■河原に造られた開放的な天然の湯船
(※その他の写真は【関連画像】を参照)
※この記事は2024年10月号に掲載されたものです。
黒部ダムに次ぐ日本で2番目の高さを誇る長野県大町市の高瀬ダム。槍ヶ岳を目指す「裏銀座コース」の起点となる場所でもあり、マイカー規制のため七倉駐車場からはタクシーを使ってたどり着く。

湯俣温泉は、ここからさらに約9km、3時間ほどの道のりを歩かなければならない。そして、長いトンネルやダム沿いの道、渓流沿いの樹林帯と景色に富む林道を進めば、いつしか川の向こうに湯俣温泉「晴嵐荘」が見えてくる。

客室は山小屋の造りでありつつ清潔感もあり、気持ち良く過ごせる。ラウンジのほか夜はバーも人気だ。そして多くの登山客が目的とするのはここから15分ほど歩いた地獄谷にある源泉地帯。
湯俣川を遡って行くと、清流の横から幾筋も湯気が上がる河原に到着する。そこが野天温泉が楽しめる場所だ。


温泉客はスコップなどを持ってきて河原を掘り起こし、石を組んで自由に入浴できる。源泉は単純硫化水素泉で温度は42℃ほど。うまい具合に川の水と合わせれば、湯加減も最高の自分専用の湯船を景色とともに楽しめる。
■北アルプス

南の槍ヶ岳を目指すため、裏銀座の山々が見渡せる湯俣温泉へ。その道中では北にそびえる針ノ木岳の姿もきれいに拝める。
晴嵐荘
長野県大町市高瀬入り
TEL/090-5535-3667
営業期間/7月中旬~10月中旬
チェックイン・アウト/設定なし(安全のため、早めのチェックインを)
料金/1泊2食付1万4000円
▼あわせて読みたい
編集部
いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。
我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。
