「部屋の掃除はまとめてやろう」「面倒だから後回しにしよう」という気持ちが続き、結局部屋が汚れてしまった、という経験はないだろうか? 現在その状況に直面している人もいるかもしれないが、汚れている状態はあまり良いとは言えない。
衛生的に良くないというのもあるが、部屋が汚れていると「片付けないと……」「ここにもゴミが落ちている」というように、さまざまなことに気が散ってしまう。つまり、仕事や趣味への集中力が低下してしまい、心の汚れもどんどん溜まっていってしまうのだ。
週末に時間が空いている人は、ぜひ本記事で解説する部屋掃除を実践してみてほしい。部屋をキレイに掃除するだけで、毎日の仕事に集中して取り組むことができるかもしれない。
■部屋掃除をする5つのメリット
部屋掃除は「ただ部屋をキレイにする行為」だが、実はたくさんのメリットがある。掃除をするのが面倒だと感じている人は、以下のメリットをぜひ確認してみてほしい。
・広々とした部屋で精神的にリラックスできる
・部屋が片付いてストレス解消につながる
・物の在庫を把握し出費を減らせる
・余計な物がなくなり集中力がアップする
・雑菌やカビを取り除き健康的になる
特に注目したいのが、部屋掃除による集中力アップだ。余計な物がなくなることで、「気が散る」という現象を軽減できるため、仕事や趣味に没頭できるようになる。それに伴い、クリエイティブな発想を生むことができるだろう。
「テレワークで仕事に集中できない」という人は、ぜひ部屋掃除を実践してみてほしい。健康的になれるだけでなく、集中力アップにつながるはずだ。
■部屋掃除を習慣化させる方法
「そもそも掃除をやる気力が湧かない」という人もいるだろう。確かに、部屋掃除を実践するまでのハードルはそう低くはない。
そんな人は、面倒な部屋掃除を習慣化させてしまおう。日頃から軽度な掃除を心がけ、習慣化させれば毎日の掃除が億劫に感じなくなる。常に清潔な状態を保つことができるだろう。
掃除を習慣化させる際に大事なポイントは、完璧を求めないことだ。「何曜日に必ず掃除をする」「埃一つ残さず掃除する」というルールを設けてしまうと、途中で面倒になり断念しやすくなってしまう。そのため「最低これだけはやっておく」程度のルールを設け、あとは完璧を求めず気軽に掃除しよう。
また、掃除のモチベーションを高めるためにも、掃除グッズを揃えておくのも良いだろう。専用ブラシやバケツ、ワックスなど、用途に合わせて便利な掃除グッズを用意しておこう。
■部屋掃除の具体的な手順
部屋掃除を効率的に実践する具体的な手順を解説する。掃除が一向に進まない人は、ぜひ以下の手順を参考にしてみてほしい。
【手順1.床に落ちているゴミを捨てる】
まずは、床に落ちているゴミを捨てるところから始めよう。散らかっている部屋には、使用済みのティッシュや飲みかけのペットボトルなど、さまざまなゴミが落ちている。それらゴミをしっかりゴミ箱に捨て、不要な物を徹底的になくそう。
【手順2.小物を片付ける】
ゴミを捨てたあとは、本や服、お菓子、バッグなど、部屋に散らかっている小物を片付けよう。然るべき場所にしまうだけでも、部屋一面がスッキリとするはずだ。
また、小物を片付ける際に「いるもの」と「いらないもの」に分別することも大切。不要なものは部屋を圧迫するだけなので、積極的に処分する癖をつけよう。
【手順3.部屋全体の埃や汚れを取り除く】
小物を片付けても、部屋にはまだ埃や汚れが残っている。掃除機や埃取り、ウエットシートなどを駆使し、部屋全体の埃や汚れを取り除こう。埃や汚れを取り除く際は、上から下へ、奥から手前へ、という掃除の基本を守り、効率的に掃除しよう。
■まとめ
本記事では、部屋掃除を実践するメリットや具体的な手順を解説した。
部屋の掃除を普段からすれば、常に清潔な状態を維持できる。また、集中力アップやストレス解消にもつながる。「何だか仕事に集中できない」という人は、週末に部屋の大掃除を実施することをおすすめする。
楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。
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