9901世界5大ウイスキーのおすすめ銘柄22種類一覧|選び方や飲み方付

世界5大ウイスキーのおすすめ銘柄22種類一覧|選び方や飲み方付

男の隠れ家編集部
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目次

世界5大ウイスキーとは

上質なウイスキーは、造るのに適した土地で生まれる。世界でも特に適した土地で造られたウイスキーを、世界5大ウイスキーという。

本記事では、この世界5大ウイスキーに関する歴史や製造法、味わいの違いについて探り、厳選した銘柄を紹介する。

ウイスキーの種類はどう分類されるか?

ウイスキーの嗜みは、選ぶところから始まる。しかしウイスキーの種類を知らなくては、良質なウイスキーを選ぶことは難しい。まずは次の4点でウイスキーを分類し、それぞれの特徴や種類について解説しよう。

・味わいに違いが出る原材料
・飲みやすさを作るブレンド
・特有の文化を持つ産地
・無視はできない価格

味わいに違いが出る原材料

ウイスキーの味わいを大きく左右するのが、原材料だ。ウイスキーは穀物を醸造・蒸留して造られるが、おもに下記4種類の穀物が原材料として使われる。

・大麦
・小麦
・ライ麦
・トウモロコシ(コーン)

こうした原材料の選定やブレンドによって、味わいは変わる。原材料で分類した場合、代表的なウイスキーは次の3種類となる。

①モルトウイスキー
大麦麦芽のみを原材料にしたウイスキー。

②グレーンウイスキー
小麦やトウモロコシといった穀物に、大麦麦芽をブレンドした原材料で造られたウイスキー。

③ブレンデッドウイスキー
上記のモルトウイスキー、およびグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキー。

ただし、ウイスキーの味わいというものは形容することが難しい。飲み手によって好みが大きく分かれるため、一度は飲み比べてみることをおすすめする。

飲みやすさを作るブレンド

一般的なウイスキーの多くは、「ブレンデッドウイスキー」だ。しかしながら、大麦麦芽のみを原材料とするモルトウイスキーであっても、ブレンドが行われるケースは多い。なぜなら、同じモルトウイスキーでも蒸留所や樽(カスク)の違いにより、味わいが変わるためだ。

モルトウイスキー同士をブレンドすることで、飲みやすい味わいを作り出すことは珍しくない。モルトウイスキーをブレンドにより更に分類すると、代表的なものは下記の3種類となる。ウイスキーの飲みやすさを語るうえでは大切な要素だ。

①シングルカスク
1つの樽で造られたウイスキーのみを瓶詰めしたもの。

②シングルモルト
1つの蒸留所において、複数の樽で造られたウイスキーをブレンドしたもの。

③ブレンデッドモルト
複数の蒸留所で造られたウイスキーをブレンドしたもの。

特有の文化を持つ産地

ウイスキーの産地が味わいに及ぼす影響も大きいといえる。気候や土壌はもちろんのこと、産地特有の文化が味わいを左右することもある。原材料やブレンドも含め、それぞれが持つ独自の特徴を楽しめる点で、産地によって選ぶのは有力だろう。

ウイスキーの「5大産地」として知られる場所は、次の通りである。

①スコットランド
「スコッチウイスキー」といえば、知らない者は少ないだろう。強い香りを持つ銘柄が多いのが特徴だ。

②アイルランド
「アイリッシュウイスキー」は歴史が長く、ウイスキーの元祖とも呼ばれる。すっきりした味わいが特徴だ。

③アメリカ
「アメリカンウイスキー」には大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシといった幅広い原材料が使われる。寒暖差の大きな気候が育む、独特な甘味が特徴だ。

④カナダ
「カナディアンウイスキー」には、口当たりが軽くクセのない銘柄が多い。ウイスキー初心者にもおすすめの産地といえる。

⑤日本
「ジャパニーズウイスキー」は、スコッチウイスキーのエッセンスを吸収しつつ、独自の発展を遂げた。繊細かつ上品な味わいが特徴で、世界的な評価も高い。

無視はできない価格

ウイスキーの価格は、銘柄や熟成期間によってかなりの差がある。1瓶で1,000円を切るものから、6,000万円を超える高級品までさまざまである。価格面も、無視はできない要素といえるだろう。

一般的に、熟成期間が長いものほど製造コストが上がるため、価格も高くなる傾向がある。十分に熟成されたウイスキーは厚みが増し、まろやかな味わいとなる。とはいえ高級品へのチャレンジは、原材料や産地による味わいの違いが分かるようになってからでも遅くはないだろう。

なお、2018年に酒税法が改正されたが、ウイスキーのような蒸留酒は変更の対象外だ。よって2026年までは、酒税法改正によるウイスキーの大きな価格変動はないと見られる。

初心者におすすめするウイスキー銘柄の選び方

ここではウイスキー初心者向けに、銘柄の選び方について解説する。

風味の好みから選ぶ

先述したように、ウイスキーの風味は原材料・ブレンド・産地によって大きく変わる。ウイスキー初心者であれば、クセの少ないものから味わい始めるとよいだろう。

具体的には、日本を産地とするジャパニーズウイスキーの銘柄から選ぶことをおすすめする。日本人の口に合うように造られておりクセがなく、後悔することが少ないだろう。

とはいえ、飲み手によってウイスキーの好みは変わる。自分の好みを知る意味で、それぞれの産地における代表的な銘柄を1瓶ずつ飲んでみるのもよいだろう。

飲み方から選ぶ

ウイスキーの飲み方によって、相性のよい銘柄は決まる。どのようにウイスキーを飲むのかによって、銘柄を選ぶと失敗しにくいだろう。ウイスキー上級者ともなれば、外飲みや宅飲みといったシーンごとに、細かく銘柄をチョイスすることもある。

ここからは、ウイスキーの代表的な飲み方を5種類紹介する。

①ストレート
ウイスキーをそのまま味わう飲み方。ウイスキーの味わいを純粋に楽しめる。

②オンザロック
ウイスキーに氷を入れる飲み方。氷が適度に混ざることで、口当たりがまろやかになる。

③ソーダ割り(ハイボール)
ウイスキーに炭酸水を合わせる飲み方。すっきりした味わいとなり、ウイスキーが苦手な人でも飲みやすくなる。

④水割り
ウイスキーに水・氷を合わせる飲み方。水の量によって口当たりを調整できる。

⑤お湯割り
ウイスキーにお湯を合わせる飲み方。ウイスキーが温まることで、香りが引き立つ。

贈り物・プレゼントとして選ぶ

中には、大切な人にウイスキーを贈りたいと考える人もいるだろう。お酒を飲む人への贈り物として、ウイスキーは定番の1つだ。普段ウイスキーを飲まない人でも、ハイボールのような飲み方で気軽に楽しめる。

相手がウイスキーの愛飲者で、好みの銘柄を把握している間柄であれば議論の余地はない。そうでない場合は、名の知れた万人向けの銘柄を選ぶのが無難だろう。

世界5大ウイスキーを制覇しよう

先述した通り、スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本で造られたウイスキーが「世界5大ウイスキー」である。これら産地のウイスキーには、それぞれ異なる魅力や特徴がある。世界5大ウイスキーの魅力を紐解き、ウイスキーの世界制覇を楽しみたい。

▼スコッチウイスキー(スコットランド)

1.スコッチウイスキーの定義

ウイスキーの代名詞ともいえる、スコッチウイスキー。イギリス北部のスコットランド地方で蒸溜、熟成されたウイスキーの総称を指す。英国の法律に細かい定義があり、以下の主な条件を満たしたものがスコッチウイスキーとして名乗ることができる。

・スコットランドの蒸留所で、糖化や発酵、蒸留を行う
・原料には、大麦麦芽などの穀物、水、酵母のみを使う
・アルコール分94.8度以下で蒸溜
・容量700L以下のオーク樽で最低3年以上熟成
・最低瓶詰めアルコール度数は40度
・添加物は水とカラメルのみ

2.スコッチウイスキーの種類

スコッチウイスキーは製法などの違いから、主に5つに分類される。

シングルモルト

単一の蒸留所で、大麦麦芽のみを原料とする「モルトウイスキー」を瓶詰めしたもの。

シングルグレーン

単一の蒸留所で、トウモロコシやライ麦などを主原料とする「グレーンウイスキー 」を瓶詰めしたもの。ただし、あまり製品化はされていない。

ヴァッテッドモルト

複数の蒸留所で造られたモルトウイスキーをヴァッティング(※)したもの。

※ヴァッティングとは、モルトウイスキー同士、シングルウイスキー同士を混ぜること。

ヴァッテッドグレーン

複数の蒸留所で造られたグレーンウイスキーをヴァッティングしたもの。ただし、製品化されることは少ない。

ブレンデッド

モルトウイスキーとグレーンウイスキー を数種類から数十種類混ぜ合わせたもの。スコッチウイスキーには多くの種類があるが、乾燥で使われるピート(泥炭)によるスモーキーな香りが特徴だ。

以下の記事では、各銘柄の特徴や味わい、誕生秘話など、スコッチウイスキーについてさらに詳しく解説している。ぜひあわせて読んでみてほしい。

3.スコッチウイスキーの主な銘柄8選

スコッチウイスキーの定番の銘柄は次の通りだ。

ザ・マッカラン 12年|シングルモルト

優雅な金色が美しい、「ザ・マッカラン」ブランドをを象徴する1本。厳選されたシェリー樽で最低12年熟成させ、シェリーの甘い香りのなかに、ほのかにジンジャーやドライフルーツの香りが漂う。フルーティーな芳香と豊かな口あたりが特徴だ。

700ml/希望小売価格8000円(税別)/40%
販売:サントリースピリッツ

ボウモア 12年|シングルモルト

アイラ島で造られる「アイラモルト」のなかでも、「アイラモルトの女王」と呼ばれる逸品。ドライでスモーキーな香りの中に、ほのかにレモンのフルーティーな香りが調和する。ダークチョコレートを思わせるコクもある。

700ml/希望小売価格4400円(税別)/40%
販売:サントリースピリッツ

グレンフィディック 12年スペシャルリザーブ|シングルモルト

1963年に、世界で初めてシングルモルトとして発売したウィスキー。上質なアメリカンオーク樽とヨーロピアンシェリー樽で、最低12年間、熟成させる。 レモンや洋梨のフルーティーな香りと、かすかに香る樽香が上品で繊細な味わいを生み出している。

700ml/希望小売価格4000円(税別)/40%
販売:サントリースピリッツ

アードベッグ|シングルモルト

口に含むと、少しぴりっとした刺激に驚く。しかしその後は、重厚感のある甘美な味わいに。強烈なスモーキーさと繊細な甘さが調和する。好みにあう人は、とことんハマるという。「究極のアイラモルト」として、評価も高い。

700ml/希望小売価格6000円(税別)/46%
販売:MHD モエ ヘネシー ディアジオ

シーバスリーガル 12年|ブレンデッド

プレミアム・ブレンデッドスコッチウイスキーの銘品。バニラやヘーゼルナッツのようなクリーミーな風味と共に、ハーブや蜂蜜、果実のアロマが広がる。まろやかな舌触りで、やわらかな余韻が長く残る。

700ml/参考小売価格4660円(税別)/40%
販売:ペルノ・リカール・ジャパン

バランタイン17年|ブレンデッド

ブレンデッド・スコッチの代名詞的な存在。発売当時、17年にもおよぶ長期熟成ブレンデッドウイスキーは珍しかったという。40種以上の原酒を絶妙にブレンドし、華やかでまろやかな味わいを実現。奥行きや気品さを感じられる1本だ。

700ml/希望小売価格9000円(税別)/40%
販売:サントリースピリッツ

ジョニーウォーカーブラックラベル 12年|ブレンデッド

世界No.1(※)の売り上げを誇るスコッチウイスキーブランド。12年以上熟成したモルトウイスキーとグレーンウイスキーの原酒を独自のブレンディング技術でブレンド。豊かな香りとコクを生み出し、スムースな飲み口だ。

※Impact Databank2019に基づく販売数量

700ml/オープン価格/40%
販売:キリンビール

ラフロイグ10年|シングルモルト

アイラ島でつくられるモルトは、 スモーキーで海藻や潮の香の特性を抱く。なかでも「ラフロイグ」は、「アイラモルトの王」とも称され、薬品を思わせるヨード香と、オイリーで濃厚な味わいという強烈な個性を放つ。そのクセの強さの虜になるだろう。

750ml/希望小売価格5600円(税別)/43%
販売:サントリースピリッツ

▼アイリッシュウイスキー(アイルランド)

1.アイリッシュウイスキーの定義

アイリッシュウイスキーは、アイルランド島の伝統的な製法で造られるウイスキーのこと。一説に世界一古いウイスキーだとされている。アイリッシュウイスキーの定義は次の通りだ。

・穀物類を原料とする
・麦芽に含まれる酵素により糖化し、酵母の働きで発酵させる
・蒸留時のアルコール度数は94.8度以下である
・木製樽に詰める
・アイルランド共和国、または北アイルランドの倉庫で3年以上熟成させる

2.アイリッシュウイスキーの種類

ピュアポットスチルウイスキー

アイリッシュウイスキーといえば、このタイプのこと。大麦麦芽に未発芽の大麦などを原料に使い、銅製のポットスチル(単式蒸留機)で3回蒸留させる。これは、アイリッシュウイスキーの伝統的な製法だ。雑味が少ないクリアな味で飲みやすくもあり、ウイスキー初心者にもファンが多い。

モルトウイスキー

大麦麦芽のみを原料とし、銅製のポットスチル(単式蒸留機)で2回または3回蒸留させる。

グレーンウイスキー

トウモロコシやライ麦などを主原料とする。

ブレンデッドウイスキー

ピュアポットスチルウイスキー、モルトウイスキー、グレーンウイスキー を混ぜ合わせたもの。

その飲みやすさから再注目されているアイリッシュウイスキー。アイルランドでは十数年前は3つの蒸溜所しか稼働していなかったが、現在は40カ所以上に増えているという。以下の記事では、アイリッシュウイスキーの魅力や誕生秘話、各蒸留所が誇る銘柄を余すところなく解説。ぜひあわせて読んでほしい。

3.アイリッシュウイスキーの主な銘柄2選

アイリッシュウイスキーの定番の銘柄は次の通りだ。

ブッシュミルズ ブラックブッシュ

オロロソシェリー樽とバーボン樽で、最長7年熟成させたモルト原酒を80%以上使用。ここに少量生産のグレーンウイスキーをブレンドさせる。フルーティーな香りと重厚な味わいが特徴だ。コーラで割って、シェリー樽由来のほのかな甘さとコーラの爽快な甘さとの相性も楽しみたい。

700ml/希望小売価格2300円(税別)/40%
販売:アサヒビール

ジェムソン スタンダード

世界でもっとも愛されているアイリッシュウイスキー。ピートを使わず、大麦、モルト、グレーンの3つを原料とし、3回蒸留によって造られる豊かな香味とスムーズな味わいが特徴。ジェムソンのどこまでもスムースな味わいを楽しめるジェムソン・ソーダがおすすめの飲み方だ。

700ml/参考小売価格2071円(税別)/40%
販売:ペルノ・リカール・ジャパン

▼アメリカンウイスキー(アメリカ)

1.アメリカンウイスキーの定義

トウモロコシやライ麦、小麦など、さまざまな原料が使われるアメリカンウイスキー。よく耳にする「バーボンウイスキー」を始め、その種類は多彩だ。アメリカンウイスキーの定義は次の通り。

・穀物が原料である
・アルコール度数は95度以下で蒸溜
・オーク樽で熟成させる(コーンウイスキーは熟成の必要がない)
・最低瓶詰めアルコール度数は40度

ウイスキーの種類によって、穀物の種類や配合の割合、樽の種類、アルコール度数などが決められている。たとえば、バーボンウイスキーならトウモロコシの割合が51%以上を占めることが条件となる。

2.アメリカンウイスキーの種類

アメリカンウイスキーは主要な原料によって、次の種類がある。

バーボンウイスキー

トウモロコシが51%以上を占める。内側を焦がしたオークの新樽で熟成させる。2年以上熟成させたものは「ストレートバーボンウイスキー」となる。

コーンウイスキー

トウモロコシが80%以上を占める。古樽か内側を焦がしていないオークの新樽で熟成させる。2年以上熟成させたものは「ストレートコーンウイスキー」となる。

モルトウイスキー

大麦麦芽が51%以上を占める。内側を焦がしたオークの新樽で熟成させる。2年以上熟成させたものは「ストレートモルトウイスキー」、原料が100%大麦麦芽だと「シングルモルトウイスキー」となる。

ライウイスキー

ライ麦が51%以上を占める。内側を焦がしたオークの新樽で熟成させる。2年以上熟成させたものは「ストレートライウイスキー」となる。

ホイートウイスキー

小麦が51%以上を占める。内側を焦がしたオークの新樽で熟成させる。2年以上熟成させたものは「ストレートホイウイスキー」となる。

ブレンデッドウイスキー

上記のストレートウイスキー20%に、それ以外のウイスキーかスピリッツをブレンドしたもの。

テネシーウイスキー

バーボンウイスキーに分類されるもののうち、テネシー州で製造され、樽で熟成する前にテネシー州産サトウカエデの木炭を用いて濾過したもの。

歴代の大統領が愛飲する「ワイルドターキー 8年」をはじめ、重厚で存在感がありつつも、甘みとコク深い味わいが特徴のアメリカンウイスキー。世界的に高い売り上げを誇る「ジムビーム」や、シングルバレルバーボンの先駆けである「ブラントン」など、種類豊富に揃うのも魅力のひとつだ。以下の記事では、アメリカンウイスキーをさらに掘り下げて紹介している。

3.アメリカンウイスキーの主な銘柄5選

アメリカンウイスキーの定番の銘柄は次の通りだ。

メーカーズマーク|バーボン

メーカーズマークを特徴づけるのが、原料に冬小麦を採用していること。ふくらみのあるまろやかさと、柔らかな甘味があり、“誰が飲んでも美味しい”バーボンに仕上がっている。出来る限り人の手で少量生産をポリシーに、職人が一本一一本丁寧に造り上げる。

700ml/希望小売価格2800円(税別)/45%
販売:サントリースピリッツ

ワイルドターキー 8年|バーボン

ブランド誕生から変わらぬワイルドターキーを代表するプレミアムバーボン。原材料のもつフレーバーをより多く残すため、製法に工夫を施す。高いアルコール度数にもかかわらず、繊細な味わいが特徴だ。重厚でインパクトのあるフルボディテイストと心地よい甘みとコクを楽しもう。

700ml/オープン価格/50%
販売:明治屋

ジムビーム|バーボン

200年以上の歴史を誇り、1973年以来世界売上No.1を誇る。厳選された良質なトウモロコシを原料とし、代々受け継がれる秘伝の酵母と伝統の製法で造る。トウモロコシ由来の香ばしさと甘さがあり、心地よい飲み口が魅力だ。

700ml/希望小売価格1540円(税別)/40%
販売:サントリースピリッツ

フォアローゼズ|バーボン

香りと個性の異なる複数原酒を絶妙なバランスでブレンド。花や果実を思わせる香りと、すっきりと柔らかでなめらかな味わいがある。まずはストレートで味わったら、グラスに常温の水を注ぎ、その後に氷を入れよう。まるで薔薇が花開くような味の変化を楽しめる。

700ml/オープン価格/40%
販売:キリンビール

ジャックダニエル ブラック|テネシーウイスキー

蒸溜したてのウイスキーを、木炭を約3メートル敷き詰めた濾過槽に、一滴、一滴、丁寧に落としていく。創業以来のチャコール・メローイング製法により、口当たりの柔らかな味わいが生まれる。バニラやキャラメルなどの香りと、独自製法によるまろやかさのバランスが魅力的だ。

700ml/参考小売価格2550円(税別)/40%
販売:アサヒビール

▼カナディアンウイスキー(カナダ)

1.カナディアンウイスキーの定義

カナディアンウイスキーはトウモロコシが主体のベースウイスキーに、ライ麦などを使用したフレーバリングウイスキーをブレンドしたもの。ライトでクセがなく、ストレートからハイボール、カクテルまでと、幅広く飲むことができる。

カナディアンウイスキーの定義は次の通りだ。

・穀物を原料に、麦芽などで糖化し、酵母によって発酵、蒸留したもの。
・カナダで糖化、酵母、発酵、蒸留、熟成をさせたもの。
・容量700L以下の木製樽で3年以上熟成させたもの。
・最低瓶詰めアルコール度数は40度

2.カナディアンウイスキーの種類

ベースウイスキー

トウモロコシを原料としたもの。マイルドでクセがない。

フレーバリングウイスキー

ライ麦や大麦麦芽などを原料にしたもの。スパイシーさがある。

カナディアンウイスキー

ベースウイスキーとフレーバリングウイスキーをブレンドしたもの。容量の限られた範囲内で、スピリッツやワインを足してもよい。

明治42年(1909)、日本に初輸入されたと言われるカナディアンクラブ。ライ麦を原料としたバニラや柑橘を思わせる香りと軽やかでエレガントな味わいは、日本でも広く親しまれている。その他にも、王室に献上するために造られた「クラウンローヤル」や、ジョージア湾の水で3回蒸留する「カナディアンミスト」など、カナディアンウイスキーについて以下の記事で詳しく解説している。

3.カナディアンウイスキーの主な銘柄2選

カナディアンウイスキーの定番の銘柄は次の通りだ。

カナディアンクラブ

華やかで甘い香りとすっきりとした味わいが世界中で愛され、「C.C.」の愛称で親しまれる。フレーバリングウイスキーのつくり分けが、カナディアンウイスキーの香りと味わいを生み出す。ソーダやジンジャーエールで割るのもおすすめだ。

700ml/希望小売価格1390円(税別)/40%
販売:サントリースピリッツ

クラウンローヤル

英国王への献上酒として誕生。バニラやフルーツの甘い香りのなかに、オーク樽の香りやライ麦のスパイシーさも感じられる。国王の王冠からヒントを得たとされる優美なボトルも手元に置いておきたいと思わせる1本だ。

750ml/オープン価格/40%
販売:キリンビール

▼ジャパニーズウイスキー(日本)

1.ジャパニーズウイスキーの定義

ジャパニーズウイスキーは、スコッチウイスキーを元に造られた。日本人に味覚に合うよう、本場のスモーキーさが抑えられ、繊細かつ複雑な味わいが特徴だ。ジャパニーズウイスキーの定義は次の通りだ。

・原料は発芽させた穀類と水
・原料を糖化、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの
・蒸留時のアルコール度数は95度未満
・アルコール、スピリッツ、香味料、色素、水を添加してもよい

2.ジャパニーズウイスキーの種類

モルトウイスキー

大麦麦芽のみを使用し、単式蒸留機で2回蒸留する。

グレーンウイスキー 

大麦麦芽とトウモロコシ、小麦などの穀類を原料とし、連続式蒸留機で蒸留する。

ブレンデッドウイスキー

モルトウイスキーとグレーンウイスキー をブレンドしたもの。日本の有名銘柄はこのタイプが多い。

スコッチウイスキーを元にして造られたジャパニーズウイスキーは、今や世界中で注目を集めるまでに成長している。初の国産ウイスキーを生み出した山崎蒸溜所をはじめ、サントリーウイスキーの最高峰「響(HIBIKI)」やモルト原酒だけをブレンドした「竹鶴(TAKETSURU)」など、人気の銘柄も多数。以下の記事では、ジャパニーズウイスキーの誕生から各蒸留所のラインナップまで詳しく解説している。ぜひあわせて読んでみてほしい。

3.ジャパニーズウイスキーの主な銘柄5選

ジャパニーズウイスキーの定番の銘柄は次の通りだ。

白州|シングルモルト

白州蒸溜所のさまざまな原酒から選び抜かれたモルトを使う。森の若葉のようなみずみずしい香り、ほのかなスモーキーフレーバー、そして爽やかでキレのある味わいと、複数原酒の個性が幾重にも重なり合う。山梨県北杜市の自然を表したブランドといえる。

700ml/参考小売価格4200円(税別)/43%
販売:サントリースピリッツ

山崎|シングルモルト

ミズナラ樽で熟成させたモルトと、ワイン樽熟成のモルトをヴァッティング。ブレンダーが多彩なモルトを巧な技で組み合わせ、華やかな香りと、なめらかな味わいを生み出す。“日本の風土に合った、日本人に愛されるウイスキー”といえる。

知多|グレーン

世界中から高い評価を集める「響」や「角瓶」などに不可欠なグレーン原酒を造り続けてきた「知多蒸溜所」。そこから生まれた革新的なシングルグレーンウイスキー が「知多」だ。風のように軽やかな飲み心地と清々しくやさしい香りが、食事とも合う。

700ml/参考小売価格3800円(税別)/43%
販売:サントリースピリッツ

響 ジャパニーズハーモニー|ブレンデッド

日本の自然、日本人の繊細な感性、サントリーのウイスキーづくりの歴史のなかで培われた多彩な原酒と匠の技が響き合う、こだわりの逸品。芳醇で華やかな香りが広がり、口に含むと柔らかな甘味を感じる。国産ウイスキーとしての洗練された世界観を表現する。

700ml/参考小売価格5000円(税別)/43%
販売:サントリースピリッツ

シングルモルト余市|シングルモルト

ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝がウイスキーづくりの理想の地として選んだ、北海道・余市。創業以来変わらずに石炭直火蒸溜を行い、力強く重厚でコクのある味わいを堪能できる。穏やかに続くオークの甘さとスモーキーな余韻を楽しんでほしい。

700ml/参考小売価格4200円(税別)/45%
販売:アサヒビール

ウイスキーのおすすめの飲み方

ウイスキーは、飲み方によってさまざまな味わいを楽しめる。ここでは、ウイスキーの香りや味を堪能できる代表的な飲み方を紹介しよう。

ストレート

ウイスキーの芳醇な香味をじっくりと楽しめる。チェイサーとウイスキーを交互に楽しむと口の中をリフレッシュでき、より深くウイスキーの味を堪能できる。香りのあるシングルモルトや、長期熟成の貴重なものは、ストレートがおすすめだ。

ハイボール(ソーダ割り)

キリリと冷やすことで、ウイスキー本来の味わい・コクが際立つ。食事にも合わせやすい。お酒が苦手で、ウイスキー単体の味に少し抵抗がある人でも、ソーダ割りにすればすっきりと飲むことができるだろう。

美味しいハイボールを作るコツは、炭酸水を入れた後にグラスの中を混ぜすぎないこと。割合はウイスキー1に対し、ソーダ3がおすすめだ。最後にレモンの皮などで香りをつけると、よりさわやかな味わいを楽しむことができる。

トワイスアップ

「トワイスアップ」とは、常温のウイスキーの水割りを意味し、ウイスキーの香りをより深く感じることができる飲み方だ。グラスにウイスキーと天然水を同量ずつ注ぐだけで完成。ウイスキー本来の香りを楽しみたい方向けの飲み方で、通好みの飲み方のひとつともいえる。ゆっくり飲みたいときに最適だ。

オン・ザ・ロックス

ウイスキーのオン・ザ・ロックスを作る際には、溶けにくい大きめの氷を用意し、グラスをしっかりと冷やしておこう。小さい氷をたくさんいれると、氷の溶ける量が多くなってしまうので、注意が必要だ。氷を入れたグラスに、ひと口ふた口ほどで飲み干せるウイスキーを注ぐのがコツ。

氷とウイスキーが適度に混ざり、まろやかな口当たりとなる。

ハーフロック

ハーフロックはオン・ザ・ロックスのスタイルの1種。グラスに大きめの氷を入れたら、ウイスキーと天然水を1:1で注ぐ。ウイスキーと水を軽く混ぜたら、ハーフロックの完成だ。

水割り

ウイスキーの水割りと聞くと、あまりなじみのない方も多いのではないだろうか。ハイボールやロックだけでなく、ウイスキーは水割りでも楽しめる。

まず、グラスにたっぷりと氷を入れよう。好みの量のウイスキーを注いだら、まどーらで数十回混ぜてウイスキーを冷やすこと。その後溶けて減った分の氷を足して、しっかりと冷えた水を加える。ウイスキー1に対して水2~2.5ほどの割合にするとよいだろう。

ウイスキーフロート

ロックやハイボール以外にも、新しいウイスキーの飲み方を見つけたい人には、「ウイスキーフロート」もおすすめだ。

ウイスキーフロートは、氷・水・ウイスキーの順番でグラスに注いでいく。ウイスキーと水が完全には混ざりきらない状態にするのがコツだ。ウイスキーが水と氷の上に浮いているように見えるのが、ウイスキーフロートの最大の特徴だ。完全に混ぜずに楽しむことによって、味の変化を存分に堪能できるだろう。

ミスト

水や炭酸で割らずに、ウイスキーをさっぱりと味わいたい人には、「ミスト」を試してみてはいかがだろうか。ロックグラスにクラッシュドアイスをたっぷりと入れ、ウイスキーを注ぐ。マドラーでかき混ぜた後、レモンピールを絞り、そのままグラスの中に入れれば完成だ。

ホットウイスキー

ホットウイスキーはウイスキーのお湯割りで、ストレートのウイスキーに対して2倍~3倍のお湯を加えたもの。

そのまま飲んでも美味しいが、レモンやシナモンを入れても、普段とは一味違ったウイスキーの味わいを堪能することができるだろう。

5大ウイスキーに合う定番カクテル

5大ウイスキーそれぞれに合ったおすすめのカクテルもある。その一例を紹介しよう。

スコッチウイスキー → ラスティー・ネール

「錆びた釘」を意味するラスティー・ネール。ドランブイ(スコットランドのリキュール)とスコッチウイスキーを2:1で混ぜて作る。シンプルながら甘みが強いのが特徴で、世界中で愛されている。

アイリッシュウイスキー → アイリッシュ・コーヒー

熱いコーヒーと砂糖を合わせて生クリームを乗せた、アイルランド発祥のホットカクテル。深い琥珀色のコーヒーと生クリームのコントラストが美しい。フランベやトッピングで自分なりのアレンジを愉しむのもいいだろう。

アメリカンウイスキー → マンハッタン

スイートベルモットを使った「カクテルの女王」と呼ばれる定番カクテル。気品と透明感を併せ持つ赤が特徴で、ニューヨークの夕日をイメージしたとも言われている。

カナディアンウイスキー → ニューヨーク

シロップ・砂糖・ライムを加えて作るショートカクテル。ニューヨークの日の出を思わせる鮮やかなオレンジ色が目を惹く。すっきりとしたキレのある味わいは都会的な印象。

ジャパニーズウイスキー → ハイボール

日本人好みの味に仕上がっているジャパニーズウイスキーは、そのままの味を楽しめるハイボールがおすすめだ。グラス、ウイスキー、ソーダをしっかり冷やしておくのがコツ。

次の記事では、それぞれのカクテルについて詳しく解説している。各レシピも掲載しているので、自宅でカクテル作りに挑戦してみるのもいいだろう。

意外と相性がよい食事とのペアリング

食後種のイメージのあるウイスキーだが、実は料理全般と相性が良い。

例えば、刺身や焼き魚との組み合わせはウイスキーが脂を流すため好相性。ポイントは香りや味わいが似たもの同士を組み合わせること。香りに含まれるスパイスや柑橘、ナッツなどのニュアンスはマッチングしやすい。製法や産地にも注目してみよう。

それぞれに魅力のある世界5大ウイスキー。ぜひ飲み比べをして、自分に合うウイスキーを探してみてはいかがだろうか。

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世界5大ウイスキーとは?
技術や品質、生産量など、世界でもとくに適した土地で造られたウイスキーのこと。スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本で造られたウイスキーを指す。
スコッチウイスキー(スコットランド)とは?
イギリス北部のスコットランド地方で蒸溜、熟成されたウイスキーの総称を指す。ウイスキーの代名詞ともいえる。「ザ・マッカラン」や「ボウモア」など。
アイリッシュウイスキー(アイルランド)とは?
アイルランド島の伝統的な製法で造られるウイスキーのこと。一説に世界一古いウイスキーだとされている。「ブッシュミルズ」や「ジェムソン」が定番。
アメリカンウイスキー(アメリカ)とは?
トウモロコシやライ麦、小麦など、さまざまな原料が使われているウイスキー。よく耳にする「バーボンウイスキー」を始め、その種類は多彩。「メーカーズマーク」や「ワイルドターキー」が該当。
カナディアンウイスキー(カナダ)とは?
トウモロコシが主体のベースウイスキーに、ライ麦などを使用したフレーバリングウイスキーをブレンドしたもの。ライトでクセがなく、ストレートからハイボール、カクテルまでと、幅広く飲むことができる。定番の銘柄は「カナディアンクラブ」と「クラウンローヤル」。
ジャパニーズウイスキー(日本)とは?
スコッチウイスキーをベースに、日本人に味覚に合うように造られたウイスキー。本場のスモーキーさが抑えられ、繊細かつ複雑な味わいが特徴。「白州」「山崎」「知多」などがある。
編集部
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