66973メンズでAT限定免許はダサい? AT限定とMTの割合、それぞれの特徴を解説

メンズでAT限定免許はダサい? AT限定とMTの割合、それぞれの特徴を解説

男の隠れ家編集部
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普通運転免許には大きく分けて、AT限定免許とMT免許の2種類がある。当たり前だが、AT限定免許でMT車を運転すると免許条件違反になってしまう。

AT限定では一部制限があることから、「メンズでAT限定免許は恥ずかしいのでは?」と思っている人もいるだろう。そこで今回は、AT限定免許とMT免許の取得割合、それぞれの特徴や違いを解説する。

すでに免許を取得している人もそうでない人も、ぜひ本記事を最後まで読んでみてほしい。

■30代以下の64.1%がAT限定で免許を取得している

日本トレンドリサーチ」が調査した結果によると、30代以下の64.1%がAT限定で免許を取得していることが分かった。40代は35.9%、50代以上は26%と、年齢が上がるにつれてMT免許の割合が上がっている。

また、警察庁が発表している令和3年度版「運転免許統計」でも、過半数がAT限定の普通免許を取得していると公表されている。「メンズがAT限定免許を取るのは恥ずかしい」と思う人もいるが、これらのデータから分かる通り、MT免許の割合は決して高くないため何も恥ずかしくない。

むしろMT免許を持っている人がマイノリティであること、さらにはこれまでの傾向から、今後はAT限定免許がより増えることが予想できるため、AT限定免許でもまったく問題ないと言えるだろう。

■AT限定免許・MT免許それぞれの特徴

AT限定の運転免許は、当たり前だがAT車しか運転できない。AT車は自動でギアチェンジをしてくれるほか、クラッチの操作が不要である。日本の普通車はほとんどがAT車であるため、AT限定の免許証でも困ることは少ないだろう。

一方、MTの免許証を持っていれば、ギアチェンジやクラッチを手動で行うMT車を運転できる。加えて、MT免許であればAT車の運転も可能だ。

MT車は基本的に1速から5速までのギアが備わっており、手動で自由に速度調整ができる。AT車で自動化されている部分をコントロールできるため、MT車は運転の臨場感をより楽しむことができるのだ。そのため、運転へのこだわりが強い場合は、MT免許の取得がおすすめされる。

■AT限定免許・MT免許それぞれの取得期間

AT限定免許とMT免許では、取得までの期間が異なる。また、免許取得までの難易度も異なっており、この場合はAT限定免許のほうが有利に働く。

AT限定免許を取得する際には、学科26時限と技能31時限の合わせて57時限必要となる。合宿免許などで細かなカリキュラムを組めば、最短14日で免許を取得できる。

一方、MT免許を取得するためには学科26時限と技能34時限の合計60時限必要となり、どんなにカリキュラムを調整しても最短16日はかかってしまう。

このように、AT限定免許はMT免許に比べて3時限少ないため、AT限定免許のほうが早く取得できることが分かる。また、AT限定免許は1.5万円ほど取得費用が安いのもポイントだ。

■AT限定免許でもあとからMT免許に変更できる

AT限定免許を取得したあとでも、然るべき方法を取ればMT免許に切り替えることができる。そのため「車の運転に慣れるまではAT限定免許を取得する」という方法も有効だ。AT限定解除の方法としては、以下の2つが挙げられる。

【方法1.教習所で技能審査を受ける】

教習所に通って技能教習を4時限受け、審査を受けて合格したあと、運転免許センターで手続きを行う方法だ。限定解除に関わる教習については、最低時限や教習内容が細かく決められている。

【方法2.運転免許証センターで直接審査を受ける】

運転免許証センターで技能審査を直接受け、合格したあとに手続きを行う方法だ。運転免許証センターによっては、技能審査の日にちや曜日が決められているため、事前に確認することをおすすめする。

■普通免許は好きなほうを選ぶのが唯一の正解

結局、AT限定免許とMT免許には、それぞれメリット・デメリットがある。また、取得する際の費用や期間が異なるため、「AT限定免許はMT免許に比べて劣っている」などと悲観的になる必要もない。

そのため、状況や目的に合わせて好きなほうを選ぶのが唯一の正解だと言える。あとからMT免許に変更できることからも、そこまで深く考える必要はないだろう。

楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。

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