102533八ヶ岳×本沢温泉|夏の山歩きと絶景温泉

八ヶ岳×本沢温泉|夏の山歩きと絶景温泉

男の隠れ家編集部
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■数多くの登山家が目指す 日本最高所にある野天風呂

(※その他の写真は【関連画像】を参照)

※この記事は2024年10月号に掲載されたものです。

明治15年(1882)創業の本沢温泉があるのは、八ヶ岳の東側に位置する硫黄岳の中腹。標高は2150m。麓の本沢入口の駐車場からの最短ルートなら2時間ほど。

また、北側のルートなら3時間ほどかかるが「みどり池」に映る天狗岳の雄姿や起点となる稲子湯温泉に立ち寄れると人気が高い。

本沢温泉の外観。

そんな本沢温泉は木造二階建てで山の中腹にありながらも、山小屋というより湯治場的な風情の宿で、長時間歩いて来た登山客に大きな安堵を与えてくれる。旅館のような立派な入り口を抜け客室へ。相部屋もあるが、気兼ねなく過ごせる畳の個室も人気が高い。

チェックアウト時間の玄関の光景。高所に位置するものの多くの客が訪れる。
窓の大きな客室が心地良い。

登山の荷を解いたら、早速温泉へ。建物の脇から急斜面を下りて行くと、小さな湯川沿いに野趣あふれる温泉が現れる。それが日本最高所の野天風呂「雲上の湯」だ。

硫化水素泉(硫黄泉)に見られる荒涼とした岩場の風景がダイナミックである。岩の隙間から自噴する湯を板で囲って造っただけの湯船で、脱衣所もなし。

湯船から森の向こうに望む硫黄岳。標高は2760m。

しかし、その開放感はほかでは味わえない唯一無二のものだ。また内湯「こけももの湯」には別の源泉が使用されている。雲上の湯は白濁した湯だったが、こちらは赤茶色でやや熱めなど違いも面白い。

本沢温泉は通年営業しているので年間を通して山歩きと温泉が楽しめる。四季折々の山の風景を眺めに何度も通いたくなる温泉だ。

こけももの湯も忘れずに浸かっておきたい。

■八ヶ岳

本沢温泉は八ヶ岳中部の天狗岳や南部の硫黄岳のルートに組み込める。温泉周辺からの硫黄岳の雄壮な岩肌は見惚れるほど。

本沢温泉
長野県南牧村海尻国定公園内
TEL/090-3140-7312
営業期間/通年
チェックイン・アウト/11:00・8:00
料金/1泊2食付1万1000円~

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