隠れキリシタンの歴史が残る「天草下島」(熊本県)を目指した文学者たち×五人づれ『五足の靴』|小説に登場する島

与謝野鉄幹(寛)や北原白秋ら若き文学者5人が学生時代に訪れた「天草島原の乱」の舞台・天草下島への旅を紀行文としてまとめた『五足の靴』。約一ヶ月の旅で触れた様々な異国文化、キリシタンの苦難、南蛮文学……。美しい島に残る彼らの足跡とは。

軍艦島の愛称で知られる「端島」(長崎県)のリアルな生活に思いを馳せる×西木正明『端島の女』|小説に登場する島

世界遺産の島・長崎県端島は“軍艦島”との愛称で知られる無人島だ。かつて日本一の人口密度を誇った炭鉱の島を舞台に描かれた物語『端島の女』は、第99回直木賞に輝いた短編小説の名作。活気あふれた昭和期の端島に思いを馳せる。

オリーブと寒霞渓。瀬戸内海に浮かぶのどかな島「小豆島」(香川県)×壺井栄『二十四の瞳』|小説に登場する島

映画化もされ一世風靡した不朽の名作『二十四の瞳』は、瀬戸内海に浮かぶ小豆島が舞台といわれている。作者の壺井栄の故郷でもある小豆島には、今も物語のワンシーンを想起させる面影がいたるところに残っている。

山岳小説の巨匠・新田次郎が手がけた海洋小説の舞台「福江島」(長崎県)×新田次郎『珊瑚』|小説に登場する島

新田次郎が長崎県福江島を舞台に描いた愛と青春の物語『珊瑚』。一攫千金を求めて島へやってきた3人の少年と、1人の少女が友情と愛情の間で成長と悲しい別れを経験していく姿が描かれた。舞台となった五島列島・福江島の自然が目に浮かび、読む者の旅情を誘う。