3月にグランドオープンしたばかりのモダンな外観

俺は、サウナ王。サウナには、かれこれ30年以上入り続けている。週6日~7日、1日に2軒、3軒行くことも当たり前で、年間延べ500施設以上、全国津々浦々のサウナに通っている温浴施設の経営コンサルタントなんだ。「かるまる池袋」をはじめ、全国の有名店もプロデュースしているよ。

この連載では、サウナを愛する俺が、サウナの魅力を少しでもみんなに伝えていこうと思う。というわけで今回は、前回に続いて「俺が施設に求めるサウナ施設の“選定基準”」を満たした、超おすすめ施設の3つ目「朝日湯源泉 ゆいる」を紹介するよ!

■サウナ王が今もっともハマる「朝日湯源泉 ゆいる」って?

保湿成分が高く、体を芯から温めてくれる高濃度温泉。左の浴槽はあつ湯

もともと、『朝日湯源泉 ゆいる』は川崎市川崎区で、71年間もの長い年月、朝日湯として銭湯を営んできたんだけど、その銭湯を建て替えし、今年3月にグランドオープンした温泉施設だ。

ここの魅力は1,200mの大深度から掘削した温泉で、泉質は含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉。成分総計は25,800mgと非常に濃い療養泉で、体を芯から温めてくれるぞ。濃い温泉成分には天然の保湿成分であるメタケイ酸も多く含まれているから女性にも人気だ。

でも、サウナーにとってはそれ以上に魅力的なのがサウナや水風呂だよね! ということで、まずはサウナ室から。

サウナ室の扉を開けると、目の前に円柱状の大きなサウナストーブが鎮座し、かなりのインパクト。山盛りのサウナストーンは主に富士山の溶岩石を使い、他にも火成岩を使うことで、蓄熱効果を高めている。

上段は100度近くにもなるというオートロウリュ付サウナ室

高温サウナ室ではあえてサウナストーブの設置部分を一番低い場所に設置し、ベンチの最上段がより熱くなるように造られているため、通常100℃近い温度のサウナ室が、毎時00分と30分のオートロウリュで一気に熱い蒸気が室内に広がるんだ。

蓄熱効果の高い富士山の溶岩石や火成岩を使ったサウナストーン

もちろん、スタッフによるアウフグースも行っている。最近はオートロウリュがマストアイテムになりつつあるけど、スタッフが行うアウフグースをやる施設も増えている。

だけど温浴施設によっては、会社の方針でいやいやアウフグースをやらされているスタッフもいる。それをお客様が感じてしまって、何だかしらける施設もあるんだよね。でも、『朝日湯源泉 ゆいる』は違うんだよ。

技術力の高いアウフギーサーが所属している!

俺は熱波甲子園の審査委員長でもあるので、日本全国を巡っていろんなアウフギーサーや熱波師を体験してきているんだけど、ここのスタッフのアウフグースにかける情熱は半端じゃない。お客様に満足してもらおうと、みんな率先して技術練習をしたりストーリーを考えたりしている。

そして、予定にはないゲリラアウフグースも多いから、お客様の満足度も高い。『朝日湯源泉 ゆいる』の男性アウフギーサーとしては「かるまる池袋」でも披露した経験がある、ハリケーン剣持君。彼はタオルの高速回転が魅力で技術力は相当高いよ。

女性アウフギーサーとしては、ヨギーニ原田さん。技術力が高いだけではなく、お客様に楽しんでもらいたいという気持ちがめちゃくちゃ強いアウフギーサーだ。他にも男性も女性も技術力と情熱のあるアウフギーサーが多いのが『朝日湯源泉 ゆいる』の一番の強みかもしれない。

■水風呂の深さは関東一で、潜水もし放題!?

水風呂の前に汗を流すときに、かけ湯かかけ水を選ぶことができる

さあ、サウナ室で、オートロウリュやアウフグースを体験したら、今度は水風呂へGO!

ところで、入水前に汗を流してから入る人が多いと思うけど、水風呂前にある掛け湯がお湯と水の2種類から選べるんだよ。こういう施設は意外に少ないんだよね。もちろん、水風呂前にはシャワーブースもあるぞ。

俺はシャワーブースで温度を熱くして汗を流してから入るようにしているんだけどね。理由はより強い快感を得たいから。そう、狙うは快感指数MAX! 水で汗を流すと、そこで体を一度冷却してしまうため、その後水風呂に入ると二段階冷却になっちゃうんだよ。それだと、快感が半減するから俺は熱いお湯で汗を流してから入るようにしているんだ。

ところで、『朝日湯源泉 ゆいる』の水風呂は関東一深い1.5m! 女性水風呂も1.35m! 広さも関東最大級だ。それに水質もミネラル豊富な井水で、あたりが優しいぞ。琥珀色で、潜水もOKなので、『琥珀潜り水風呂』と呼んでいるんだ。水温は13℃。これもまたサウナーには嬉しい温度だよね。深くて広い水風呂で、この水質と温度に包み込まれると、快感指数はMAX!

そして、水風呂から出たら休憩だよね。これが重要なんだよ。なぜなら、ここで快感の波状攻撃が押し寄せてくるから。場所は半露天形式になっている外気浴コーナー。

冬でも寒すぎない半露天形式の外気浴スペース。リクライナー完備でリラックス度も高め

インフィニティチェアやリクライナーが置いてあり、天井にはサーキュレーターが設置され外気の風にあたることができるぞ。もちろん、浴室内にはイスがたくさん置いてあるから、外気浴コーナーでなくても休憩できるよ。

他の浴槽を紹介すると、温泉のあつ湯とぬる湯。そして、高濃度炭酸泉がある。この高濃度炭酸泉は他の施設にはない特徴があるんだ。その特徴は温度。一般的には高濃度炭酸泉は38℃前後。

名物の高濃度炭酸泉風呂は、通常の1.5倍の濃度を誇る!

でも、ここは31℃! この温度帯の高濃度炭酸泉を体験できるのは『朝日湯源泉 ゆいる』しかないんじゃないかなぁ。この温度だと、クールダウン用としても使えるので、超気持ち良いんだよ! この気持ち良さは体験した人しかわからないだろうけどね!

高濃度炭酸泉風呂にオレンジやレモンが投入される日も!

それと、炭酸泉は1,000ppm出せば高濃度がうたえるから、通常1,000ppmしか出さないんだけど、『朝日湯源泉 ゆいる』ではより多く炭酸代がかかるにもかかわらず、1.5倍の1,500ppmも出しているから、めちゃくちゃパチパチ感があって、手でお湯をつかんだ時にパチッと感を体験することができるぞ! 常連客の中にはこの高濃度炭酸泉を『ウィルキンソン風呂』という人たちもいるくらいなんだ!

■サウナ王リコメンド! ゆいるの隠れざる楽しみ方ベスト4

クールダウンしながら水風呂の手すりで、一気に懸垂!

ところで、俺の『朝日湯源泉 ゆいる』の楽しみ方を4つ紹介しよう。

(1)水風呂懸垂

サウナ室でオートロウリュやアウフグースの体験後に熱いシャワーで汗を流したら、水風呂に入って潜水。深さが1.5mもあるから体を折らなくても楽に潜水できるんだよ。

そして、浮上したら最深部のところにある手すりを使って懸垂をするんだ。日本で懸垂ができる水風呂は『朝日湯源泉 ゆいる』だけだと思うよ。日本唯一の懸垂水風呂! ただし、他のお客様のいる時に懸垂してはダメだよ。邪魔になるからね。

(2)高濃度炭酸泉で休憩

水風呂の後に31℃の高濃度炭酸泉で休憩をすると、体温よりも低くて皮膚温に近い温度帯だから、超気持ち良いんだよ! 俺が座るのは炭酸泉の吐水口付近。ここに座ると、炭酸がたくさん出る場所だから、よりパチッと感を体験できて快感が高まるんだよね。

これはサウナーであれば病みつきになること間違いなし! ここで10分弱入っていると血圧や心拍数も安定してくるので、落ち着いたらまたサウナへGO!

クールダウンで入る強炭酸泉の刺激は、いい表せないほどの快感!

(3)ぬる湯で休憩

ぬる湯は38℃程度なんだけど、吐水口付近から定期的に生源泉が出てくるんだけど、生源泉の温度は少し低いから、この付近に座ると、ヒヤッとした冷たさも感じることができて、これが気持ち良いんだよね。吐水口付近は熱さと冷たさが融合する場所だから、是非、体験してもらいたいな。

(4)屋上テラスで外気浴

サウナと水風呂の後に館内着に着替えて、屋上のテラスに向かうんだ。なぜかというと、サウナと水風呂にガッツリ入ると、眠くなるんだよね。屋上のテラスにはインフィニティチェアが置いてあるので、そこで昼寝をするんだよ。これが超気持ち良いんだよ! ただし、昼寝は春と秋の気持ち良い季節だけだけどね!

■休憩コーナーやサ飯、サウナドリンクも充実!!

清潔感たっぷりの館内は、どこも居心地抜群だ

他に館内設備としては漫画コーナーが併設された休憩コーナーがあるんだけど、そこでは空中ヨガもできるし、他にもボディケアや黄土よもぎ蒸しもできるぞ。黄土よもぎ蒸しはね、俺も体験したけど、サウナ以上に汗が出たよ。サウナに長く入ることが苦手な人でも、大量の発汗が可能だからおススメだよ。そして、レストランはサウナ飯やサウナドリンクも充実しているんだ。

俺が好きなのはスパイスカレー。チキンをベースに10種類のスパイスと野菜のとろみだけで作った体に優しいスパイシーなカレー。これを食べて発汗したら、またサウナへGO! デザートは女性に大人気の奥久慈卵を使った『懐かしの昭和プリン』。オロポはもちろん、流行りのクラフトコーラなんかもあるし、とにかく飲食もおススメだぞ。

俺の楽しみ方が参考になったかどうかわからないけど、みんなにも早く自分にあったオリジナルの楽しみ方をみつけてサウナライフを楽しんでほしいよ。

そして、宇宙への扉を開いて早くこっちの世界に来てほしい!

【店舗詳細】
「朝日湯源泉 ゆいる」
住所/神奈川県 川崎市 川崎区鋼管通3丁目1-2
電話/044-333-4126
営業時間/9:00〜24:00
水曜定休
アクセス/川崎駅東口より臨港バス川24系統(鋼管循環⑤)で「臨港中学校前」下車
料金/平日3時間1540円、5時間1760円、7時間2310円、土日祝3時間1760円、5時間2090円、7時間2640円(+入湯税150円) 駐車場割引あり
施設情報/ドライサウナ98〜100℃、水風呂13℃前後
http://asahiyu1010.com/

〈プロフィール〉
太田広(おおた ひろし)
温浴事業・温浴施設経営コンサルタント。株式会社楽楽ホールディングス代表取締役。サウナ王の愛称で親しまれている。「かるまる池袋」の他、有名サウナ施設を数多くプロデュース。これまでのコンサルティング施設数は400以上(経営相談含む)。サウナ店には週6日~7日、1日に2軒、3軒行くことも当たり前で、かれこれ30年以上に入り続けている。マスコミ出演、各種講演など、活動の幅を広げ、日々、東奔西走中。