一人旅は事前に確認しておくべきポイントがいくつも存在する。なぜなら、一人旅にはトラブルがつきものだからだ。
本記事では、一人旅を最大限満喫するためのポイントを5つ解説する。アクシデントを楽しむのも一つの醍醐味だが、事前に準備しておけば一人旅を快適に行えるはずだ。
■一人旅にはトラブルがつきもの
青春18切符などでローカル線を使用する一人旅。しかし、慣れない乗り換えや交通機関の遅延などが原因で、時間通りに辿り着けないなんてことも。うっかり一本電車を逃してしまったら、次の電車が来るまで数時間待たされる、なんてこともザラにあるだろう。
田舎の電車はとにかく本数が少ない。そして都会の常識を手放せずにいると、さまざまなトラブルを招いてしまう。交通機関のトラブル以外にも、一人旅では以下のようなアクシデントが起こりうる。
- 知らない土地で迷子になる
- 現地のルールを理解しておらず周りの人に注意される
- 飲食店が早くに閉まり途方に暮れる
- 予期せぬ体調不良を招く
- 荷物の負担でストレスが溜まる
以上のように、どんなシチュエーションにしろ一人旅にはアクシデントがつきものだ。
旅先が都会であれば、現地で解決できないこともないが、田舎であればその常識は通用しない。少しでも身軽に、そしていざというときのために準備をしておくことが大切だ。
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■一人旅を楽しむための5つの準備・テクニック
これから一人旅を行う人は、以下5つのポイントを押さえておこう。
【1.ランドリーを活用する】
1つ目のポイントは、ランドリーを活用することだ。宿泊先のランドリーは必ず確認しておこう。
荷物の負担になりやすい衣類は、工夫次第で負担をかなり軽減することができる。もし洗濯から乾燥までできる設備があるのなら、1週間ほどの宿泊でも、持っていく衣類を1日〜2日分に抑えられるだろう。
洗剤は少量のパックを購入するか、ジップロックなどで小分けにして持参すると良い。旅館にランドリーがない場合は、近場に似たような設備がないか調べておこう。
【2.衣類はコンパクトにまとめる】
2つ目のポイントは、衣類をコンパクトにまとめることだ。ジップロックがついた大きめの袋に着替えを平らに入れ、圧をかけて空気を抜くと、かなりコンパクトになる。
ジップの端を1~2cm程残して閉め、反対のマチの部分からくるくると丸め込むように空気を抜くと、上手く圧着させることができる。このテクニックは旅先に機材がなくても行えるほか、帰りもスッキリと持ち帰ることができて非常に便利である。
温泉街を巡る場合は、大きめのタオルも圧縮袋で持っていくと良いだろう。
【3.タクシーを有効活用する】
公共交通機関の使用を前提とした旅では、タクシーの利用が便利である。特に田舎は駅からレジャー施設まで距離があるため、タクシーを使えば移動がスムーズになる。
繁忙期の観光地を巡る際は、タクシーを予約しておくと良いだろう。連休だと出先でタクシーがまったく見当たらず、電話で呼ぼうにも空きがない状態になる可能性もある。せっかくの貴重な時間を奪われないためにも、事前に準備をしておこう。
余談だが、筆者が小さな離島に一人旅をした際にタクシーを利用したところ、運転手から観光地や穴場スポットを案内してもらうことができた。観光サービスを期待している場合は、観光タクシーを1日中利用するのも選択肢の1つである。
【4.薬を用意する】
薬を用意しておくのもかなり重要ポイントである。旅に出る前は健康だったとしても、慣れない食事や環境の変化により、体調に変化が現れる場合がある。
念のため頭痛薬や酔い止め、胃薬、下痢止めなど、一通りの薬を用意しておくことをおすすめする。現地では手に入らない場合もあるため、自分に合った薬をしっかり準備しておこう。
【5.テーマを決める】
気の向くままに行動するのも一人旅の醍醐味かもしれないが、テーマがあると現地での楽しみ方がより豊かになる。
筆者は九州を旅行した際、「酒と温泉を満喫する旅」と銘打って、芋焼酎と温泉街巡りを存分に堪能したことがある。そのテーマを事前に決めていたことで、旅先の酒屋に訪れたとき、店主と話が弾んでお酒を試飲させてもらったりした。
美術館巡りであったり、地域の歴史を調べたり、ご当地グルメを楽しんだりなど、人によって一人旅の楽しみ方は千差万別だ。ぜひ自分に合ったテーマを決めて、一人旅を存分に楽しんでほしい。
■まとめ
本記事では、一人旅を最大限楽しむためのポイントを5つ解説した。
人それぞれ一人旅に求めることは違うので、本記事で解説した内容がすべてではない。しかし、一人旅で問題を起こさず、快適に過ごすためには準備が最重要となる。
快適に一人旅を楽しむ手段の1つとして、本記事が参考になれば幸いである。楽しんでいただけただろうか。今後も「男の隠れ家デジタル」らしい切り口で情報を紹介していきたいと思う。
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