また、手入れの行き届いた岡さんのケンブリッジはドラマや映画にも出演したことがあるそう。ただ、一方で苦労する点もあるという。「大変なのは部品の入手ですかね」。クラシックカーはやはり部品も年代物が多く、一度調子が悪くなるとなかなか大変。それでも岡さんは「スローライフを満喫する上で欠かせない存在です」と笑った。
伯父が乗っていた憬れの名車｜「日産オースチンA50ケンブリッジ」（1959年製／国産）憧れのクラシックカースタイル
伯父が乗っていたケンブリッジに子どもの頃から憧れていた岡健さん（会社員・60歳）は1959年製の同車を5年前に入手。英国車のノックダウン生産車であるため、日産車ではあるが英国の風格が漂う。
日産が英国オースチン社と技術提携し、国内生産されたA50ケンブリッジ。その乗り心地は当時の国産車で群を抜いていた。旧車クラブ「全日本ダットサン会」の副会長を務める岡さんは、数多くのクラシックカーイベント開催に関わっている。 レトロなステアリングやスイッチ類。スイッチの操作自体が楽しみのひとつ。 ドラマ「オリンピックの身代金」の撮影風景。
編集部
いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。
我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。
