世界に誇る日本産陶磁器って何がある? 知っておきたい“目からうろこ”の「ニッポンの陶磁器」まとめ
成立した年代、地域、当時の外交事情。さまざまな要素が絡み、それぞれに独自な文化を形成してきた日本の焼物。そんな素晴らしい陶磁器が日本にはたくさんある。陶磁器がよくわからなくても自分好みの焼物をひとつでも見つけられたら、きっと人生は豊かになるだろう。世界に誇る技法が華麗な色絵磁器を生み出す「有田焼」(佐賀県)|〈ニッポンの陶磁器〉

日本最古の磁器として親しまれる有田焼。その歴史はゆうに400年にも及ぶが、連綿とその息吹を絶やさずにきた陶工たちの試行錯誤とこれから。
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インテリア界のパリコレに出展。白磁の皿などをアピール「波佐見焼」(長崎波佐見町)|〈ニッポンの陶磁器〉

シンプルモダンなデザインや絵付けで若者にも人気な波佐見焼。江戸時代、波佐見焼の「コンプラ瓶」は、東南アジアやヨーロッパへと輸出された歴史を持つ。
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実際に使って魅力を発揮する、白磁に藍色の文様「砥部焼」(愛媛県砥部町)|〈ニッポンの陶磁器〉

衰退の憂き時代を経て、国の伝統工芸品や愛媛県指定無形文化財として指定された砥部焼は、200年以上もの歴史を今に伝えている。そんな美しい白磁器を愛でる。
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高温の炎による窯変が“わび”“さび”の風合いを生む「備前焼」(岡山県)|〈ニッポンの陶磁器〉

日本六古窯のひとつ備前焼。高温の炎で焼き、窯変でできた土の風合いは「わび」「さび」という日本独自の文化を広く世界へ伝える、古のアイテムなのだ。