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■ファミコンが登場した頃のあの雰囲気を楽しみたい
はくなさん/滋賀県
「子どもの頃からゲームが好きで、いつかゲームだけの部屋を造りたいというのが夢でした」
はくなさんは自宅の2階にある自室でその夢を実現させた。室内には80年代のゲームセンターを彷彿とさせるゲーム機が並び、まるでタイムスリップしたかのような感覚に。オークションサイトやゲームセンターが販売する機器などを少しずつ買い集めてきた。
6年前、クローゼットを秘密基地のようなゲーム部屋に改造。その画像がツイッターで注目を集め、大手メディアニュースに取り上げられ話題になり、そこから一気に知り合いが増えたという。
喫茶店にあった懐かしのゲーム機も。
ゲームソフトは、ゲーム機ごとに整然と美しく並べている。
「ゲームをプレイするのも好きですが、ファミコンが世の中に登場した1983年から90年代初頭の雰囲気を楽しみたい。ファミコン雑誌を買って、次はどんなのが出るんだろうとワクワクした、あの気持ちを今も持っていたいんです」
ゲームは横にいる誰かと一緒にプレイするから楽しい。顔の見えないオンラインゲームは苦手、と笑う。また、液晶モニターはハッキリ映りすぎるため、あえてブラウン管で線の滲みを味わう。ここは単なるゲーム部屋ではない、少年時代のワクワクをもう一度味わえる大切な部屋なのだ。
80年代のゲーム機やコントローラーも。
使用感からストーリーが伝わる。
■PICK UP
マガジンラックはSNSで知り合った木工作家「たたるん工房」さんにオーダー。当時のゲーム雑誌をディスプレイ。
【ROOM DATA】
広さ/10.94㎡
使用年数/6年
趣味/ビデオゲーム
Instagram ID/hacna127
文/いしだかおり 撮影/渡部健五
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