■はじめに
観光資源の宝庫・和歌山県の中でも南紀白浜空港をベースとする紀南エリアは羽田から飛行機でたったの75分、空港から白浜町の市街地までは車で10分程度とアクセス抜群だ。
パンダで知られるアドベンチャーワールドや日本三古湯の一つ白浜温泉、冬でも美しい白良浜などリフレッシュ旅行に最適な場所なのだ。
■すべてが揃う最高のリゾート地！「南紀白浜」とは？
かわいいパンダたちの様子が度々SNSでバズっているアドベンチャーワールド。あまりの可愛さに直接見にいきたいと思いつつ、関東圏からは「ちょっと遠いな」と思っている人も多いと思うが、実はそんなことはない。
羽田空港から75分のフライトで結ぶ直行便は1日3往復6便が運航しており、アクセスの良さは抜群！ そんな南紀白浜とは一体どんなところなの？ と気になる方にその魅力を紹介したい。
まずなんといっても人気なのは「アドベンチャーワールド」だ。動物園・水族館・遊園地が一体になったテーマパークで、約140種1400頭の動物たちが暮らしている。
中でも注目を浴びているのがジャイアントパンダ！ 2023年1月末現在、7頭のパンダファミリーが暮らしていて、個性あふれるカワイイ姿を見せてくれる。
さらに白浜といえば、日本書紀にも記されている白浜温泉。斉明天皇や持統天皇、文武天皇が訪れたとされ、真っ白な砂でリゾート感たっぷりの白良浜を中心に共同浴場や温泉施設、温泉宿が広がっている。
泉質は施設によって多少の違いはあるが、主にナトリウムなど塩化物を多く含んでおり神経痛やリウマチ、胃腸病に効能がある。日頃からストレスや仕事の疲れが蓄積された体に最適な湯だといえるだろう。
アドベンチャーワールドと温泉、それだけでも十分なのだが紀南エリアにはまだまだ魅力がある。
歴史が好きで体を動かしたい人には、田辺市から山中を歩いて熊野三山（熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社）へ向かう熊野古道中辺路ルートのトレッキングがおすすめ。とはいえ全長105kmもの参詣道なので、どこからどこまで歩くのか旅の日程と照らし合わせてルートは決めたいところ。
後鳥羽院や藤原定家、和泉式部など歴史上の人物たちも歩いたといわれる信仰の道を歩いてみると、もしかしたら人生観が変わるかもしれない。世界遺産を自分の肌で感じるまたとないチャンスだ。
ほかにもアクティビティが豊富なのも特徴の一つ。本州最南端の串本エリアを中心にフィッシングやシーカヤック、スキューバダイビングなどマリンスポーツが活発であるし、日本の秘境100選に選出された清流・古座川を有する古座川エリアでは川遊びや絶景サイクリングが楽しめる。
またキャンパーにおすすめしたいのはロケーション抜群のキャンプ場だろう。
紀南エリアはマグロやカツオなど美味しい魚介類の産地で知られ、シカやイノシシなどジビエも盛ん。クラフトビールや地酒もあり、食べ物の魅力もたまらない。
さらに欲張ったことをいえば、ワーケーションにも最適なのだ！ 和歌山県は県をあげてワーケーションに積極的に取り組んでおり、紀南エリアも気軽に仕事ができるワークスポットがたくさんある。
遊びも仕事も充実させて滞在できる紀南エリアは、すべてが揃う最高のリゾート地といっても過言ではないだろう！
■期間限定でJAL南紀白浜便が増便中！ お得なキャンペーンも開催
これだけ魅力たっぷりの和歌山県紀南エリアへの旅。興味が湧いたあなたへおすすめなのが、2月28日まで運航している臨時便の活用だ！
和歌山県では今以上に利便性が向上するよう現行の1日3往復6便から、4往復8便への増便に向けた取り組みを行なっており、2023年2月の1カ月間、臨時便が運航されることになった。
変更があるのは以下の表の通り。
南紀白浜空港発の上り便が朝、羽田空港発の下り便が夕方に1便ずつ増える。これによって、仕事終わりや早上がりで向かうフライトや、始業前の帰京も人によっては可能になったのではないだろうか。
さらにこの臨時便の運航にともなって、さまざまなキャンペーンが開催されている。
●わかやまリフレッシュプラン Sワイド 2nd
●前泊・後泊支援キャンペーン（臨時便限定）
●乗って当てよう！南紀白浜空港増便キャンペーン
お得なクーポンがもらえる「わかやまリフレッシュプラン Sワイド 2nd」の詳細は後述するが、「前泊・後泊支援キャンペーン（臨時便限定）」や「乗って当てよう！南紀白浜空港増便キャンペーン」など、どれも太っ腹！
「前泊・後泊支援キャンペーン（臨時便限定）」は夕方の下り臨時便を利用の場合は当日の宿泊、朝の上り臨時便を利用の場合は前日の宿泊に適応されるもので、最大6000円分（片道利用で3000円分）の商品券がもらえる（※有効期限なし）というもの。商品券は対象の宿泊施設や観光施設、飲食店で使用できる。
「乗って当てよう！南紀白浜空港増便キャンペーン」は2月の期間中、全便利用対象で、JALの機内アンケートに回答した人を対象に抽選でアドベンチャーワールド入園チケットや、和歌山県特産品が当たるというもの。
臨時便が運航している2023年2月は、お得なキャンペーンが豊富で和歌山旅行の狙い目だと言って良いだろう！
※それぞれのキャンペーン詳細はHPなどでご確認ください。
▶︎JAL公式サイト
▶︎南紀白浜ー東京（羽田）臨時便（令和5年2月）について
■中国に旅立ってしまう“3頭のパンダ”。今のうちに会いに行こう！
さらに重要かつ重大なニュースが昨年末に配信された！
アドベンチャーワールドで暮らすジャイアントパンダの「永明（えいめい）」「桜浜（おうひん）」「桃浜（とうひん）」の3頭が、2023年2月22日に中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁育研究基地へ旅立つことが決まったというのだ。
永明は1992年9月14日生まれで現在30歳。1994年9月の来園以来、メスの「梅梅（めいめい）」と「良浜（らうひん）」との間に計16頭の子供が誕生し、現在の飼育下で自然交配して繁栄した世界最高齢のジャイアントパンダとして知られ、桜浜・桃浜の父親である。
また、アドベンチャーワールドでは初となるメスの双子として誕生した桜浜と桃浜も8歳となり、今後は中国でパートナーを探し繁殖を目指す。
そんな3頭の旅立ちを前に、2023年2月21日までアドベンチャーワールドでは「お見送り期間」を設定している。
検疫状況によるが屋内運動場で1〜2頭を見学することが可能とのこと。（※1月21日より公開を休止していた桃浜は2月2日より公開を再開。また、桜浜に発情兆候が認められ2月2日より公開を一時休止中。）
また、2月21日の夕方には「歓送セレモニー」の開催も予定されている。この模様はオンラインでの配信も予定されているとのことだが、できることなら直接、3頭に会いに行って別れを告げたいところ。
イベント詳細や見学状況などは変更になる可能性もあるため、情報は公式HPで直接ご確認を。
※動物の体調等により、予告なく公開時間や内容を変更する場合があります。
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■効率的にワーケーションができる紀南エリア滞在がおすすめ！
先にも記した通り、和歌山県は働く人に優しい。
特に紀南エリアはホテルや宿にワークスポットが併設されていたり、駅周辺はもちろん観光地で利用可能な施設が官民の運営を問わず多数あるのだ。
「男の隠れ家」では以前、実際に紀南エリアでどのようにワーケーションができるのか取材したことがある。詳細はぜひその時の記事を見ていただきたい。
▼ワーケーション取材記事はこちら
また和歌山県では2023年2月、ワーケーションやウェルビーイングをテーマにしたさまざまなイベントを集中的に開催するという。
2月12日〜19日の1週間はウェルビーイングの専門家や実務家を招き、紀南エリアでビーチコーミングやウツボ漁、ホースコーチングといった普段では体験できない特別なアクティビティを通じて、ウェルビーイングが体験できるとのこと。
「自分にとって良い状態（ウェルビーイング）」をリアルに体感する、またとない機会となっている。自分の働き方や生き方を見つめ直すのにおすすめのイベントだ。
▶︎Wakayama Workation Project
▶︎和歌山 Well-being Month
■アウトドア・フリークにおすすめしたい絶景のキャンプ場！
自然豊かで一年を通して温暖な気候の和歌山県は、西日本でも有数なキャンプのメッカ！
海や山、川の恵みが多く旬の食材をキャンプで豪快に食べるのも良いし、多彩なアクティビティとセットで自然を満喫するのも良いだろう。
「わかやま“ほんまもん”キャンプ」をチェックすると、紀南エリアには19件のキャンプ場が登録されている。
多くのキャンパーから高評価を得ている絶景の島「ACN南紀串本リゾート大島」をはじめ、オーシャンビューのサイトで眺める夕日が美しい「CAMP Knot」、国指定天然記念物「一枚岩」の目の前でテントを張れる「一枚岩自然公園キャンプ場」など、ロケーションは多種多様。
キャンプ場のレンタル品を活用して、最小限のキャンプギアを荷物に“飛行機で行く和歌山キャンプ”なんて最高に違いない！
また、現在「わかやま“ほんまもん”キャンプ Instagramフォトコンテスト」を開催している。
賞品はミリタリー好きやガレージブランド愛好家に知られる和歌山県すさみ町のアウトドアショップ「BRUNT」のギアをはじめ、和歌山の素材にこだわってギアを作るガレージブランド「Takibit」の焚き火台。
さらに今や一般市民にも知れ渡った和歌山県発祥のアウトドアショップ「Orange」のアウトドアスパイス「ほりにし」など、和歌山県にゆかりのある豪華キャンプギアが勢揃い。
応募期間は2023年2月28日までなので、JAL臨時便とキャンペーンをうまく活用して紀南エリアでキャンプ！ そして、写真を応募して賞品をゲットしよう！
▶︎わかやま“ほんまもん”キャンプ
▶︎「Instagramフォトコンテスト」詳細
■超お得な「わかやまリフレッシュプラン Sワイド 2nd」を活用せよ！
和歌山県では全国旅行支援として「わかやまリフレッシュプラン Sワイド 2nd」を実施中！
期限は2023年3月30日（3月31日チェックアウト分）までの旅行が対象で、宿泊商品・宿泊を伴う旅行商品・日帰り商品ともに利用することができる。
対象は全ての都道府県に居住する旅行者で、旅行代金の20％が補助される。ただし20％には上限が設定されており、それぞれの上限は「宿泊商品」と「宿泊を伴う旅行商品」は1名1泊あたり3000円、日帰り旅行商品も1名1回あたり3000円、さらに「宿泊を伴う旅行商品（交通付）」は1名1泊あたり5000円が補助される。
なお最大7泊分まで補助対象となるため、「宿泊を伴う旅行商品（交通付）」の場合、1泊で1人5000円、2泊で1万円、7泊で3万5000円となりかなりお得だ。
さらに利用回数（購入回数）に上限がないため、期間中に何度訪れても活用できるという。
また地域クーポンの「わかやまリフレッシュPAY（ペイ）」も付属しており、宿泊・日帰り旅行を問わず平日2000円、休日1000円分のクーポンがもらえる。
これは取り扱いのある県内の飲食店や土産店を筆頭に、コンビニ、ドラッグストア、スーパーなどでも使用できる優れもの。
JAL臨時便と「わかやまリフレッシュプラン Sワイド 2nd」をうまく活用して、冬の和歌山・紀南エリアで英気を養おう！
■まとめ
ここまで詰め込むように和歌山県紀南エリアの魅力、および、さまざまなキャンペーンが開催されている“今”が旅行の狙い目だ！ と紹介してきた。
とはいえ、これらのキャンペーンがあってもなくても白浜・串本を中心とした紀南エリアは魅力の宝庫。
鮮度抜群の旨い魚介やご当地グルメ、気持ちよく過ごせるおしゃれなカフェ、どこを撮っても映えてしまう景色、何日あっても足りない観光資源、活発で気前のいい人々とその人情……。
訪れたことのある人なら、必ずや頷けるだろう魅力の数々。
結局これは行ってみないとわからないことばかりなのだ。テレビや雑誌、WEBの情報だけでは伝わりきらない現地の良さを実際に体験して、一人でも多くの人に“良い時間と経験”を得てもらいたいと切に願う。
【公式情報まとめ】
掲載している情報の最新情報などは、以下公式HPなどでご確認ください。
▶︎わかやまリフレッシュプラン Sワイド 2nd
▶︎前泊・後泊支援キャンペーン（臨時便限定）
▶︎乗って当てよう！南紀白浜空港増便キャンペーン
▶︎JAL公式サイト
▶︎南紀白浜ー東京（羽田）臨時便（令和5年2月）について
▶︎アドベンチャーワールド
▶︎Wakayama Workation Project
▶︎和歌山 Well-being Month
▶︎わかやま“ほんまもん”キャンプ
▶︎「Instagramフォトコンテスト」詳細
▶︎和歌山県公式観光サイト
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