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佐賀県立九州陶磁文化館で9月20日から開催されている「[ ARITA × TOKOLO ] EXHIBITION」は、東京2020オリンピック・パラリンピックの公式エンブレム「組市松紋(くみいちまつもん)」などを手掛ける美術家・野老朝雄(ところあさお)さんをゲストアーティストに迎えた特別企画展。
野老さんが魅了される「青」の色彩を主題に、九州陶磁文化館のこれまでの研究活動も掛け合わせた伝統と革新の融合による独自の切り口で新たな有田焼の可能性を模索する。
日本を代表する展示プロデューサーの洪恒夫さん(東京大学総合研究博物館特任教授)が展示企画を担当し、未来につなぐ有田焼の「青」の世界を堪能できる展示となっている。
会期は9月20日〜11月24日。開催時間は9時~17時。月曜休館(月曜日が祝日の場合は翌日休館)。観覧料は大人=600円(前売り500円)、大学生=300円(前売り200円)、高校生以下無料。
海外からの視線が集まるオリンピックイヤーの訪れの前に、日本の美を再認識する機会に足を運んでみてはいかがだろうか。