多くの工芸品や特産品。暮らしが垣間見えるスーパー、苗字の謎など。青い海やシーサーに終わらない、南の島ならではの魅力を読む。
■沖縄、思いが伝わるつくり手を巡る旅。島の装い。TRAVEL BOOK
●豊かに暮らすための「なにか」を生み出す
「島の装い。展」や豊見城市に構えるストアの運営を通して沖縄の“ものづくり”の魅力を伝える「島の装い。プロジェクト」。
メンバーが県内、53のつくり手のもとを訪れ、工芸をはじめとした多種多様な“ものづくり”の背景や物語を紡ぐ。
企画・編集:セソコマサユキ
製作:島の装い。プロジェクト
1980円
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■沖縄のスーパー お買い物ガイドブック
●沖縄旅行の穴場を深掘り!
「SPAM」や「キャンベル」など、海外から輸入された缶詰、どこか懐かしさを感じるレトロなパッケージ、本土のスーパーでは見られない商品の数々に目移りする。
地元5大スーパーが全面協力し、うちなーも唸る、お買い物ガイドブック。
編著:室井昌也
論創社
1980円
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■パインと移民 沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ
●美味しいパインを食べられる理由
戦前、石垣島に台湾からの移民によってパイン缶詰製造の礎が築かれた。斜陽化する缶詰産業、生果生産への転換。
地域資源として根付くパイン生産の苦闘の歴史を綴る。著者は石垣島の生産現場で働きながら調査を行い、本書をまとめた。
著:廣本由香
新泉社 3850円
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■沖縄苗字のヒミツ 増補改訂
●なぜ、「金城」は「キンジョウ」と読むのか?
沖縄の苗字は独特な漢字の読みを使う。「改姓改名運動」によって変化した苗字は、沖縄戦などに翻弄され、数奇な運命をたどってきた。
沖縄の苗字の疑問を解き明かし、日本と沖縄の狭間で揺れ動く人々の思いを探るユニークな沖縄近代史。
著:武智方寛
ボーダーインク
1540円
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