49320見た者を死へと追いやる「首のない行列」|【武将の怪談 その4】柴田勝家(福井県)

見た者を死へと追いやる「首のない行列」|【武将の怪談 その4】柴田勝家(福井県)

男の隠れ家編集部
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織田氏の宿老で、織田信長の天下統一に心血を注いだ柴田勝家。壮絶な最後を遂げた勝家の怨念は凄まじいものだった。

首のない行列

天正11年(1583)4月24日、柴田勝家は北ノ庄城の戦いで羽柴秀吉に攻められ、越前北庄城で信長の妹で勝家の正室お市とともに自刃した。

その後、毎年4月24日の夜には、足羽川に架かる九十九橋に首のない行列が現れたという。

その行列に道で出会った者はもちろん、戸の隙間からのぞき見てしまった者も一年とたたないうちに死んでしまうと伝わっている。

【データ】
柴田勝家
諸説あり~天正11年(1583)

北の庄城址資料館
福井県福井市中央1-21-19
アクセス:JR「福井駅」より徒歩約7分

文/野田伊豆守 写真提供/福井市立郷土歴史博物館所蔵
※新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で掲載情報が変更になる場合があります。

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