オンライン英会話「スパトレ」の無料体験レッスンの受講レビュー
オンライン英会話サービス「スパトレ」は、第二言語習得論や認知心理学などの科学的なトレーニングで英語を習得する、という一風変わった学習法が特徴だ。 英語学習のトレーニングを継続する動機付けを行い、自己学習をベースにして、オンラインレッスンでプロのトレーナーに指摘・軌道修正を受けることで、無駄なく知識をつけることができるという。 と、聞いたところは少し難しそうな感じがするが、今回は、実際にスパトレの無料体験レッスンを受講し、そのトレーニングがどういうものであるかを検証してきた。 この記事を書く私の英語勉強歴は、英検2級を取得していることを除き、中学から現在(理系大学院M1)までの学校の授業のみだ。
▼スパトレの良かったところ
- アウトプットを大量にするのでなく、インプットをベースに学習が設計されていること
- 自分にあった学習方法を具体的に提案してもらえること
- 独学では難しい動機付けや発音のチェック、ライティングの添削や会話を安価でできること。
- 毎回のトレーニング後、詳細なフィードバックがもらえる
▼こんな人におすすめ!
- 英語学習がどうしても継続できない人
- 自分の興味分野に近く、自分のレベルに合った学習教材から学びたい人
- 「理解できる」ではなく「使いこなせる」が目標の人
- 自分の英語力を細かく分析してほしい人
▼無料体験レッスンはこちら スパトレ |
スパトレの概要

スパトレは、「英語の“勉強”をやめよう」をコンセプトに、多くの人が挫折したこれまでの「英語の勉強」とは違った「新しいトレーニング」を提供するオンライン英会話だ。
英語力を6つのスキルに分けて実力を測定し、分析結果に基づいてあなたの弱点や改善ポイントに応じた最適なトレーニングと教材を提案している。
どんなことをするかは、実力テストを受けて分析してもらわないとわからないので、7日間準備されている無料体験期間を活用して実力判定をしてもらおう。
レッスン1回分を消費して実施する実力テストの結果分析はかなり詳細なので、自分の英語力を分析してもらうだけでも受けてみる価値は十分にある。
料金 ポイント制・回数制 市販教材使用 | スパトレプラン: 毎日1回25分 / 2,980円 無制限プラン: 1回25分 回数無制限 / 4,980円 |
無料体験レッスン | 7日間 |
対象レベル | 初心者~中級者 |
レッスン可能時間 | 24時間 |
講師の国籍 | フィリピン |
こんな人におすすめ | ・英語学習がどうしても継続できない人 ・自分の興味分野に近く、自分のレベルに合った学習教材から学びたい人 ・「理解できる」ではなく「使いこなせる」が目標の人 ・自分の英語力を細かく分析してほしい人 |
▼無料体験レッスンはこちら スパトレ |
スパトレの無料体験レッスン受講レビュー

スパトレの無料体験レッスン流れは以下の通り。
Step1. 無料会員登録(約5分) ▼ Step2. 無料体験レッスン(実力テスト/予約) ▼ Step3. 無料体験レッスン(実力テスト/25分) ・0:00 ~ 0:02:自己紹介 ・0:02 ~ 0:22:実力テスト ・0:22 ~ 0:25:質疑応答 ▼ Step4. 実力テスト結果からトレーニンテーマ選択 ▼ Step5. 無料体験レッスン(2回目)予約 ▼ Step6 無料体験レッスン(2回目) ・0:00 ~ 0:02 : 挨拶 ・0:02 ~ 0:22 : 本レッスン ・0:22 ~ 0:25 : 講師からのフィードバック |
登録から受講までのフロー
▼まずスパトレにアクセスし、プランを選択してアカウントを作成する。

私はスパトレプランを選択した。プランは登録後に自由に変更できるが、トライアル終了後は自動的に本会員となり月額が発生する。それまでに解約すれば料金は発生しない。
▼メールアドレスとパスワードを入力する。

そのあとクレジットカードの登録を済ませば、会員登録は完了だ。
▼初回トレーニング予約。時間から予約と、トレーナーから予約が選択できる。

私は時間から予約を選択した。24時間、30分刻みで予約の時間を指定できる。
23時に無料登録を済ませ、0時半に予約を入れた。
▼予約を済ませると、トップページで以下のように表示される。

無料体験レッスン1回目(実力テスト)
時間になると講師からskypeのコールがかかってくる。初回は実力を診断するテストを行う。
——簡単な自己紹介(約2分)
お互いに軽く自己紹介をする。「どこに住んでいるの」「英語を学びたい理由は」など少しフリートークも挟み、すぐテストに移行する。
——実力テスト(約20分)
▼実力テストの評価項目は以下の6点。
1. ディクテーション:単語を聞き取れるか、音声変化へ対応できるか 2. 聞き取り理解度:瞬時に意味を理解できるか 3. 単語テスト:単語力の確認 4. スピーキング: 英作文能力の確認、音声化する力 5. インタラクション:リスニングにおける読解力を測定、適切に受け答えができるか 6. リーディング:読解力をLexile指数で測定 |
まず、ディクテーションテストは、音声を聞いて穴埋めになった単語をチャットボックスにタイプしていく。
例えば、このような問題だ。
- Isn’t is (xxxxx) ?
- I almost (xxxxx) my cellphone into the pool.
- What’s important isn’t (xxx) university you’ve graduated from, but (xxx) you learned (xxx) you were there.
次に、リスニングテストでは、音声を聞き、あらかじめ準備された回答の選択肢のうち、どの意味であったかを口頭で答えるものだ。(問題は2問)
そして、単語テストは徐々に馴染みがなくなっていく単語に対して「見たことある」「意味を知っている」の質問に対して “Yes”,“No”で答える。
▼単語テストの内容 1. able 2. mention 3. rob 4. administration 5. distinct 6. mingle 7. meditate 8. intervene 9. rigorous 10. disquiet 11. infest 12. sabbath |
英検2級、英語のセンター試験模試で常に8~9割取れていた私でも6以降はわからなかった。
また、スピーキングテストは与えられた質問に対し自分の答えを1分程度で述べるというものだ。それから講師がその答えに関連する質問をし、それに答えていくのがインタラクションテストだ。
▼最後はリーディングから。送られてきたURLの先に書かれているテキストを読み、内容に関する講師からの質問に答えて、理解度をチェックされる。

これですべてのテストが終了した。初回レッスンはこの実力確認テストのみだ。
実力テスト結果の確認

受験してから36時間後に、詳細なレポートが返ってきた。だいたい2営業日以内に返却されるようだ。
以下の課題に対し、スパトレのレッスンと自己学習でどのようなことを実施していかなくてはならないかの対策が書かれていた。
- 複雑な表現や構成に迷いがあり、処理が追いつかなくなって文の組み立てがうまくいっていない
- 簡単な表現のみを使用して伝える傾向があるので、表現の幅を広げる必要がある
どれも自覚のあることを言われ、的確なアドバイスだと思った。
▼スコア表も示されていた。

意味理解だけ飛び抜けてるのは、洋画や海外のYoutube動画を字幕をつけて見ている、普段の成果だと思う。
加えて、テストセクションごとの分析結果も添付されており、弱点や改善すべきポイント、それを解消するおすすめの書籍を紹介してくれた。
▼インタラクションセクションの分析結果。
インタラクションの場合は、『コミュニケーションストラテジー』というスパトレのオリジナル教材を薦められた。今後のレッスンで使用していくものだ。
2回目の体験レッスンでは、この『コミュニケーションストラテジー』を選択することにした。
具体的なレッスン内容は、会話中に英単語が出てこないなど、ピンチの時のとっさの切り抜け方を習得する、というような内容だ。
まず予習で与えられた表現を覚えて、レッスン中にロールプレイを行い「実際の場面で使える」ようになることを目指す。
▼レッスンの予習事項

無料体験レッスン2回目

前回と同じようにレッスンの予約を済ませ、時間になると講師からskypeのコールがあった。
——挨拶から本レッスン(約20分)
連日同じ講師とのレッスンだったので、「今日何してたの?」など軽い雑談を挟み、すぐ本レッスンが始まった。
初めはチャプターの宿題でもある表現を講師が発音し、「Um… /Look… /Listen…」は、最初に相手の注意を引きたい場合に使う、といった説明をしてくれた。
“Pardon me, do you know where is the library?” や “Sorry to bother you, but can I borrow you pencil?” のように、具体的な使い方も例を挙げて教えてくれるので、すぐに覚えられた。
“Excuse me, haven’t we met before”は、外で女の子に声をかける時に使うといいよ、と薦めてくれたので積極的に使ってみたいと思った。
ひと通り講師からの説明が終わると今度はロールプレイでスピーキング練習をしていく。チャットに送られてきた会話文をロールプレイで音読する、というのを3パターン行った。
——レッスンのフィードバック(約5分)
最後に、今回のレッスンで間違えたところや私の弱点を講師からフィードバックしてもらう。
「理解はできているから、まず発音を良くしていきましょう。長い文をもう少し速く言えるようになるといいですね。あとボキャブラリーが少ないから単語を覚えてね」とアドバイスが示され、レッスンが終了した。
その通りで的確なアドバイスだと思った。また、少し褒められうれしく思えた。
▼レッスンの最中は口頭で指摘を受けたが、終了後改めてレポートにて詳しいフィードバックが届いた。

自分のつまずきポイントが顕著にわかる。改善ポイントは口頭で聞いたフィードバックと同じであった。
嬉しかったのが【良かったポイント】の「指示を理解し熱意を持って協力している」というコメントだ。ずっと同じ講師に指導してほしいと感じた。
受け終わっての感想
英語のレベル関係なく、英語の学習方法がわからない人には、全員におすすめしたいと思う。
特に良かったところは以下3点だ。
- 毎トレーニング後に送られる的確なフィードバック
- 自分にあった教材が提案される
- トレーニング毎に予習がある
この内容で毎日受講できるのは、かなりコスパが良いと感じる。2,980円のスパトレプランであれば、1レッスンあたりの料金は96円ということになる。
1. 毎トレーニン後に送られる的確なフィードバック
スパトレでは、毎トレーニング後にフィードバックが講師のコメントと共に、受講者に送られてくる。
改善ポイントは自分の苦手なところを突かれており、本当にその通りだと感じた。良かったポイントでは、褒められる点もあったので次の予約をするモチベーションにもつながった。
語彙力UPポイントでは、レッスンでつまずいた単語や、大事な表現が示される。私にとって良い復習になったと思う。
2. 自分にあった教材が提案される
英語を学びたいけど、「何から学んだらいいのか?」また「どんな教材を選べばいいのか?」と悩んでいる人も多いと思う。今この記事を読んでいるあなたもそのうちの1人かもしれない。
スパトレでは、初回実力確認テストの結果に基づき受講者のレベルにあった、最適な教材を提案してもらえる。
何の教材で学んだらいいか分からないといった悩みも無くなり、日々のレッスンと指示通りの自己学習を続けていくことだけに集中できる。
3.トレーニング毎に予習がある
英語を学びたいけど、自習しろと言われてもなかなか習慣化できないなという人も多いだろう。
スパトレでは、トレーニング毎に予習する必要があり、テーマによっては宿題を課して事前提出させる場合もある。
出さなかったからといってペナルティは無いが、予習や宿題を課されることで自習せざるを得なくなる。これによってレッスンの充実度が増すとともに、イヤでも英語が「なんとなくわかる」から「できる」に変わるのだ。
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スパトレの口コミ・感想

以下はスパトレを実際に利用している方の声だ。
#スパトレ 推し③
👨前回の復習ね、minute
😺なんで前のトレーナーがそれを記入したのかわからない
👨じゃあ、minuteは/mɑɪnjúːt/って読み方があって別の意味もあるの知ってる?
😺えっ、知らない
👨extremely smallって意味の形容詞がある
😺知らなかった!この先生機転利かせてくれるのが上手
— ようこ@教育業 (@kuroneko100ten) June 8, 2020
英会話を始めたのですが、スパトレのレッスンが優秀です
・宿題で文章を作る
・レッスンで先生と答え合わせ
・細かいミスまで指摘される
・レッスンの録音を授業後にもらえるしかもこれで月3,000円。
サポート手厚いし先生優秀だし、気に入りました。これから毎日英会話も頑張ろうと思います😊 pic.twitter.com/WwNXyH0dbi
— [email protected]上海留学ブログ (@yukiwithmyhobby) June 3, 2020
スパトレのQ&A

Q:興味はあるのですが、不安です。
A:日本人のトレーナーが初めての方に向けてトレーニングの内容、説明、不明点等のご相談をさせていただく窓口をご用意しております。まずは[email protected]からご連絡頂戴できればと思います。
Q:無料体験中に解約することは可能ですか?
A: 無料体験期間中に解約可能となっております。あわせて無料体験期間内であれば一切お金はかかりません。まずはお気軽にお試しください。
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