自分の体型に合わせ施したカスタムの数々
「値段が付く前に“買う!”って言ったんだよ」。馴染みのバイクショップに入庫したBMW R80にひと目惚れしたドラオヤジさん。購入後は自身の手でカスタムを施した。脆弱な電装系はトヨタの車用を流用、フロント回りやシートなどのセッティングは自分の体に合わせ仕上げたという。
ほかにも1960年製「H-D FL」など4台のバイクを所有するが、今はこのR80がお気に入りでよく乗っているという。普段使いできるほど、マシンの状態は良好だ。
あくまで走りにこだわるので、ステー類は穴を開けて軽量化を図る。セルスターのレーダー探知機を装着。ハイスピードGPS測位を搭載する多機能モデルだが、普段はアナログメーターモードで速度を確認している。
Custom Point
シート下を便利に加工
座面のアンコを薄くしたシートが硬派で格好良い。ワンタッチで簡単にシートを外すことができ、カウル内には工具入れの空間を作り出した。利便性も考慮したカスタムとなっている。
※2018年取材
文・写真/田村巴 取材協力/TRカンパニー、和田屋
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