83648最果ての森と生命の営み「知床・世界自然遺産を歩く」

最果ての森と生命の営み「知床・世界自然遺産を歩く」

男の隠れ家編集部
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目次

広大な自然が手つかずの状態で保たれ、独自の生態系を育んできた、世界自然遺産「知床」。その生命の営みをクローズアップする。

雄大な知床の自然が育む野生動物たちとの出会い

冬の知床での野鳥観察では、越冬のため北方から飛来する天然記念物のオオワシが一番人気。

原生林を抜けると、眼前にはオホーツク海が広がっていた。海岸線は流氷によって削り取られ、高さ100m以上の断崖絶壁をなしている。背後には雄大な知床連山が居並ぶ。羅臼岳から硫黄山へと続く山並みの大パノラマは圧倒的だ。知床半島の自然を凝縮したような絶景ポイントだ。

北海道をはじめ北日本で生息するオジロワシも見られる。
こちらはピッキオ知床の冬の人気アクティビティ、流氷の上を歩く「 流氷ウォーキング360°」(1名6000円〜)。

知床の地名はアイヌ語でシリエトク(地の果て)という言葉に由来する。オホーツク海に細長く突き出た知床半島は、人を寄せ付けない地形と環境から手つかずの大自然と希少な動植物の宝庫でもある。世界自然遺産の地でもあり、シマフクロウ、オオワシ、オジロワシなど、絶滅危惧種に指定されている希少な動物も生息している。

知床の自然を満喫できるピッキオ知床のガイド付き「知床原生林&断崖絶景トレッキング」は、小学生以上が対象で、11月までの秋のツアーが料金/大人5100円、子ども(6〜12歳)2600円。12月からは冬のツアーが始まる。料金/大人6500円、子ども(6〜12歳)3500円。

知床の自然を熟知したガイドが案内するピッキオ知床の野生動物ウォッチングツアーに参加した。このツアーの魅力は、動物や鳥の知識がなくても同行ガイドが親切丁寧に説明してくれるので気軽に参加できること。また、熊が出没する地域ではあるが安全を最優先に考えて実施しているので安心だ。

深い森をゆっくり進むと、風の音の合間を縫って鳥の声が聞こえてくる。双眼鏡を向けると、いた。中型のキツツキ、アカゲラだ。餌となる木に巣食う昆虫類を求めて盛んに木の枝を嘴で叩いている。歩みを止めてしばし野鳥観察を楽しんだ。

森の木を観察すると、キツツキたちが木の中に潜むアリなどの昆虫を探した痕跡が多く見られる。嘴で穿った穴がアリの通り道に沿って並ぶ。

今回同行してくれたピッキオ知床の山崎 誠さんによれば、10月の知床は、哺乳類ではエゾシカ、エゾリス、シマリスなど。鳥類ではキツツキ類(クマゲラは稀)、カラ類(ハシブトガラ、ヒガラ)、ミヤマカケス、稀にオジロワシなどが見られるという。

原生林の中にはヒグマも生息している。手を叩き大きな声を出すなど用心しながら歩みを進める。
ヒグマが倒木を崩して餌となる昆虫を探した痕跡は、まだ新しい。
秋の原生林には色鮮やかなきのこがいたる所に生えている。
後頭部が赤い。アカゲラのオスだ。

野鳥の羽毛の感触も手に取るように分かる

知床の大自然を双眼鏡で引き寄せる

自然観察に欠かせないアイテムが双眼鏡だ。双眼鏡を使うことによって、自然の中の動物たちの姿をありのままに、遠くからそっと覗かせてもらうことができるからだ。ピッキオ知床の山崎さんが推薦してくれたのがZEISS SFLシリーズだった。

細部にいたるまでクリアな映像を体感できる双眼鏡、ZEISS SFLシリーズ。小型軽量で操作性にも優れているので、フィールドで重宝すること請け合い。知床の自然を余すところなく観察できた。

山崎さんによれば、自然観察のフィールドでは軽くて持ち運びしやすい双眼鏡を選ぶのが大切だという。ZEISS SFL(Smart Focus Lightweight)はその名の通り、小型化と軽量化を追求したモデルで、手によく馴染む大きさと軽さがストレスを感じさせない。

ZEISS SFLシリーズはアウトドアに強い防水設計。内部に窒素ガス充填してレンズの曇りを防止している。特殊コーティングによりレンズ表面に水滴や汚れが付着しにくい。

操作性も申し分ない。野鳥の観察では、飛び交う野鳥に瞬時にピントを合わせなければならないが、エルゴノミクスに優れたフォーカスダイヤルによって、初心者でも直感的かつ素早いピント合わせが可能。適度にダンパーが効いているので一発でピントが合う。

動きの素早い野鳥を見逃さないコツは、見定めた野鳥から視線を動かさずに双眼鏡を当てること。ピッキオ知床のツアーでは双眼鏡の使い方を同行ガイドが教えてくれるので安心だ。
裸眼ではアイカップを引き出し、目を当てて観察するのが基本。

クリアで鮮やかな画質も、山崎さんがZEISS SFLを推薦する理由のひとつだ。ZEISS独自の光学設計により、色彩を忠実に再生し、解像度の高いクリアな映像として再生してくれる。

ZEISS SFLを通して見ることで、知床の自然をクリアかつダイナミックに感じ取ることができた。きめ細かい木々の質感、微細な岩肌の表情、風にそよぐ野鳥の羽毛の感触さえも手に取るように感じることができるのだ。動物の種類を瞬時に見分けることもできた。自然観察の強い味方だ。

ピッキオ山崎さんに聞く双眼鏡選びのポイント

ピッキオ知床が主催するツアーでは、参加者にZEISS双眼鏡(Terra ED)の無料貸し出しを行っているとのこと。「野鳥の観察にはZEISS双眼鏡をお薦めします」と山崎さん。

マイ双眼鏡選びにはZEISS SFLシリーズをお勧めします。小型軽量なので、野鳥の観察ではストレスなく扱えます。

野鳥の観察で使用する場合、倍率は8〜10倍が最適です。

フォーカスダイアルに適度な重さがあることで、正確にピントを合わせることができます。

history of Carl Zeiss

ドイツ生まれツァイスの歴史

双眼鏡の歴史はカールツァイスの歴史から始まったといっても過言ではない。今日の双眼鏡の原型となったプリズム式双眼鏡を1893年にカールツァイス社の創始者の一人であるエルンスト・アッべが開発。

プリズム式双眼鏡の開発に携わったエルンスト・アッベ
創始者カール・ツァイス

以来130年にわたって蓄積された光学技術は全ての双眼鏡や単眼鏡、スポッティングスコープなどに生かされている。20世紀初頭、双眼鏡は戦地の状況を把握するための道具として活用され、作戦・戦果を左右するほど重要なツールだった。

当時、日本帝国海軍の連合艦隊司令長官であった東郷平八郎が、ZEISS双眼鏡を選び、日本海海戦において大きな成果を上げたのは、この高精度な観察像によるところが大きいといわれている。

有名な「三笠艦橋の図」でも双眼鏡を手にしている。(写真提供:公益財団法人 三笠保存会)
東郷平八郎が愛用したZEISSのプリズム式双眼鏡。

▶︎ツァイス製品に関する詳しい情報 https://www.zeiss.co.jp/

INFORMATION from ZEISS

◆ピッキオ知床ツアー参加者限定 ZEISS双眼鏡プレゼントキャンペーン

ピッキオ知床のツアーへ参加された方の中から抽選で2名様にZEISS双眼鏡(Terra ED Pocket 8×25 黒)1台をプレゼント。

対象期間/2023年10月27日(金)〜2024年3月31日(日)
対象者/日本国内に居住されている方で期間内に対象ツアーへ参加いただいた方。
応募方法/対象ツアー参加時に応募方法をご案内します。
当選発表/2024年4月に抽選で当選者を決定。商品の発送をもって発表に換えさせていただきます。

▶︎ピッキオ知床ホームページ

 
◆男の隠れ家読者限定 ピッキオ知床ツアー ペア招待券プレゼント

以下のECサイトよりZEISS双眼鏡SFLシリーズをご購入の方にピッキオ知床ツアー※にペアでご招待。

応募方法/下記リンクよりSFLシリーズのキャンペーン販売ページ(楽天またはYahoo!)へお進みください。購入1台につきピッキオ知床ツアーペア招待券1枚をプレゼントします。限定10台。
キャンペーン期間/2023年10月27日(金)〜2024年3月31日(日)
チケット使用期限/2024年11月30日(土)のツアー参加まで有効。

※ピッキオ知床のオーダーメイドツアーは招待券の対象外となります。
招待券にはピッキオ知床までの交通費宿泊費は含まれません。

▶︎ZEISSキャンペーン販売ページ

取材協力/ピッキオ知床 写真/遠藤 純 文/仲武一朗

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