「車を購入する場合は新車に限る」そう思っている人も多いはずだ。当たり前だが新車は外装・内装がキレイで、最新機種から選べるため満足度が高い。自分の好みを最大限に反映させられるほか、保証が充実している、長期間乗り続けられるなど、さまざまなメリットが見込める。
しかし、それと同時に複数のデメリットがあるのも事実であるため、必ずしも新車である必要はなく、中古車を購入するという選択肢も浮かび上がってくる。
そこで今回は、新車と中古車のどちらを購入すべきかについて詳しく解説する。最後まで読めば、両方のメリットを理解できた上で、自身にとって最適な選択肢が分かるはずだ。
■約70%の人が新車を購入したことがあると回答
「日本トレンドリサーチ(運営元:株式会社NEXER)」と「会宝産業株式会社」は共同で、全国の男女2000名を対象に自動車の購入に関するアンケートを行った。その結果、2000名のうち68.6%の人が「新車を購入したことがある」と回答している。
このアンケート結果を見ると、多くの人が新車に興味を示していることが分かる。また、筆者の回りの人に新車を欲する理由を聞いてみたところ、「なんとなくテンションが上がるから」「人が使ったものは使いたくない」などの回答が多かった。
多くの人が新車に対して魅力を感じているのだが、本当に新車でなければいけないのだろうか? 新車と中古車にはそれぞれメリットがある。両方の魅力を十分に理解した上で、車の購入を検討してみてほしい。
■新車と中古車それぞれのメリット
新車と中古車それぞれに分けてメリットを解説する。
【新車のメリット】
新車のメリットは最新機種を入手できることだ。メーカーから新登場した機種を、誰よりも早く乗ることができる。最もキレイな状態で乗れる点もメリットの一つだ。
また、車のカラーやオプションを自由に選択できるほか、保証期間が長いという利点も兼ね備えている。場合によっては、エコカー減税を受けられるケースも。
さらに新車であれば、購入して数年乗ったあとでも、売却すれば十分な金額になることが多い。リセールバリューが高いということも忘れてはならない。
【中古車のメリット】
中古車のメリットは、なんと言っても新車に比べて安価で購入できることだ。車を購入するとなれば、何かとさまざまな費用がかかってくる。中古車であればこの費用を大幅に抑えることが可能である。
また、豊富な選択肢から車種を選ぶことができるほか、納車までの期間が短いのも中古車の利点だ。乗りつぶす覚悟で自由にカスタマイズできる、ということも覚えておこう。
■新車か中古車で迷っている場合はコスパで選ぶのもアリ
新車か中古車で迷っている場合、コストパフォーマンスで選ぶという方法がある。単純なコストパフォーマンスで考えると、中古車が圧倒的に有利だと言える。
中古車は購入時の費用が安く、複数の車種から選択して購入できる。また、車両自体の性能は年々上がっているため、中古車であっても長く乗り続けられる車がほとんどだ。
そのため、車に対してこだわりが少なく、単純にコスパで選ぶなら中古車にしよう。その一方、コスパを無視してこだわりを反映させたい人は新車がおすすめだ。
新車であれば純正オプションを付ける、内装にこだわるなど、中古車にはないメリットがたくさんある。これらの基準で、中古車か新車を選んでみるのはいかがだろうか?
もちろん、新車と中古車はどちらか一方が正しいわけではなく、購入する人の好みや状況に応じて適切な選択肢が変化する。それぞれのメリットを理解した上で、車の購入を検討してみてほしい。
楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。
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