと、普段は手に入らないような珍しいグルメが楽しめる点も大きなメリットだ。自分へのご褒美として、楽しみながら活用してみるといいだろう。

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