スペシャリストが組み上げた品格を感じる姿にひと目惚れ

曲山さんの愛車・スラクストン(1983年)はヴェロセットが倒産した後に、ジェフ・ドドキンというヴェロセットのスペシャリストが組み上げた車両。

その後、日本に運ばれ新車登録されたのが1984年。曲山さんは2011年におよそ240万円で入手した。

愛車にまたがる曲山さん。

エンジンを始動するとヴェロセット特有のフィッシュテールマフラーから、想像以上に大きく力強いエキゾースト音がダイレクトに感じられる。

ロケットカウルの先がクリアになっており、ほかではめったに見られない仕様に仕上がっている。車体はレースでもバンバン走れるほど調子も良好だ。

愛用のヘルメットは、立ち寄った店で偶然見つけたグリフィンのクラブマン。1970年代のもの。

ほかにもトライアンフのボンネビル(1973年)も所有しているというが、やはりお気に入りはこの車両。クラシックバイクレースやツーリングなど、普通に乗り回して楽しんでいるという。

※2016年取材

写真/池本史彦