シンプルなこのクルマに一生乗り続ける

なぜ、数あるイタリア車のなかでフィアット500なのか、と聞くと「自分と合いそうなキャラクターで、ゲタ替わりにもなる軽快さ。そしてシンプルさが良かったんです」と野口さん。1972年製ということでパーツの心配もあるのだが、必要なパーツはことあるごとに集めてストックしているそうだ。


現在は仕事車としても使い、休みの日には奥さんと買い物に行ったりと本当のゲタ替わりに使っている。軽量なボディなうえエンジンも軽快に回るので町中で走るにはなんの苦労もないという。
「メンテナンスなどで維持するのに少しは苦労するところもあるけれど、もうすでに家族のようなもの。一生乗り続けます。このクルマなしの生活は考えられませんね」と笑って答えてくれた。




