現在、「Wind」のステーションは全部で8箇所。新型機種の追加配置開始に合わせて、「美浜区役所」「検見川浜駅」など4箇所が増設となる。今後、実証実験が進むにつれてステーションも追加されていく予定だ。

新型機種「WIND3.0」は、昨年東京モーターショーで行われた試乗会で1,000名以上が試乗した注目の機体。目を引く黄色い車体は、シェアリング利用を前提に開発しているため乗り心地も快適。従来よりも大きな10インチの新型ホイールや、新開発のサスペンション機能などを搭載することで安定性が向上、簡単な操作で誰でも乗ることができる。


また、バッテリーの充電やユーザー・エリア単位での走行制御、走行範囲の設定など、交通事情に合わせた利用が可能。フル充電で約60kmと長距離走行に対応しているのもうれしい。1時間パスや1日パスの料金設定もあるので、移動手段として使うのも良いだろう。

千葉市での実証実験は2020年12月末までの予定。その後、運用実績を元に、日本国内でのシェア電動キックボードサービスの運用方法や、日本の道路・交通事情を踏まえた具体的な保安基準を提案していく。シェアリングサービスを通じて、新たな移動手段を考えてみては。
【サービス概要】
サービス名:Wind
運営時間:9時~18時
利用対象:18歳以上(原付1種運転免許保持者)
利用料金:スタンダード ロック解除100円+25円/1分
ライドパス 1時間パス 850円/時間、1日パス 2,000円/日 ※サービス提供時間内に限る
※ヘルメットは本体に付属(利用無料)
バッテリー駆動時間:フル充電で約60kmの走行が可能