一番大切なのは「特別なスキル」ではなく、「やってみたい」という強い気持ち。揃えたい工具や作業手順、ホームセンター活用術など、役立つヒントを紹介する。
(※その他の写真は【関連画像】を参照)
※この記事は2024年10月号に掲載されたものです。
■部屋作りのヒントを学べる!セルフリノベ実例集
セルフリノベで自室やガレージを理想の空間に変身させた実例を紹介。細部までこだわって作り上げた達人たちの技をぜひ参考にしてほしい。
■#1 賃貸リノベで実現した理想の趣味部屋
●ウォーキーさん
デザイナーやイラストレーターとしての活動のほか、爬虫類飼育・釣り・サバゲー・DIY・ライフハックなどの趣味情報を発信するマルチクリエーター。
・ブログ:hookedLife(フックドライフ)https://hookedlife.jp
・InstagramID:https://www.instagram.com/warkey/

すべてホームセンターで調達した材料で自室の賃貸マンションをセルフリノベしたウォーキーさん。最もこだわったのが両側の壁面で、片側は無機質な黒い壁紙を貼ってクールな雰囲気に。
原状回復できるように貼ってはがせる壁紙用のりを使用している。もう片側は「2×4アジャスター」を両端にはめ込んだ2×4材を5本立てた後、オイル塗装した野地板を一枚一枚張り合わせて木の壁を作った。
ワークスペースとなるデスクもオリジナルで作成するなど、まさに理想の趣味部屋(兼仕事部屋)となった。

■費用概算17万円
※壁面(壁紙、木の壁)、床、釣具収納、デスク回り、照明などの合計
●BEFORE
以前は普通のワンルームマンション。工夫次第で賃貸でもここまで変えられるかと改めて実感させられる。

●AFTER
床材には安価で施工も簡単な「クッションフロア」を使用。床は室内で大きな面積を占める場所なので、この床リノベによって空間のイメージを大きく変えることができた。





■#2 古民家のガレージを改修して作業部屋に
●ナチョさん
宮崎県えびの市にて、中南米雑貨を扱うオンラインショップ「PACHAMAMA」を運営する傍ら、YouTubeで田舎暮らしの様子、DIY、えびのの風景などを配信中。
・YouTubeチャンネル「えびのさるき」 https://www.youtube.com/channel/UCt5Ky_hQi5ETo0G9GjMZD2A
・中南米雑貨オンラインショップ「PACHAMAMA」(自作DIYグッズも販売)https://pachamama-ebino.stores.jp/
・InstagaramID:https://www.instagram.com/nacho7016/
2018年に宮崎県えびの市に移住後、空き家だった農家の古家や牛舎、裏山などを250万円で購入したナチョさん。それらをセルフリノベする様子をYouTubeチャンネルで配信してきた。
大切にしているのはアップサイクル(創造的再利用)という考え方。建築の経験はなかったが、試行錯誤しながらガレージやもみ小屋2階の部屋などを自分好みの空間に変身させてきた。

これらの作業に用いた木材は、知り合いから譲り受けたものや廃材を再利用していて、ほとんど費用がかかっていないというから驚きだ。
■費用概算9万円
※ガレージ3万円+隠れ部屋(階段用の材木含む)6万円の合計
●BEFORE
元のガレージはケイカル板を張っただけの倉庫のような空間だった。2018年の移住当初は母家のリノベなどを行っていたが、2021年頃からガレージのリノベにも本格的に着手。

もみ小屋2階にあった部屋は比較的きれいだったことからセルフリノベすることに。まず安全に上がれるように階段づくりに着手した。

●AFTER
ガレージの壁に、下地となる野地板を垂直に張った上、自転車収納部分にはOSB合板を張り、それ以外には、横板を一枚一枚張っていくことで、木の風合いを感じる空間に変えていった。

さらに、作業用のデスクは、以前店舗に置いてあったテーブルを電動ノコギリで切断して配置。その隣にある棚も自作した。


取材・文/中武一朗
※この記事は2024年10月号に掲載されたものです。
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