99165天草の海の幸を堪能する上質な宿「天ノ寂」|憧れのリゾートホテル

天草の海の幸を堪能する上質な宿「天ノ寂」|憧れのリゾートホテル

男の隠れ家編集部
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■美しい天草の海を望むオーシャンフロントの宿

(※その他の写真は【関連画像】を参照)

115平米もある最上級のスイート。

大小120余の島々からなる天草地域の象徴といえば、豊かで美しい海。太陽の光を浴びてきらめく海は国内屈指の透明度で、オーシャンリゾートと呼ぶのにふさわしい。

海原に点々と浮かぶ島やそこで揺れる緑の木立、白いしぶきを上げながら穏やかな波間を行く船。とくに空に魔法がかかる黄昏時は、この風光明媚な景色をとりわけ素晴らしく見せてくれる。

そんな絶景をひと時自分のものにできるのが、令和5年(2023)6月にオープンしたラグジュアリーホテル「天ノ寂」。

部屋付きの露天風呂は、松島温泉から引いた天然温泉。まろやかな泉質で美人の湯と呼ばれている。
どの客室からも美しい天草の海を一望できる。

11室全室が海に面したオーシャンフロントで、どの部屋からも、視界いっぱいに天草の海と空を望む。ドアを開けた瞬間に広がるのは、空間と自然が融合したかのような心躍る光景。腰掛けてなお、海と溶け合う感動に包まれる。

「客室は全室に露天または半露天の天然温泉が付くスイート仕様で、波音をBGMにリラックスできます」とスタッフの清水拓斗さん。

最上級のスイート4室には水風呂付きのサウナが備えてあり、“潮風を浴びながら外気浴”なんてぜいたくまで叶ってしまう。

天草の近海で獲れた新鮮な海の幸を鮨に。相性の良い熊本産の美酒も多数取り揃えている。

夕食が供されるダイニングもまた、海を望む絶好のロケーション。眼前に広がる水盤の水面と海がひと続きになったインフィニティな絶景は絵画さながらの美しさで、繊細な日本料理や鮨に仕立てた天草近海の海の幸とともに、忘れ得ぬ旅の思い出をくれる。

コースの前半は、地元の食材を多用した日本料理を提供。肉料理や天ぷらなども供される。

館内には、天草出身の画家や熊本県内の彫刻家の作品をはじめ、スペイン出身のアーティストによるオブジェなど、芸術作品を鑑賞できるアートギャラリーもあり、宿全体で、天草の魅力を、見て、味わって、感じることができる空間になっている。

目指しているのは、ひと味もふた味も違う“天邪鬼”なおもてなし。唯一無二の演出で、ゲストの五感を潤す。

2階のラウンジではウェルカムドリンクで出迎えてくれる。
エントランスに飾られた魚のオブジェ。アートとの融合も宿の魅力の一つ。
木や石などの自然物を多用し、洗練された空間に設えている。
広々としたテラスからの眺め。ソファが置いてあり、くつろげる。「絵画やオブジェも展示しており、芸術にも触れられる宿となっています」(スタッフ・清水拓斗さん)

天ノ寂

熊本県上天草市松島町合津6136-13
TEL/0969-56-3888
料金/1泊2食付6万3800円~
客室/11室
チェックイン・アウト/15:00・11:00

文/松井さおり 

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