キャンプでのマストアイテムのひとつが寝袋(シュラフ)。快適な寝心地を求めて最適なものを選びたい。
そこで今回は、キャンプ初心者にも参考になる選び方はもちろん、コスパがよいもの、冬・夏におすすめのものなど、おすすめの寝袋を紹介しよう。寝袋の人気メーカー「モンベル」「ナンガ」「イスカ」の特徴も合わせて参考にしてほしい。
最後まで読めば、寝袋の選び方を詳しく理解でき、自分好みの製品を見つけられるはずだ。
寝袋(シュラフ)の選び方ポイント4つ

寝袋を購入する際のチェックポイントは、「使う時期」「素材」「快適使用温度」「形状」の4つ。
- 使用する時期
- 素材
- 快適使用温度
- 形状
まずは、キャンプではどの時期に使用するのかを踏まえた寝袋選びが重要だ。そのうえで、素材、快適使用温度、形状を吟味するのがいいだろう。
なかでも、その機能性の高さからキャンパーから人気のシュラフメーカーは、「モンベル」、「ナンガ」、「イスカ」の3つ。
バラエティに飛んだ多彩な寝袋をリリースしている「モンベル」では、マミー型にも関わらず、高いストレッチ性を誇るモデルをリリースしており、快適な寝心地を実現している。
加えて国内のシュラフメーカー「ナンガ」は、高品質なダウン素材を使って独自に加工を施していたり、「イスカ」は保温効果を高めた立体構造を採用するなど、それぞれのメーカーこだわりのラインナップになっている。
1.使用する時期

冬キャンプも楽しみたいなら保温力の高いダウン素材のものがおすすめだが、夏、秋、春の3シーズンのみ使用する場合は、地域にもよるが、必ずしも高価なダウン素材を選ぶ必要はないだろう。
冬キャンプにおすすめの寝袋
・保温性に長けたダウン素材
・気密性の高いマミー型
・冬の気温に適した「快適使用温度」
夏、秋、春キャンプにおすすめの寝袋
・コスパに優れた化繊タイプのもの
・寝袋な中でも体に密着せず動きやすい封筒型
・夏の気温に適した「快適使用温度」のもの
2.素材

寝袋の保温力は、中身の素材が大きく影響している。リーズナブルな価格が魅力の「化繊タイプ」と、高価だが保温力が高い「ダウンタイプ」の2種類がある。
化繊素材を使った寝袋は、安い価格で手が出しやすいのが魅力。汚れたら手軽に自宅で洗えるのもうれしいポイントだ。デメリットは、保温効果がダウンに比べて劣るほか、重量がありかさばること。
一方ダウン素材を使った寝袋は、高価だが保温性、軽量性に優れている。小さくコンパクトに収納できるのもダウンの寝袋ならでは。
3.快適使用温度
素材と同様に事前にチェックしておきたいのが、寝袋に記載されている「快適使用温度」、「下限温度」、「限界温度」。メーカーによって名称は多少異なるが、要は快適に寝られる温度や最低ラインの温度のこと。使用する環境に応じて最適な温度帯の寝袋を選ぶようにしたい。
快適使用温度/COMFORT(コンフォート)
一般的な成人女性が寒さを感じずに寝られる温度域。一般的に女性は男性よりも寒さを感じやすいため約5℃程度高く使用温度を算出
下限温度/LIMIT(リミット)
一般的な男性が寝袋内で丸くなって8時間寝られる温度域(下限温度)。
これ以下の温度はリスクがある温度。
限界温度/EXTREME(エクストリーム)
女性がひざを抱えるほど体を丸くした状態で6時間までなら耐えられる温度域。この温度域で使用すると低体温症になる恐れがあり危険。
4.形状

寝袋(シュラフ)は、長方形型の「封筒型」と、足元になるにつれて細くなる丸みをもった「マミー型」の2種類があある。それぞれの特徴を見ていこう。
冬もOK!暖かい「マミー型」寝袋(シュラフ)

さなぎ状にも似たマミー型は、気密性が高いゆえ、保温性に優れている一方で、その形状から多少窮屈さを感じることも。一般的封筒型よりも体に密着する分、保温力が高く、冬を含むオールシーズンに対応しているものも多い。暖かさを誇るダウン素材の寝袋にマミー型多いのもこういった理由からだろう。
動きやすくゆったりした「封筒型」寝袋(シュラフ)

封筒型の寝袋は、長方形をしているため、マミー型と比較すると、寝袋内で動きやすいが気密性は劣る。ゆえに寒さ対策が必要な冬キャンプでの使用よりは、春、夏、秋の3シーズン用として使うのがおすすめだ。マミー型に比べ、リーズナブルな価格も魅力。
冬におすすめの寝袋(シュラフ)13選!
寝袋の選び方がわかったところで、冬におすすめの寝袋を13通り紹介する。
- コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
- コールマン コルネットストレッチⅡ
- コールマン タスマンキャンピングマミー
- イスカ アルファライト 1000EX
- イスカ エアドライト670
- モンベル ダウンハガー650 #0
- モンベル シームレス ダウンハガー800 #0
- ナンガ オーロラライト 600 DX
- ナンガ オーロラ750
- ネイチャーハイク ULG マミー グーズ ダウン スリーピング パッグ 700
- ロゴス neos 丸洗いアリーバ
- タラスブルバ マミーシュラフ
- バンドック マミー型 シュラフ
防寒対策が必須になる冬キャンプは、保温効果が高いダウン素材の寝袋をチョイスするといいだろう。さらに、首周りやジッパー周辺の防寒対策、足元のダウン量など、厳冬期に耐えうるディテールもチェックしよう。
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
快適温度:-5度~12度
通年使えるポリエステル素材の封筒型シュラフ。最大の特徴は、3つのレイヤー構造。気温に応じてレイヤーを分割して使えるのが便利。ゆったりサイズでファミリーで使うのもおすすめだ。アウトレイヤー+ミッドレイヤー+フリースなら-5度までなら快適に寝られる。アウトレイヤー+フリースで5度、ミッドレイヤー+フリースで12度がそれぞれの快適温度だ。
【商品詳細】
サイズ:約 90×200cm
収納サイズ:約52×29×38cm
重量:4.9kg
コールマン コルネットストレッチⅡ
使用下限温度-5度以上
ポリエステル素材のマミー型の寝袋。ストレッチが効いた素材で手足が出せるため、寝具としてのみならず、肌寒いときなど、さまざまなシーンで便利に使える。自宅で丸洗いができるのもうれしいポイント。
【商品詳細】
サイズ:約205×67~84cm
収納サイズ:約直径45×25cm
重量:約1.6kg
コールマン タスマンキャンピングマミー
使用可能温度-15度以上
同じくコールマンのマミー型寝袋。-15度以上の環境で使用可能だ。表地、裏地、中綿ともにポリエステルを採用している。洗濯機で丸洗いが可能。
【商品詳細】
サイズ:約83×203cm
収納サイズ:約φ31×49cm
重量:約3.4kg
イスカ アルファライト 1000EX
最低使用温度-12度
瓦葺き構造の冬キャンプもOKのマミー型寝袋。コールドスポットを最小限に抑えた瓦葺き構造を採用。フードチューブやドラフトチューブ、ショルダーウォーマーで寒い時期でも安心。さらに上部にゆとりを持たせた3Dシルエットや足元に保温材を多めに封入し、防寒機能を向上させている。もちろん撥水も施されてる。
イスカ エアドライト670
最低使用温度-15度
さまざまな防寒対策が施されたイスカのマミー型ダウン寝袋。750FPを誇るダウン素材と台形ボックス構造で保温性に優れた冬仕様にぴったりのモデル。
フードチューブやドラフトチューブ、ショルダーウォーマーなど、防寒対策が施されているほか、3Dシルエットで上部にゆとりを確保した構造など、細部のディテールもぬかりない。同社「エアプラス630」は、800FPのモデル。
【商品詳細】
サイズ:肩幅80×全長213cm
収納サイズ:φ20×34cm
重量:1070g(平均重量)
モンベル ダウンハガー650 #0
快適温度-8度、使用可能温度-15度
高品質な650FPダウンを採用したマミー型寝袋。モンベル独自のストレッチ構造で伸縮性を持たせつつボックス構造を採用。トンネルフードや、ネックバッフル、ドラフトチューブなど冬でも安心の防寒機能が満載。冬キャンプはもちろん、国内の3000m級の登山でも使用可能なモデルだ。
【商品詳細】
サイズ:〜173cm、〜180cm、〜198cmまたは190cm
収納サイズ:φ20×40cm
重量:1,350g
モンベル シームレス ダウンハガー800 #0
快適温度-6度、使用可能温度-13度

高スペックな800FP EXダウンで使用可能温度-13度を実現した冬でも安心のシュラフ。通常のダウンよりも高品質なEXダウンを使用。加えてダウンの保温効果を高めた縫い目のない画期的な独自構造を採用。伸縮率最大135%で寝袋内での動きも快適。
【商品詳細】
サイズ:身長183cmまで
収納サイズ:φ18×36cm
重量:995g
ナンガ オーロラライト 600 DX
快適使用温度-4度、下限温度-11度
ナンガのフラッグシップモデル。台形ボックスキルト構造でダウンの偏りを防ぎ、保温効率をアップ。さらにチタン素材の採用で蓄熱性と保温効果をさらにアップさせている。ショルダーウォーマーやドラフトチューブ付き。
【商品詳細】
サイズ:ショート/最大長:203 X 最大肩幅80cm(身長165cmまで)、レギュラー/最大長:210 X 最大肩幅80/cm(身長178cmまで)ほか
収納サイズ:φ17×31cm
総重量:1050g
ナンガ オーロラ750
快適使用温度-6度、下限温度-14度
冬キャンプや冬季の登山など、通年使えるオールラウンダー。ショルダーウォーマー、ドラフトチューブ機能付き。ボックスキルト構造。
【商品詳細】
サイズ:ショート/最大長:203 X 最大肩幅80cm(身長165cmまで)、レギュラー/最大長:210 X 最大肩幅80/cm(身長178cmまで)ほか
ロング
収納サイズ:φ22×32cm
総重量:約1,490g
ネイチャーハイク ULG マミー グーズ ダウン スリーピング パッグ 700
快適使用温度-10度、限界使用温度-15度
700FPのホワイトグーズを採用した高品質ながら、3万円を切る価格が魅力。ダウンの性能を生かしたボックスキルト構造に加え、首周りの保温性を保つネックカラーや、冷気をシャットアウトするサイドチューブなど、細かい部分も安心の高スペック。快適使用温度-10度、限界使用温度-15度で本格登山に耐えうるハイスペックな寝袋。収納サイズは、21×40cm。同シリーズの800FPバージョンもあり、こちらは34,900円。
【商品詳細】
サイズ:210×80cm
収納サイズ:21×40cm
総重量:1200g
ロゴス neos 丸洗いアリーバ
本製品は、暖かさを追求したマミー型の寝袋だ。フットアングルストラクチャー構造が採用されており、足元の圧迫を和らげてくれる。
冬場のアウトドアは冷えやすいが、本製品のような分厚い寝袋を使えば、寒さを防いで快適に過ごすことができる。丸洗いができる点も魅力的だ。
【商品詳細】
サイズ:80×210cm
収納サイズ:24×24×43cm
総重量:1.7kg
タラスブルバ マミーシュラフ
続いて紹介するタラスブルバの「マミーシュラフ」は、軽量で保温性の高い寝袋である。収納ケースが付属しており、コンパクトにまとめて持ち運ぶことが可能。
値段も高くなく、コストパフォーマンスに優れている。落ち着いたデザインなので、男女問わず使用できる。
【商品詳細】
サイズ:約210x80x60cm
収納サイズ:約Φ33x48cm
総重量:約3.1kg
バンドック マミー型 シュラフ
保温性能に優れたバンドックのマミー型シュラフを紹介する。ダブルジッパーなので、足元を開けて温度調整が可能だ。チョココロネのような可愛いデザインをしているため、女性からの人気が特に高い。
【商品詳細】
サイズ:約2200x900mm
収納サイズ:-
総重量:約2.4kg
コスパがいい!夏におすすめ寝袋(シュラフ)12選
続いて、夏におすすめの寝袋を12通り紹介する。
- アマゾン限定ブランド「 HOME COCCI」
- コールマン パフォーマーⅢ
- コールマン コージーⅡ
- コールマン ファミリー2in1
- キャプテンスタッグ モンテ洗えるクッションシュラフ
- モザンビーク フランネル・リブラ
- ネイチャーハイク エンベロープ コットン スリーピングバッグ H150
- ネイチャーハイク ミニウルトラスリーピングバッグLW180
- ロゴス 抗菌防臭 丸洗いシュラフ・5
- ロゴス 丸洗い寝袋 リバーシブル・10
- スノーピーク セパレートシュラフ
- スナグパック ベースキャンプスリープシステム
夏キャンプにおすすめの寝袋は、体に密着しない封筒型の寝袋がおすすめ。防寒対策が不要なため、シンプルな構造でリーズナブルなものが多い。
アマゾン限定ブランド「 HOME COCCI」
使用温度目安:10~25度
アマゾン限定ブランドから登場した激安寝袋。保温性能と軽量性を兼ね備えた「中空綿」(ホローファイバー)を採用、さらに外側の生地には高密度の210T(タフタ)で寒さを遮断。
寝袋内の生地には、肌触りのよいソフト生地を採用し、寝返りをうってもシャカシャカ音がなりづらく快適。使用温度の目安は、10~25度で、春、夏、秋の3シーズンの利用が可能。
ダブルファスナーを採用しており、夏の暑い時期などに足元だけを開放したい場合にも便利。また、ファスナーを全開すればブランケットとしても使えるほか、顔周辺のフィット感を調節できるドローコードを備え、寒い時期での冷気を遮断してくれる。
コールマン パフォーマーⅢ
快適温度:5度以上
快適温度5度以上の封筒型寝袋。自宅の洗濯機で気軽に洗える。使用時のサイズは、約80× 190cm。収納ケース付き。
【商品詳細】
サイズ:約80× 190cm
収納サイズ:約φ24×41cm
重量:約1.4kg
コールマン コージーⅡ
快適温度:5度以上
抗菌加工が付いた封筒型寝袋。快適温度は5度。材質は、ポリエステルを採用。専用のキャリーケース付き。大人もゆったりできるサイズ。
【商品詳細】
サイズ:約84×190cm
収納サイズ:約φ26×42cm
重量:約2kg
コールマン ファミリー2in1
快適温度:10度以上
親子で一緒に寝たいならこちらがおすすめ。起毛仕上げのビッグサイズの寝袋だ。快適温度は10度以上で、3シーズンなら快適に寝られるだろう。
【商品詳細】
サイズ:約168×190cm/約84×190cm(分割時)
収納サイズ:約直径30×42cm
重量:約3kg
キャプテンスタッグ モンテ洗えるクッションシュラフ
使用温度目安:12度
封筒型のシュラフで、収納すれば43×43×厚み18cmのクッションとしても使える便利なアイテム。使用温度目安は12度。中綿はポリエステル(ウルトラファインファイバー)800gを使用。カラーはカーキ、グレー、ネイビーの3色展開。重量は1300g。
【商品詳細】
サイズ:80×長さ190cm
収納サイズ:43×43×厚み18cm(クッション時)
総重量:1.3kg
モザンビーク フランネル・リブラ
快適温度10度、使用可能温度5度
裏地に肌触りのよいフランネル生地を採用。快適温度10度、使用可能温度5度。ユニセックスなデザインでファミリーキャンプにぴったり。洗濯機で丸洗いが可能。ジッパーで2つをつなげても使用でき、小さな子ども連れでも安心。冬は厳しいが、3シーズンなら利用可能。ダブルジッパー式。
【商品詳細】
サイズ:190×84cm
収納サイズ:41×22×20cm
総重量:2000g
ネイチャーハイク エンベロープ コットン スリーピングバッグ H150
快適使用温度18-25度、限界使用温度12度
3,000円以下でコストパフォーマンスに優れたネイチャーハイクの軽量コンパクトな寝袋。快適仕様温度18度、限界使用温度12度で夏仕様。汗ばむ夏でも快適に寝られるように、肌触りのよいインナーを使っている。ダブルファスナーを採用。水洗いが可能。
【商品詳細】
サイズ:190×75cm
収納サイズ:18×40cm
総重量:800g
ネイチャーハイク ミニウルトラスリーピングバッグLW180
快適使用温度15度、限界使用温度8度
軽量でコストパフォーマンスに優れた寝袋。総重量680gで片手に載るほどコンパクトに収納可能だ。保温性や速乾性に優れており、快適使用温度は15度、限界使用温度は8度。表の生地には撥水効果で少々の濡れなら問題ない。汚れたら手洗いができるのもポイント。防災用としても持っておくと安心だ。
【商品詳細】
サイズ:190×75cm
収納サイズ:12×29cm
総重量:680g
ロゴス 抗菌防臭 丸洗いシュラフ・5
適正温度目安:約5度まで
抗菌かつ防臭加工が施された封筒型のシュラフ。自宅で洗濯ができるのもメリットで、洗濯後も抗菌防臭加工は持続するので安心。同製品なら連結してビックサイズの寝袋として使用可能だ。比較的かさばる化繊タイプの寝袋だが、大きめの収納袋で手間なく入れられる。
【商品詳細】
サイズ:約幅75×奥行185cm
収納サイズ:約直径24×高さ39cm
総重量:約1.5kg
ロゴス 丸洗い寝袋 リバーシブル・10
適正温度目安:約10度
ネイティブ柄がおしゃれな封筒型寝袋。リバーシブル対応で好みやキャンプサイトの雰囲気などで使い分けが可能だ。生地には汚れも防いでくれる撥水加工のポリエステルを採用。同じ寝袋同士なら連結して使用できるので、ファミリーユースにもピッタリ。
【商品詳細】
サイズ:約幅80×奥行190cm
収納サイズ:直径22×高さ44cm
総重量:約1.5kg
スノーピーク セパレートシュラフ
オレンジカラーが特徴的な、スノーピークの「セパレートシュラフ」。「掛け+敷き」というコンセプトの寝袋であり、日本の布団のように眠ることができる。「日本布団のようにふかふかな寝袋で寝たい」という方におすすめだ。
【商品詳細】
サイズ:敷・105×210cm、掛・110×200cm
収納サイズ:直径28×52cm
総重量:約2600g
スナグパック ベースキャンプスリープシステム
アウターレイヤーとインナーレイヤーの組み合わせ次第で、快適に温度を調整できる本製品。この寝袋1つで、どんな季節にも対応できる。また、濡れても暖かい中綿が使用されているほか、洗濯可能で軽量、さらには高い通気性を実現している。
【商品詳細】
サイズ:縦(長さ)220×横(胸囲)80cm、縦(長さ)180×横(胸囲)77cm
収納サイズ:直径30×長さ50cm
総重量:3,100g
コンパクトな寝袋(シュラフ)おすすめ5選!
コンパクトな寝袋なら、コンパクトに収納可能なダウン素材がおすすめだ。ダウンは、収納袋にグイグイ押し込むだけで収納できる手軽さもうれしい。
- ネイチャーハイク グースダウン スリーピングバッグ280
- ネイチャーハイク グースダウン スリーピングバッグ400
- イスカ ウルトラライト
- モンベル ダウンハガー650 #3
- ナンガ ミニマリスム 180
それぞれの特徴を1つずつ解説する。
ネイチャーハイク グースダウン スリーピングバッグ280
快適使用温度11度、限界使用温度6度
800FPホワイトグースを採用しているにも関わらず、驚きのコストパフォーマンスを実現した寝袋。ダウンには珍しい封筒型で、マミー型の窮屈さが苦手な人にもぴったり。コンパクトに収納できるのも魅力で、バックパックや登山にもおすすめだ。最適温度は5度から15度。
【商品詳細】
サイズ:190×72cm
収納サイズ12×26cm
総重量:570kg
ネイチャーハイク グースダウン スリーピングバッグ400
ネイチャーハイクの「グースダウン スリーピングバッグ400」は、高品質な800FPホワイトグースダウンを400g使用しているモデルだ。ファスナーを調整し、ブランケットを掛け布団代わりにすれば、どんな季節にも対応できる。収納サイズもコンパクトで、デザインも良好だ。
【商品詳細】
サイズ:200×80cm
収納サイズ:16×35cm
総重量:790g
イスカ ウルトラライト
最低使用温度10度
シングル構造の夏季におすすめの寝袋。登山やサイクリストにもおすすめの軽量タイプ。寒くなりがちな足元には多めに保温材が封入されているほか、ゆったり設計でゆとりあるスペースが確保されている。撥水にも対応しているほか、引き裂き強度や耐摩耗性に配慮されたアウトドアに最適なディテール。
イスカ エアドライト 160
最低使用温度8度
夏キャンプにぴったりの軽量コンパクトな750FPダウン寝袋。シンプルなシングル構造だが、3Dシルエットでダウンの量をパーツごとに最適化。撥水効果も付いたお手軽シュラフ。
【商品紹介】
サイズ:70(肩幅)×180(全長)cm
収納サイズ:φ11×19cm
重量:360g(平均重量)
【商品詳細】
サイズ:肩幅80×全長202cm
収納サイズ:φ12.5×22cm
重量:約600g(平均重量)
モンベル ダウンハガー650 #3
快適温度3度、使用可能温度-2度
モンベルならではのストレッチシステムを採用した伸縮する寝袋。撥水加工が施されているほか、高品質な650FPダウンで冬キャンプも楽しめ通年使える。
【商品詳細】
サイズ:183cmまで
収納サイズ:φ15×30cm
総重量:720g(スタッフバッグ含む)
ナンガ ミニマリスム 180
想定使用温度0度
ハンガリー産の930FPシルバーグースダウンを使用した世界最軽量級の寝袋。「より小さく、より遠くへ」をテーマに、総重量わずか325gを実現。軽量でコンパクトになるシングルキルト構造。
【商品詳細】
サイズ:(最大長:210 × 最大肩幅:80/cm [身長180cmまで])
収納サイズ:φ13 × 20cm
総重量:約325g
車中泊におすすめの寝袋(シュラフ)
数人で車中泊する場合は、大型サイズのシュラフだと何かと便利に使えるはず。また、広げればシュラフ、収納時はクッションとして利用できるモデルなら実用性もばっちり。
コールマン アドベンチャークッションバッグ
快適温度5度
寝袋としてはもちろん、収納すればクッションとしても使えるスグレモノ。3シーズン用ファミリー寝袋。横幅150cmありため車中泊としてもおすすめだ。洗濯機で丸洗い可能。上と下をセパレートして使うことも可能だ。洗濯機使用可。
【商品詳細】
サイズ:約150 × 190cm(分割時約 75×190cm)
収納サイズ:約45 x 45 x 15cm(クッション時)、約38 x 45 x 23cm (丸めて2つを1つのケースに収納時)
重量:約3.4kg
ロゴス ミニバンぴったり寝袋・-2
適正温度目安-2度まで
その名のとおりミニバンサイズにピッタリの寝袋。車内泊はもちろんキャンプでももちろん使用可能だ。分割して使うこともでき、状況に応じて臨機応変に対応が可能だ。自宅で洗うことも可能。付属の収納袋にいれればクッションとしても使えて便利。
【商品詳細】
サイズ:約142×190cm
収納サイズ:約49×24×36cm
重量:(約)3.6kg
ナンガ ラバイマ バッグW 600
春、夏、秋の3シーズン使える650FPダウン寝袋。2人用だが、小さな子どもがいるなら家族で一緒に寝ることもできるファミリーサイズ。
【商品詳細】
サイズ:140 × 233㎝
収納サイズ:φ25 × 40cm
総重量:約1600g
3大人気寝袋メーカーの特徴【ナンガ・モンベル・イスカ】
寝袋のチョイスに困ったら定番人気の3大メーカー「ナンガ」「モンベル」「いイスカ」を選ぶのがいいだろう。どのメーカーも高い機能を備えた多彩なラインナップとなっている。
こだわりのダウン素材を扱う国内メーカー「ナンガ」の特徴

「ナンガ」は、すべて国内メーカーで加工された高品質のダウンを扱い、機能性や軽量性などに定評があり、キャンプ、登山などのアウトドア愛好家から絶大な人気を誇る。
細かい穴を設けたポリウレタン防水コーティング加工が施されたナイロン生地「オーロラテックス」は、同社が独自に開発した画期的なシステムだ。防水性を高めつつ高い透湿性も兼ね備え、同社の「オーロラライト」・「オーロラ」シリーズに採用されている。
シュラフは永久保証がついているのもうれしいポイント。ナンガにはおもに4つのカテゴリーがあり、それぞれ異なる特徴を持っている。商品名にある数字はダウンの使用量になっている。
ナンガ最強の寝袋「LEVEL 8」

極寒にも耐えうる最強スペックのナンガの寝袋「LEVEL 8」が登場。同社フラッグシップモデルのオーロラライトの性能を継承しつつ、ダウン量1000gで驚異の-23度対応(下限使用温度)のハイスペックモデル。

通常は脇の位置にあるファスナーを上部の胸のあたりに配置し、冷気の侵入をより防ぎ、ショルダーウォーマー、ウエストチューブはもちろん、ファスナー裏にダブルドラフトチューブを設け保温効果アップを図っている。
さらに背面は、縦バッフルとしたことで、ダウンの偏りを軽減しているほか、足元には通常モデルよりさらにダウンの量を多く封入し快適な寝心地を実現。

また、軽量化モデルUDD BAGバージョンも登場。130g軽い総重量約1,540gで、快適使用温度-11度、下限使用温度-20度、ダウン量950gとなっている。
ナンガ「LEVEL 8」オーロラライト
快適使用温度-13度、下限使用温度-23度
サイズ:レギュラーサイズのみで最大長220 × 最大肩幅90cm(身長180cmまで)
収納サイズ:φ21 × 41cm
総重量:約1,670g
「LEVEL 8」UDD BAG
快適仕様温度-11度、下限使用温度-20度
サイズ:レギュラーサイズのみで最大長220 × 最大肩幅90cm(身長180cmまで)
収納サイズ:φ21 × 41cm
総重量:約1,540g
オーロラライト 350DX
快適使用温度5度、下限温度0度、総重量750g
オーロラライト 600DX
快適使用温度-4度、下限温度-11度、総重量約1,050g
オーロラ 350STD
快適使用温度7度、下限温度2度、総重量約980g
オーロラ500STD
快適使用温度1度、下限温度-4度、総重量約1185g
多彩な寝袋のラインナップ「モンベル」の特徴

「モンベル」の寝袋は、使用する環境に応じて7種の「対応温度域」を設けている。「EXP.」が-15度まで対応可能な最上位モデル。次いで「#0」「#1」「#2」「#3」「#5」「#7」まであり、数字が上がるに連れて使用できる温度が上がる。つまり数字が低いほど冬に適しており、数字が高いほど夏に適しているということ。もっとも数字が高い「#7」は、使用温度15度となっている。
モンベルの対応温度表示(目安)
EXP:-15度~-10度
#0:-10度~-5度
#1:-5度~0度
#2:0度~5度
#3:5度~10度
#5:10度~15度
#7:15度~
さらにダウン素材を採用している「900FP ダウン」、「800FP ダウン」、「650FP ダウン」シリーズに加え、化繊素材を採用している「エクセロフト」シリーズがあり、それぞれ先述の使用温度別に商品が展開されていて、全30種以上の商品が展開されている。
なかには女性用サイズや右側ジッパー、左側ジッパーなどを揃えたシリーズもあり、多彩なラインナップになっている。
モンベルの寝袋に封入されたダウンの偏りを防止する独自の「シームレスダウン」構造に注目。寝袋は、細かい縫い目で壁を作り中身の偏りを防いでいるが、あえて縫い目をなくし、ダウン本来の保温力を最大限活かす独自構造を考案。
ダウンの保温力維持に直結する「ダウンのかさを確保する」ことに着目し、壁を作らなくてもダウンの保温効果を高める糸「スパイダーバッフルシステム」を開発。
クモの糸のように、ダウンと絡ませることで、壁(縫い目)がなくても偏らない理想的な構造に!さらに縫い目がないことで、縫製による針穴からの冷気の侵入を防ぎ、暖まった空気を逃さないメリットも。
加えてモンベルのマミー型に採用されている「スーパースパイラルストレッチ」は、抜群の伸縮性を誇るシステム。最大伸縮率135%という驚きの伸縮性誇り、寝袋の中での動きを妨げない快適さが魅力。
「900FP ダウン」ドライシームレスダウンハガー900(全4種)
価格26,400円〜72,600円
商品展開:#1、#2、#3、#5
縫い目がないシームレス構造で900FPダウンの保温力を最大限活かした構造「スパイダーバッフルシステム」を採用。さらに防水透湿性も融合した最先端モデル。独自のストレッチ構造で伸縮率最大135%を実現している。
「800FP ダウン」シームレスダウンハガー800(全7種)
価格:22,000円〜47,300円
商品展開:EXP.、#0、#1(※)、#2(※)、#3(※)、#5(※)、#7
※はWomen’s用もあり
800FPダウンで快適性と軽量性を備えたコンパクト収納が魅力の高品質シリーズ。ほかシリーズにはない女性用モデルも一部展開。スパイダーバッフルシステム構造。最上位モデルと同様に伸縮率最大135%のストレッチ構造を採用。
「650FP ダウン」ダウンハガー650(全5種)
価格:22,000円〜42,900円
商品展開:#0、#1、#2、#3、#5
汎用性に優れたスタンダードな650FPダウン素材を採用したシリーズ。ボックス構造もしくはシングルきっと構造を採用。独自のストレッチ構造で伸縮率最大124%を実現。
バロウバッグ(全5種)

価格:14,850円〜23,650円
商品展開:#0、#1、#2、#3、#5
保温性と速乾性に優れた扱いやすい化繊素材の寝袋。瓦葺構造もしくはジグザグ構造。瓦葺構造とは、中綿を屋根のように瓦を重ね、放熱を防止する構造。ジグザグ構造は、縫い糸が表地から裏地に貫通しないように中綿をジグザグに封入した構造。伸縮率130%を実現している。スパイラルストレッチ構造で伸縮率最大115%。
アルパインバロウバッグ(全6種)

価格:12,650円〜20,350円
商品展開:#0、#1、#2、#3、#5、#7
軽量性と保温性、速乾性の良いシリーズ。瓦葺構造もしくはジグザグ構造を採用。
独自の立体構造「イスカ」寝袋の特徴

国内シュラフを専門に扱う「イスカ」は、細身ながらオリジナルの3D構造を採用し、体にフィットした丸みを帯びたデザインが特徴。なかでも「エアモデル」には、内側と外側それぞれに最適な裁断と縫製を行うことで、保温効果をアップさせている。また、内側のダウンの配分をパートごとに最適な量にしていて、保温効果はもちろん軽量化にも貢献。
イスカ Air

高品質なダウンと撥水性能のほか、引き裂き強度や耐摩耗性、断熱性に優れたシリーズ。狭すぎず広すぎない3D構造で軽量コンパクトな寝袋。シリーズの中では一番商品展開が多い。
イスカ Down Plus

丈夫なポリエステルマイクロファイバー素材と高い品質のダウンを組み合わせた耐久性のある寝袋。キャンプはもちろん、登山、車中泊なにもピッタリ。
イスカ Alpha Light

湿度、濡れる環境においても効果的な化繊タイプの寝袋。オリジナルの3D構造で保温効率をアップしている。
イスカ Basic

夏にピッタリのモデルや防災用としても使えるものなども。
マットを併用すればより快適な寝心地に!
寝袋に合わせてマットの併用をおすすめしたい。地面の凸凹や底冷えなど、地面からの影響を受けづらく、より快適な寝床を確保できるはずだ。
キャンプマットには大きく分けて4つの種類があり、空気を注入して使用する「エアマット」、手軽で軽量な「ウレタンマット」、空気の注入に加えウレタン素材が採用された「インフレーターマット」、リーズナブルで手軽な「銀マット」などがラインナップされている。季節やテント内のスペース、キャンプスタイルなどに合わせて選びたい。
快適な寝心地の寝袋で最高のキャンプを!
本記事では、寝袋の選び方やおすすめ製品を詳しく解説した。
寒くて寝られなかったりすると、せっかくのキャンプも台無し。とくに冬キャンプでの寝袋選びはしっかり環境と状況にあったものを選びたい。
ぜひ本記事を参考にし、自分好みの寝袋を見つけよう。アウトドアを快適に過ごせるはずだ。
▼キャンプ・車中泊にピッタリの車は?
キャンプ・車中泊にピッタリの車は、広い積載スペースを有し、タフな4WD仕様がおすすめ。快適な寝袋を持ち込めば、テントを設営する手間なく、気軽にキャンプや車中泊を楽しめるメリットは大きい。SUVやピックアップトラック、ミニバン、軽自動車など、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて最適な車選びを。
▼キャンプの寝床をより快適にするコット!
就寝スペースの快適さに直結するコット(簡易ベッド)。ロータイプとハイタイプ、さらにはハイ・ローの切り替えができる2wayタイプなどがあり、使用する環境に応じて選びたい。地面のでこぼこを感じることなく、冬の底冷え対策としても有効だ。寝袋+コットならキャンプでの快眠を簡単に手に入れられるだろう。