近年、書店の数が減少しつつある。紙の書籍を手に取る人は少しずつ減ってきており、インターネットや電子書籍で知識を蓄える人も増えてきた。しかし、本との思いがけない運命的な出会いは、やはり書店にあるものではないだろうか。

新しい本との出会いの場として、ブックカフェが注目を浴びつつある。仕事をしながら食事を楽しみ、息抜きとして気ままに読書ができるという、読書家には垂涎もののスポットだ。

この記事では、読書家のビジネスマンが押さえておきたい都内のブックカフェについて紹介する。

●ブックカフェとは?

まずは、ブックカフェがどのようなスポットなのかについて解説する。

「カフェ+書店」が楽しめるブックカフェ

ブックカフェとは、その名の通りカフェと読書が楽しめる店である。本を持参してカフェで読む光景は以前から馴染み深いものであったが、ブックカフェでは書店が販売している書籍を席に持っていき、購入前であっても食事とともにじっくりと楽しむことができる。店によっては、気に入った本を購入することも可能だ。

さまざまな書籍に目を通せる出会いの場としてだけではなく、ときには同じ趣味を持つ人々のコミュニケーションの場として、ときにはビジネスマンの息抜きの場としても活用されている。美味しいコーヒーや料理と本が一緒に楽しめるブックカフェは、感性を磨くにはうってつけの注目スポットなのである。

ブックカフェの種類

一口にブックカフェと言っても、その種類はさまざま。書店がカフェスペースを併設している店舗や、カフェの中に書籍を置いている店舗など、店によって雰囲気が全く異なる。

一般的に、ブックカフェは以下の3つの種類に分類できる。

【カフェ+新刊書店】

駅ナカや商業施設に多い形態で、一般的な新刊書店とカフェが併設されたブックカフェ。取り扱っているのは新刊のみで、気に入ったものは購入できる。

【カフェ+古本屋】

カフェと古本屋を併設している、購入が可能なブックカフェ。比較的小規模な個人店に多い形態で、さまざまな価格帯の本を取り扱っていたり、特定のジャンルに特化した本を中心に取り扱っていたりと、店ならではのラインアップが魅力。

【カフェ+本の閲覧のみ】

本の販売は行わず、閲覧のみを許可しているブックカフェ。オーナーが趣味で集めた本が多い傾向にあり、1店1店違った表情を楽しめる。アットホームな店が多く、地域住民や同じ趣味を持つ人同士がコミュニケーションを取る場として活用しているケースも多い。

ブックカフェのマナー

ブックカフェは、店によってルールやマナーが異なる。しかしどこのブックカフェでも、「本を汚したら正直に申し出る」「許可のない購入前書籍のメモや撮影は禁止」「静かに楽しむ」「持ち出し可能な本の数を守る」というルールは共通だ。

あらかじめマナーを確認し、その範囲内で楽しむことを意識しよう。

●【Wi-Fi完備・好アクセス】仕事の合間に楽しめる都内のブックカフェを紹介

ここでは、ビジネスマンにおすすめの都内のブックカフェを紹介する。好アクセスでWi-Fi完備の場所をピックアップしているので、ぜひ仕事の合間や仕事終わりのリフレッシュに活用してみてほしい。

本と珈琲 梟書茶房(池袋駅直結)

コーヒーやサンドイッチを片手に約1,000冊もの本を自由に閲覧・購入できる、22時までオープンしている池袋駅直結のブックカフェ。一冊一冊の感想とおすすめ理由が書かれた書籍は、なんと題名や装釘が隠されている。先入観や固定観念抜きで新しい本に出会える、ユニークで本好きにはたまらない空間だ。

神保町ブックセンター(神保町徒歩1分)

岩波書店の書籍に特化した、約9,000冊もの本を楽しめるブックカフェ。ブックカフェだけではなくコワーキングスペースも併設しているため、ビジネスマンのオフィスとしても大活躍だろう。ハンバーグプレートやカレーといった喫茶店の定番食事メニューのほか、パフェやあんみつといったスイーツも楽しめる。

森の図書室(渋谷駅徒歩1分)

「働いている大人でも気軽に使える図書館」がコンセプトのブックカフェ。図書館といっても、おしゃべりや食事、仕事も大歓迎。Wi-Fiと電源が完備されており、贅沢にフリーアルコールプランも用意されている。書籍の物語にちなんだフードメニューが楽しめるため、物語にどっぷり浸かりたいときはぜひ足を運んでみてほしい。

●ブックカフェを利用してワンランク上の大人へ

新しい本との出会いは、いくつになってもワクワクするもの。普段は仕事で忙しいという人も、ランチや仕事の合間に立ち寄れるブックカフェであれば、気軽に読書を楽しめるだろう。

読書で感性を磨けば、ビジネスマンとしても一人の大人としてもワンランクステップアップできる。今まで活用したことがなかったという人も、ぜひ気軽に足を運んでみてほしい。