45848「ガーミン」「G-SHOCK」「TIMEX」…重要なビジネスシーンでも浮かない“小ぶり”なアウトドアウォッチ5選

「ガーミン」「G-SHOCK」「TIMEX」…重要なビジネスシーンでも浮かない“小ぶり”なアウトドアウォッチ5選

男の隠れ家編集部
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旅、キャンプ、バイクレース――週末、腕もとに鎮座するのは、お気に入りのアウトドアウォッチ。心拍数、位置情報、音楽アプリ……。多くの機能で自分の趣味をバックアップしてくれる優秀な相棒は、週末の余韻とともに平日、街や職場でも行動を共にしたい。

とはいえ、クライアントとの会議、重要なミーティングで、本格的なソレは少々目立ちすぎる。そこで活躍するのが、“小ぶり”へと進化したアウトドアウォッチだ。

今回は万能な1本を手に入れるべく、最新のアウトドアウエアからスーツまでを網羅するスタイリスト・稲田一生さんにアウトドアウォッチのオススメを教えてもらった。

どんなアクティビティにもってこい、な 1本/GARMIN fenix 6S Pro Dual Power Light Gold/Sand

普段からロードバイクレースに参加するというプロ顔負けのスポーツマンである稲田氏。多機能なアウトドアウォッチは手放せないそう。

「4月中旬に開催されたロードバイクレース『富士チャレンジ200』は、プロ・アマ合わせて約500人ほど参加する大会なのですが、なんと100kmソロ男子で優勝しちゃいました(笑)。その時つけていたのが『ガーミン』。心拍数の変動、ストレス、睡眠などをデータ化してくれるので、アクティビティの準備が整っているかが一発でわかるんです。おかげで、抜群の体調でレースに取り組めましたね」

稲田氏が愛用するのが、ガーミンの「fenix 6s」。ケース径42mmとアクティビティウォッチの中では、小ぶりのサイズ。これ一本で、心拍数測定をはじめ、ワークアウトのガイダンス、ゴルフコース、潮流や波の高さを教えてくれるサーフィン機能など、数えきれない機能を誇る。

「トレイルランニング、水泳、ランニング、サイクリング、ハイキング、スキー、ゴルフ、サーフィン……と、対応するアクティビティはたくさん。多くのスポーツに特化した機能が魅力です。ソーラー充電式なのでバッテリーの心配も無用ですよ」

さらに、アウトドアウォッチはスポーツの時だけでなく、日々の自分の体調を記録し、コントロールしてくれる。

小振りサイズなら、スーツの腕元でも主張しすぎず、きちんとした見え方に。

「平日でもアウドドアウォッチをつけていたい人って実は多いと思うんです。優秀な機能はビジネスにも活用できるし、週末の思い出を平日に感じていられるのも嬉しい。スイカなどのICカードも登録でき、キャッシュレス決済もできます」

地図がインストールされていて、“次の分岐は右へ”“交差点は左へ”なんてナビゲーションもしてくれるから、ビジネスシーンにももってこいの一本だ。

「ただ、アウトドアウォッチはデザイン的に主張が強く、スーツやジャケットなどビジネス服に合わせにくいのも事実。だからこそ、できる限り径の小さな“小振り”のアウトドアウォッチがオススメです。スーツの腕元でも主張しすぎずサラリと付けられて、お洒落のアクセントにもなりますからね」

もちろんカジュアルフライデーの腕元にも好相性。日常を非日常にも変えてくれるオトコの嗜好品だ。

商品概要
商品名:GARMIN fenix 6S Pro Dual Power Light Gold/Sand
価格: 12万1000円
サイズ縦:42mm、ケース径/幅:42mm、厚み:14.2mm
機能:ソーラー充電、Bluetooth®搭載、Suica対応、サーフィン機能、ゴルフ機能など
公式サイト:https://www.garmin.co.jp/
問い合わせ先:ガーミンジャパン ☎︎0570−049530

各メーカーから小振りサイズが続々と登場しているので、自分ももう1本購入しようと検討中という稲田氏。

「どんな時計が良いのかをリサーチしていまして。いま買うべき小振りのアウトドアウォッチを皆さんにも共有しますね」

初代「G-SHOCK」のフォルムを受け継ぐ最新タフネスウォッチ/G-SHOCK GW-B5600

稲田氏が多くの諸先輩方からオススメされたのが「G-SHOCK」の『GW-B5600』。衝撃に強く、20気圧防水を誇る。暗い場所でしっかりと時間を確認できるディスプレイも、ビジネスシーンで役に立つ。

「G-SHOCKといえば5600系ですが、その最新版がこちら。スマートフォンとの連携や標準電波による時刻修正システムにも対応していて、来たる海外旅行や出張でも、自動的に時間を調整してくれます。何よりG-SHOCKをスーツの腕もとにつけることは今や何の抵抗もないはず。しかも、旬なマットブラック×グリーンでデザインした1本なら、腕元からスーツをお洒落に見せてくれますよ」

商品概要
商品名:G-SHOCK GW-B5600MG-1JF
価格: 2万3100円
サイズ縦:48.9mm、ケース径/幅:42.8mm、厚み:13.4mm
機能:20気圧防水、タフソーラー、耐衝撃構造(ショックレジスト)、Bluetooth®搭載、世界6局の標準電波対応
公式サイト:https://www.casio.com/jp/watches/gshock/ 
問い合わせ先:カシオ計算機 お客様相談室 03-5334-4869

あの大統領も愛用したシリーズが、さらにハイスペックに。/TIMEX IRONMAN エッセンシャル 10ラップ

スポーツウォッチの概念を世界に初めてもたらした「TIMEX」の『IRONMAN(アイアンマン)』。歴代の米国大統領を始め、多くのアスリートからも支持されるこのシリーズは、世界で最も売れたスポーツウォッチとも呼ばれ、本国アメリカではスポーツウォッチの代名詞として知られています。

「同ブランドのアウトドアウォッチであるアイアンマンは、クリントン前大統領が就任演説のときに付けていたことでも有名。洗練されたミニマルなデザインが魅力なうえ、お求めやすい価格帯も嬉しいポイントですね」

「スーツとの相性がいいのはもちろん、本格的な自転車レースでも決して邪魔になりません。黒のエラスティック素材のベルトも、男っぽくて格好いい。夏の汗染みを気にしなくていいのも、実は嬉しいポイントです」

商品概要
商品名:TIMEX IRONMAN エッセンシャル 10ラップ ブラック ファストラップストラップ
価格:9350円
サイズ:ラグ幅20mm、ケース径/幅40mm、厚み12mm
機能:10気圧防水、風防アクリル、インディグロ®ナイトライト クォーツ
公式サイト:https://www.timexwatch.jp/
問い合わせ先:ウエニ貿易 03-5815-5720

アウトドアでも活躍必至なチタン製ビジネスウォッチ/PR0MASTER×mont-bell ALL BLACK

4本目は、今回で4回目のコラボレーションとなる『シチズン PROMASTER』と『モンベル』の1本。タウンユース・アウトドア両方での使用を想定しているため、正統顔のアウトドアウォッチでありながら、平日の使い勝手も抜群なのだ。

「チタンにデュラテクトDLCというカーボン硬質膜をコーティング素材を、ケースとバンドに採用していて、高い強度と滑らかな質感を実現しています。いわば、ビジネス顔をしたアウトドアウォッチ。実際にプロの自転車レーサーや、カヤックのプロ選手なども付けていると聞きます。ビジネスウォッチは重いものが多いですが、これは本当に軽いです!」

「サイズも42mmとアウトドアウォッチとしては小ぶりで、厚みは10mm程度とスリムなのでまったく邪魔になりません」

商品概要
商品名:CITIZEN PR0MASTER×mont-bell ALL BLACKモデル(エコ•ドライブ/デュラテクトDLC)
価格:11万円
サイズ:ケース径/幅42.2mm、厚み10.6mm
機能:光発電エコ・ドライブ/パワーセーブ機能/フル充電時2年可動(パワーセーブ作動時/電波受信機能(日中米欧)/ワールドタイム機能(26タイムゾーン)など
公式サイト:https://citizen.jp/shop/promaster/g/gcb0177-58E/
問い合わせ先:シチズンお客様時計相談室 0120-78−4807

いまお洒落目線で選ぶなら、断然この1本!/Luminox×BEAMS ORIGINAL NAVY SEAL

最後は、高い人気を誇るビームス別注の「Luminox(ルミノックス)」のアウトドアウォッチ。オールネイビーのそれは見るからにお洒落で、スーツにもなんなくキマりそうだ。

「米海軍特殊部隊『Navy SEALs』からの開発要請をはじめ、現在世界各国の公的機関にも採用されている、というストーリーがこれまた男心にグサリと刺さりますよね。LLTにはビームスのイメージカラーのオレンジを採用するなどこだわり満載です。小さくて、頑丈で、耐久性もあって、デザインもミニマル。そんなシンプルさがこれまた可愛いですね」

商品概要
商品名:Luminox×BEAMS
価格:5万8300円
サイズ:ケース径/幅42.2mm、厚み10.6mm
機能:200m防水/20atm/逆回転防止ベゼル/自己発行システム
限定300本
公式サイト:https://www.beams.co.jp/item/bprbeams/watch/11480628707/
問い合わせ:ビームス 銀座 03-3567-2224 

1983年神奈川県出身。スタイリスト吉野誠氏に師事し、2017年の独立。以後フリーランスのスタイリストとして、メンズファッションを中心にスタイリングを手掛ける。映画「アウトサイダー」(NetFlix)や「クルマ/Honda」のカタログをはじめ、雑誌やwebなど幅広い分野で活躍している。

取材・文=verb
スタイリング=稲田一生
写真=蜂谷哲実

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