19783コツコツと修理している時がいちばんの楽しみ。愛らしいスタイルに惚れた「マツダキャロル360」(1966/日本)|わたしが クラシックカーに乗り続ける、その理由。

コツコツと修理している時がいちばんの楽しみ。愛らしいスタイルに惚れた「マツダキャロル360」(1966/日本)|わたしが クラシックカーに乗り続ける、その理由。

男の隠れ家編集部
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昭和30年代後半から40年代、先発の大会社トヨタ、日産以外のメーカーはまず軽自動車の個性豊かなモデルを発売していた。そんな中、大ヒット中のスバル360に対抗して、マツダ(東洋工業)が送り出したのが、完全4人乗りのキャロルだった。
スチールパネルに一眼メーターはシンプルだが、美しい状態でレストアされている。レースのシートカバーもおしゃれだ。

オーナーの布施さんが、このクルマを手に入れたのは31年前。マツダの初代軽のR360や、ダイハツフェロー、ハイゼットキャブなど「昭和40年代の軽の大ファンなのでそれらを現在でも保有していいます」。

マツダの初代軽自動車のR360が2人乗りだったが、このクルマは完全4人乗車が可能になった。
マツダのマークと共にキャロルのエンブレムが素敵だ。

キャロルに関しては、後輪駆動ながら4気筒水冷4サイクルエンジンを採用するなど、先進的なところがとても気にいっているという。

このクルマをコツコツと修理している時がいちばんの楽しみで、パーツの入手に苦労するところも、今は逆に探す楽しみになっていると笑う。

リアウインドウを垂直に立てたクリフカットスタイル。

【Owner’s voice】
3台の古い軽自動車の調子を保つのが大変
所有している3台の古い軽自動車のコンディションを保つために、ローテーションしています。このキャロルでは広島のマツダ本社で開かれたキャロル集合のイベントにも自走しました。

マツダキャロル360

R360クーペの空冷V型2気筒エンジンが今ひとつ人気が出なかった。これに代わり1961年の東京モーターショーで「マツダ700」として発表された。

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