7224ロングトレイルやナイトハイク利用にも。高尾山麓に初の宿泊施設「Mt.TAKAO BASE CAMP(高尾山ベースキャンプ)」誕生

ロングトレイルやナイトハイク利用にも。高尾山麓に初の宿泊施設「Mt.TAKAO BASE CAMP(高尾山ベースキャンプ)」誕生

男の隠れ家編集部
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東京都心に近く、程よい低山として親しまれる高尾山。周辺の観光と合わせて日帰りの山歩きを楽しむのが定番だったが、11月1日に初となる宿泊施設「Mt.TAKAO BASE CAMP(高尾山ベースキャンプ)」がオープン。登山やトレイルランなど、高尾山での新たな楽しみ方を広げる拠点が誕生した。
目次
観光地として知られているが、高尾山域の奥行きはとても深く、様々なトレッキングが楽しめる
高尾山には約1,600種の植物の種類が確認されており、これはイギリス全土で自生する種類とほぼ同数といわれている

京王線高尾山口駅から徒歩3分の高尾山麓に開業した同施設。これまで高尾山周辺には、豊富な登山ルートや奥行きのある山域を十分に楽しむために拠点として利用できる場所が少なかったが、宿泊場所ができたことで、前泊して早朝からロングトレイルを楽しんだり、日没後にナイトハイクを楽しんだりと、じっくり山に向き合えるようになる。

1階には、宿泊者だけでなく一般利用も可能なカフェ&バーや、ロッカー&シャワーを併設。山に関する情報を掲示するコンコースも、誰もが集合場所や身支度、休憩の場所として利用可能。

カレーやハンバーグプレートなどの他、エスプレッソやラテなどこだわりのコーヒー、スイーツも豊富。クラフトビールを含む複数の生ビールなどアルコールも充実している。
川沿いの広いデッキテラスからは山を見渡せる。
1階コンコースは誰でも自由に出入りでき、集合場所や休憩にも使える。
日帰り利用もできるシャワールーム。トレイルランナーには嬉しいロッカーや洗面化粧台も併設している。
ガイドさんによる出発前の机上講習の様子。カフェ営業前は無料で利用できる。※要予約

2階はゲストハウスになっていて、木製のオリジナルバンクベッドが並ぶドミトリー形式を主体に、水まわり付きのファミリールームも用意。バンクベッドは、幅1メートル以上とスペースも十分で、各ベッドには読書灯やコンセント(USBポート含む)、セキュリティボックスが付き、専用カーテンで仕切れば程よいプライバシーが保たれる。

4人ドミトリールームは貸切も可能。オリジナルベッドはプライバシーに配慮している
10人ドミトリールームの様子。男女は可能な限りゾーン分けに配慮している
ファミリールームは専用シャワー・洗面・トイレ付きでスペースも広く家族利用には十分

都心から足を伸ばしやすいアクセスの良さは、登山者の拠点としてだけでなく、一息付けるカフェとしての利用や、自然に身を置きたいリモートワーカーのサテライトオフィスとしても活用でき、訪日外国人の観光・レジャーの拠点としても人気を呼びそうだ。

さまざまなニーズを持つ人々を受け入れ、地元文化の裾野を広げていく高尾山。楽しみ方がますます増えそうだ。

【施設概要】
名称: Mt.TAKAO BASE CAMP
住所: 東京都八王子市高尾町1799-3
営業時間: カフェ&バー/11時〜22時 ロッカー&シャワー/6時30分〜21時 コンコース/6時〜22時 スペースレンタル/8時30分〜11時 ※それ以外の時間は要相談
料金: ドミトリールーム/3,500円+税〜(1人1泊) 4人ドミトリー貸切/16,000円+税〜(1室料金) ファミリールーム/18,000円+税〜(1室料金)
朝食/600円+税(事前予約決済の場合は500円+税)※ 予約はホームページから

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