ソロテントの選び方7つのポイント
- 重さ
- サイズ
- 設営のしやすさ
- コスト
- 構造(シングルウォール・ダブルウォール)
- 素材
- 耐水圧
ソロテントを選ぶにあたって、クルマ、徒歩、電車、登山など、移動手段やキャンプスタイルをイメージするのがファーストステップだ。クルマならテントの重さや収納サイズをさほど気にせず選べるが、バックパックで移動する場合は、多少制限があるからだ。
そのうえで、ソロテントの素材や構造、耐水性、コストなど、トータルで自分に合ったものを選ぶのがスムーズだろう。
1.ソロテントの重さ
ソロキャンプ道具の中で重量や収納スペースの大部分を占めるテントは、なるべく軽量、コンパクトなものを選びたい。アルミよりも軽くて丈夫なジュラルミン製のポールを選択したり、テントの壁が1枚のシングルウォールを選んだりなど、選ぶ素材や構造で重さは変わってくる。
登山など、荷物の軽量化がマストになる場合は、1kg以下のソロテントも候補の一つだろう。一方で遮熱性や難燃性に優れたポリコットンやコットンは重量があるため、バイクや車で移動する人におすすめだ。
2.ソロテントのサイズ
ソロテントはコンパクトなものも多いため、テント内にコット(簡易ベッド)を置く場合などは事前にサイズの確認を。コンパクトさを重視してテントを選んだものの、いざ設営してみると想像していたよりも狭かったということになりかねない。
靴や荷物などが置ける「前室」の有無も確認しておくと安心だ。荷物が多ければ前室に置けるテントの方が快適だが、さほど荷物がない場合は前室がなくでも不便はないだろう。これらの条件をもとに、自分が快適に過ごせるサイズを把握しておこう。
3.ソロテントの設営のしやすさ
1人で全ての作業をこなさなければいけいないソロキャンプは、テント設営のしやすさも重要なポイントに。一般的なドーム型テントの場合は、4隅に2本のポールを対角線に差し込む設営方法が一般的。初心者でも慣れれば数分で設営可能だ。
より設営のしやすさを重視するなら、「ポップアップテント」・「ワンタッチテント」・「ワンポールテント」がおすすめ。初めてのテントでも簡単に設営できるだろう。
▼設営の手軽さならワンタッチテントがおすすめ!
ワンタッチテントは、設営に時間がかからず、余裕を持ったキャンプ時間を楽しめるのが魅力。形状もさまざまで、その名の通りワンタッチで設営できるものもや、放り投げるようにしてテントを開くポップアップ式のワンタッチテントも。どんな環境で使用したいのかをイメージしてベストなワンタッチテントを吟味してほしい。
4.ソロテントのコスト
性能やサイズを重視すれば、その分コストが上がるのはもちろんのこと。必要な機能を見極め、必要のない機能やスペックに高い金額を払うことのないように選ぶことも重要だ。
予算と条件を照らし合わせながら、自分にとってコスパの良いテントを探してほしい。
5.ソロテントの構造
テントの構造は、壁が1枚構造のシングルウォール(インナーテント)と2枚構造のダブルウォール(インナーテントとフライシート)がある。
シングルウォールは、軽い反面、外気温との差による結露がしやすいが軽いのが特徴だ。一方、ダブルウォールは、構造上結露しにくいものの、シングルウォールに比べると多少重いのが特徴。使用する環境や移動手段を踏まえてチョイスするといいだろう。
6.ソロテントの素材
テントに使われる素材には、防寒性や断熱性に優れたものや、延焼しにくく焚き火と相性のいいものがある。秋冬キャンプでは、防寒性は重要。ただし、テント内でストーブや燃料系のランタンを使うときは、一酸化炭素中毒チェッカーを併用するなど、注意が必要だ。
ソロキャンプに行く時期を想定してテントの素材を選ぼう。
7.ソロテントの耐水圧
テントに水が侵入してくる度合いを数値化したものが耐水圧。数値が低いと水が浸透しやすく、数値が大きくなるにつれ水が浸透しにくくなっていく。一方で耐水圧が高いほど通気性が悪くなるので、テント内に結露が発生するなどの心配も。耐水圧と通気性のバランスをが大切だ。
▼ソロキャンプ初心者必見!必要な道具や楽しみ方指南!
ソロキャンプに最低限必要な道具は、テントはもちろん、シュラフ(寝袋)、マット、ミニテーブル、椅子、クッカー、ランタンの7アイテム。
またマストではないが、焚き火台は、ソロキャンプの時間をより濃密にしてくれるはずだ。さらにコット(簡易ベッド)があれば快適な寝心地に。
キャンプギア選びは、上を見れば切りがないので、コスト面を含め、自分にとって最適な「秘密基地作り」を楽しむ余裕を持ちたいところ。
おすすめソロ用テントのおもな形状3つ
ドーム型テント
軽量で風に強い定番「ドーム型テント」。ドームの様な半円形の空間が特徴で、室内のど真ん中にポールを立てる必要がないためテント内を広く使えるのがメリット。キャンプ初心者からベテランキャンパーまで、最も使用者が多い一般的なテントだ。
ワンポールテント
「ワンポールテント」は、中央にポールを立てた円錐型のテント。ティピーテント、モノポールテントとも呼ばれている。とんがり屋根のフォルムが目を引くおしゃれなテントだ。
設営方法は簡単で、それぞれの隅にペグを打ち、中心に1本ポールを立てるだけのシンプルな構造。天井高が高く、開放的な空間が魅力だ。
パップテント
もともとは軍隊で使用されていた厚手で丈夫な生地を使った「パップテント」。この無骨でミリタリーテイストのデザインを受け継いだパップ風テントが多くのアウトドアメーカーから登場している。
なかには難燃素材を採用したテントもあり、焚き火好きのソロキャンパーからも絶大な人気。
ランタンやテーブルなどのヴィンテージライクなギアとコーディネートして、こだわりの雰囲気に浸るのもソロキャンプの醍醐味ではないだろうか。
定番!人気メーカーソロキャンプ用テント|コールマン・スノーピーク・モンベル
アウトドアでの快適さを考えるうえでテントの存在は大きい。だからこそ、ファーストテントは高い技術で実用性を兼ね備えた信頼できるアウトドアメーカーを選ぶと安心だ。
そこで、定番ながらその実力はお墨付きのおすすめメーカーが「コールマン」・「スノーピーク」・「モンベル」など。いずれもアウトドア業界を牽引してきた歴史あるメーカーだけに、高い機能性や使い勝手が魅力だ。
【定番人気でコスパがいい】おすすめソロキャンプテント|コールマン
コールマンは、2021年にアメリカはカンザス州で創業。オリジナルランプの製造をスタートさせたのが始まりで、100年以上の歴史がある老舗メーカーだ。テントはもちろん、さまざまなアウトドアギアを展開し、ビギナーからベテランキャンパーまでコールマンフリークは多い。
コールマンのソロキャンプテントとしておすすめなのが、バイク乗りにもおすすめで簡単設営が魅力の定番テント「ツーリングドームST」や「ツーリングドームLX」。より設営に手間をかけたくない場合は、ワンタッチ構造の「クイックアップドームS+」もおすすめだ。
また、開放的な空間を確保したい場合には「エクスカーションティピー/325」もいいだろう。円錐形が特徴的なポール1本で支える構造のため、設営も簡単だ。
公式サイト:コールマン
【デザインと高機能を備えた】ソロキャンプテント|スノーピーク
金属加工の街・新潟県三条市に本社を構えるスノーピーク。洗練されたデザインはもとより、高い機能性で人気・実力ともに定評がある。「スノーピーカー」と言われるファンが多いのも納得の日本が誇るアウトドアメーカーだ。
スノーピークのおすすめのソロ用テントは、フライシートをタープ代わりに使用できる「ヘキサイーズ1」や、ファーストテントとしても好評のベストセラー製品「アメニティドームS」。
居住性と機能性をより求めるなら高スペックな「ランドブリーズPro.1」もチェックしておくといいだろう。
公式サイト:スノーピーク
【実用的で設営簡単】ソロキャンプテント|モンベル
登山用品を中心に、ウエア、アウトドアギアなど幅広い商品を展開する日本ブランドモンベル。多くのアウトドア愛好家から絶大な支持を得ており、高温多湿の日本の気候を熟知した数々の機能的なテントを展開しているのもその理由のひとつだ。
モンベルのテントは、さまざまな条件に合った豊富な種類をラインナップ。なかでもソロテントとしておすすめが、キャンプビギナーにも人気のモンベルのベストセラーテント「ムーンライトテント1型」と、別売りのフライシート(テント本体に被せるシート)でオリジナリティが出せる「ステラリッジテント1」。
どちらのテントもポールにフックを引っ掛けるだけの吊り下げ式で、初心者でも迷うことなく設営が可能だ。
公式サイト:モンベル
おすすめのソロキャンプテント52選|シーン別
ソロキャンプテントは、使用する季節や、コスパ、前室の有無、設営方法、軽量性など、優先順位をつけてから探すのがスムーズだろう。それぞれのシーン別におすすめのソロキャンプテントを紹介する。
【冬でも使える】おすすめソロキャンプテント6選
冬のソロキャンプテントは、下からの冷気を遮断するスカートが付いたテントや、寒暖差による結露に強いポリコットン(TC)やコットン素材、またダブルウォールを採用したテントがおすすめだ。なかには、薪ストーブをインストールすることを想定した煙突穴付きタイプもあり、使用環境に応じた選択を。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)/サーカスTC DX
遮光性と通気性を兼ね備えた綿混紡のテント。出入り口は2カ所あり、風通しも抜群!付属のポールで片方の入り口が立ち上がり、雨の侵入を防ぐ広めの前室として使えるもの便利だ。
サイドフラップはファスナー開閉が可能で、タープのように張り出す事も。1人~2人での使用にちょうどいいサイズ感で、ソロキャンプやツーリングに最適。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)/大炎幕FC
同じくテンマクデザインのテント。コットン生地を採用し、遮光性に優れているのもポイント。グランドシートが付属しているため、別途用意する必要がないのもうれしい。1サイズ小さいパップテント「炎幕」もランナップ。こちらはTC素材が採用されている。
本体の組み立てサイズは、約3500×2700×1550(高)mm。本体重量は約8.82kg、ペグ、張り網、収納ケースを含んだ総重量は10.9kg。
BUNDOK(バンドック)/ ソロ ベース EX
人気のバンドッグソロベースを一回り大きくしたパップ風テント。スカート付きでフルクローズスカートにすれば、秋冬の冷気をシャットしてくれる。サイドは季節に合わせて巻き上げが可能。フライは、難燃素材で結露防止にもひと役買うコットン混紡生地を採用している。
展開サイズは、W360xD190xH110cm、収納サイズはW47xD24xH24cm。重量約5.2kg。
DOD(ディーオーディー)/ムシャテント
TC素材を採用した簡単設営が魅力のワンポールソロテント。スカート付きで冬場は冷気をシャットアウトし、夏場はトグルで巻き上げることもでき快適なスペック。
収納バッグは締め上げ可能なベルトが付いているのもうれしいポイント。メッシュのハーフインナーテントやペグ、ロープ、メインポールなどが付属。キャノピードアは別売りのポール使えばさまざまなアレンジが可能だ。
組み立てサイズは、W290×D290×H183cm、収納サイズはW53×D20×H20cm。重量は約5.7kg。
Hill berg(ヒルバーグ)/アクト
信頼のヒルバーグのオールシーズン使える総重量1300gと、軽量なソロテント。登山や自転車、徒歩などでソロキャンプをしたい人にもぴったりの軽量さを兼ね備えている。前室を備えた利便性と快適な居住空間も魅力。
YOKA(ヨカ)/YOKA TIPI
ダークカーキカラーがクールなワンポールテント。薪ストーブの煙突用の穴が設けられているのもポイント。テント外周にはリフレクターが設けられているため、夜間に自分のテントを見失うこともない。
展開サイズW270cm x D270cm x H175cm、耐水圧2000mm、重量約1.8kg。
【コスパ最強】おすすめソロキャンプテント11選
ソロキャンプギアを一式揃えるとなるとそれなりにコストはかかるもの。コスパに優れたテントでミニマムにソロキャンプをスタートするのもありだ。
※価格は2021年3月現在。サイトや時期により価格が異なる場合があります
Nature haike(ネイチャーハイク)/ サイクリング1ウルトラライトテント20D/価格11,900円
一体型ポール構造により1人で組み立てやすい軽量モデル。専用アルミ合金POM3割ポールと太めのアルミペグでしっかり固定するので、耐風性と安定性も両立している。
サイドドアとメッシュインナーの組み合わせで暑い夏も快適。開放感があり、居住性に優れたオールラウンドなテントだ。
FIELDOOR(フィールドア)/フィールドキャンプドーム100/価格7,480円(税込)
1人でゆったりと使える200×100cmの寝室スペースを設けたドーム型テント。吊り下げタイプのインナーテントで、スムーズに設営できるのもうれしいポイントだ。耐水圧2000mm以上で雨天時でも安心。
ポールは軽量で強度の高い超々ジュラルミン(A7075)を採用。別売りのポールで前面を跳ね上げてキャノピーとしても使える。収納サイズもコンパクトになり、バイク乗りやバックパッカーにもおすすめ。
FIELDOOR(フィールドア)/コクーンテント100/価格6,050円
ソロキャンプに最適な軽量&コンパクトなテント。フレームの形状やインナーテント床面の面積を抑えることで、軽く持ち運びしやすいよう設計されているのが特徴。重量は約1.8kg。
UVカット加工された生地や超々ジュラルミン採用のポール、靴置き場として便利な前室付きなど機能的。ソロキャンプデビューにもおすすめのアイテムだ。耐水圧は1500mmほど。
FIELDOOR(フィールドア)/ツーリングテント120/価格6,270円
ツーリングキャンプにぴったりの1~2人用のテント。フライシートとインナーテントを一体化することで、軽量&コンパクトを実現。クロスポールに加えリッジポールを追加し、全面・背面にスペースを生み出し居住性も上々だ。
生地には耐水圧は1,500mm以上、紫外線から守るUVカットコーティングを施し、快適性も抜群。テント入り口はメッシュ・フルクローズが可能。
BUNDOK(バンドッグ)/ソロドーム/価格16,500円(実勢価格約10,000円)
高い耐水圧、通気性抜群のオールメッシュのインナーテントなどを備えた高性能なソロドーム。ポールには柔軟で高い強度を誇る7001アルミ合金を採用。収納時はコンパクトで持ち運びもラクに行える。
室内にはランタン用フックや、小物が収納できるポケットなどの便利な機能も搭載している。
DOD(ディーオーディー)/ワンポールテントS/価格11,780円
三角の形がおしゃれでシンプルなワンポールテント。ペグを打ち込みポールを立ち上げるだけで設営でき、ソロではもちろん、大人3人が余裕を持って寝れる空間を確保できる余裕のスペースも魅力。
全面メッシュ仕様のインナーテントで通気性も申し分なし。さらに、テント上部のベンチレーターにより、フルクローズにしても換気が可能だ。
Geer Top(ギアトップ)/ソロテント/実勢価格10,889円
二重層構造の1人用ワンポールテント。軽量&簡単設営が魅力。テントポールは、別途購入となるが、トレッキングポールを利用。(2本の使用を推奨)。フライはシートはPU3000mm、フロアシートはPU5000mmで防水効果抜群。引き裂きに強いナイロン生地で耐久性を確保しているのもポイント。
ソロには十分の前室があり、荷物や靴置きスペースとして便利に使える。
LOGOS(ロゴス)/ROSY ツーリングドーム/価格オープン(実勢価格12,000円)
フレーム2本のシンプル構造な1人用テント。フレームを通すスリーブの片側を袋状にした「EZスリーブ構造」で、リングピンを通す作業が不要に。1人でラクに組み立てられる。
耐水圧は1000mm。ライシートがテント全面を覆わない仕様で風通し抜群。熱がこもりにくく快適に過ごせるのも特徴だ。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/クレセントドームテント/価格13,200円(実勢価格6,790円)
ベーシックなポール構造のドーム型テント。テント全体をすっぽり被うフルフライ仕様で雨の日も安心の構造。2本のポールのみの仕様で、軽量かつコンパクト性に優れている。ポールは、弾性のあるグラスファイバー製。
大人3人が並んで寝られる空間は、ソロキャンプで広々使えば快適そのもの。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/エクスギアソロテント/価格38,500円(実勢価格13,773円)
軽量&堅牢なジュラルミン素材の色分けされたポールで、迷うことなく簡単に設営が可能なソロテント。
空気の循環を促すベンチレーションや、通気性抜群の素材を使ったインナーテントなど、結露防止対策が施されている。
大きな出入口が前後2カ所に配され、出入りが楽なのはもちろん、真夏の暑さを軽減する高い通気性もうれしい。快適性を重視するソロキャンパーにぴったりだ。
Canadian East(カナディアンイースト)/ドーム型テント/参考価格10,120円(実勢価格4,800円)
2本のポールで立ち上げるシンプルな構造の2〜3人用のテント。フライシートは紫外線を約90%カットする素材を採用、耐水圧は1500mm。インナーに開閉できるメッシュ天井、背面に大きなベンチレーションを備える。ソロキャンプから2~3人での使用にちょうど良いサイズ感だ。
【前室あり】おすすめソロキャンプテント12選
荷物が多いなら前室が広いテントがおすすめだ。寝室部分に荷物がない分、より広々と快適なソロキャンプが楽しめるはずだ。
Coleman(コールマン)/ツーリングドームST
高めの前室を備えたコンパクトサイズの定番ドーム型テント。開放感のある空間を求めるキャンパーや、ソロキャンプ初心者にもおすすめだ。
ポールポケット式を採用し1人でも簡単に設営できて安心、耐水圧は約1,500mm。別売りのキャノピーポールで全面跳ね上げも可能。1~2人での使用に最適だ。
Coleman(コールマン)/ツーリングドームLX
2〜3人まで対応できるポールポケット式のドームテント。大人が屈まずに出入りできる高さの前室付きで、開放感もバッチリ。アシストクリップで、1人でも設営しやすいのもうれしいポイントだ。
空気の循環を生み出す構造で、換気性も申し分なし。耐水圧は約1500mmと雨天時も安心のスペックだ。
スノーピーク/ヘキサイーズ1
前後2本の異なる長さのポールにより、ロースタイルに最適な前室空間を生み出すソロテント。フライシートはタープのようにして使用でき、チェアやテーブルなどのギアもゆとりを持って配置が可能だ。
インナーテントは2点で、ナスカンでフライシートに吊り下げてコーナーを固定すれば設営完了。広めの前室空間がソロキャンプの時間をより豊かにしてくれるだろう。
スノーピーク/アメニティドームS
スノーピークのベストセラーテントで、キャンプビギナーにもおすすめしたい一品。テント内の快適さを損なわず天井高をおさえた形状は、強風にも耐えうるスペック。このポテンシャルで3万円代とリーズナブルなのもうれしいポイント。
全面パネルと別売りのポールで跳ね上げれば前室をリビングスペースとして確保できるのもポイント。耐水圧1800mmで雨天でも安心。親子3名の定員だが、ゆったりとした空間を求めるソロキャンパーに好評だ。
スノーピーク/ランドブリーズPro.1
高機能が魅力のランドブリーズシリーズのテント。1996年の初期モデルから徐々に改良を重ね、より快適で機能的に。通年使えるスペックで丈夫さも兼ね備えている。出入りのしやすい構造に進化したスノーピーク最高峰シリーズ。
スノーピーク/カマエルドーム2(販売終了)
快適なキャンプにはもちろん、写真を楽しむ人にうれしい機能が充実したドーム型テント。三脚をセットできる余裕の前室、テント内から外の様子が確認できる全方向位窓などを備えている。
インナーテントを吊り下げたまま設営・撤収ができるアウトフレーム構造により、インナーを外した状態でもシェルターとしても使用可能。1~2人用、耐水圧は1,500mm。
BUNDOK(バンドッグ)/ソロティピー1
ジュラルミン製のポール1本で自立するワンポールテント。開放的な空間の前室スペース、通気性が良いベンチレーション付きで自由なスタイルのソロキャンプに最適。
フライシートは生地が裂けにくいリップストップを採用し、耐水圧は3000mm。設営が簡単なテントを探している人にもおすすめだ。
BUNDOK(バンドッグ)/ソロティピー
開放的な前室付きの1人用ワンポールテント。ポリエステルとコットンの混紡生地を使用したフライシートは、汚れや焚き火の火の粉に強く、通気性も抜群。夏は涼しく冬は暖かいうえ、結露にも強いのがうれしいポイント。
インナーは後方からも出入り可能な両面タイプを採用している。フロアの耐水圧は5000mm。
小川キャンパル/ステイシーST-Ⅱ
ソロキャンパーから支持を集めるogawaのロングセラーテント。広めの前室空間を確保しながら、収納時はコンパクト。アウトドアシーンにぴったりのカーキとサンドベージュの2色展開。
パネル開閉時に裾が汚れないゴム付きのサイドファスナー、ベンチレーションは前後2カ所に配備。耐水圧は1,800mm。
DOD(ディーオーディー)/ライダーズ バイク インテント T2-466
バイクツーリングキャンプにぴったりの2ルームテント。バイク収納スペースになる前室とリビングスペースで構成されている。設営も簡単で、ワンタッチでテントが立てられるのも魅力だ。
耐水圧は、アウターテント3000mm、グラウンドシート5000mmで荒天時も安心。
LOGOS(ロゴス)/Tradcanvas ツーリングドゥーブル・SOLO-BA
テント前面が張り出すように設計された1人用テント。バイクや自転車が置けるほどの広さの前室を備えている。フライシートはUV-CUT加工の耐水圧2000mm。
雨の浸入や風の吹き込みを防ぐマッドスカートをテント全面に装備。換気に優れたベンチレーション付きのC型ドアで室内でも快適に過ごせそうだ。
LOGOS(ロゴス)/Tradcanvas ツーリングドゥーブル・DUO-BJ
「Tradcanvas ツーリングドゥーブル・SOLO-BA」より少し大きい2人用テント。こちらもバイクが配置できるほど余裕ある前室を確保している。別売りのポールで前面を跳ねあげれば便利な拡張スペースに。少し余裕をもった空間で快適に過ごしたいソロキャンパーにおすすめだ。
フレームは丈夫で軽いアルミ素材を採用し、持ち運びもラク。冷気をシャットアウトするスカートや、換気を促すベンチレーション付き。
【簡単設営・ワンタッチ】のおすすめソロキャンプテント8選
ワンタッチや数分で設営できるテントなら、空いた時間でよりソロキャンプを満喫できるはず。コールマンやテンマクデザインなどの定番テント、形状が異なるドームテント、ワンポールテントなど、ソロキャンプにぴったりの多彩なテントを紹介しよう。
Coleman(コールマン)/クイックアップドームS+
最大の特徴は、設営の手軽さ。インナーテントを放り投げるようにして広げ、フライシートをかぶせてペグダウンするだけ。自社開発のダークルームテクノロジーを採用し、光を90%以上シャットアウトする高い遮光性にも注目。日光を通しづらい素材が真夏の温度上昇を軽減。
Coleman(コールマン)/エクスカーションティピー/325
インナーテントを広げ8本のペグを打ち、メインポールを中心に立てれば簡単に設営可能。付属のフロントポールが快適な前室を作り、出入りも楽々。約1500mmの耐水圧で雨天時も安心。メッシュドアやベンチレーションで夏でも快適なソロキャンプを楽しめる。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)/パンダTC+
簡単設営のスカート付き1ポールテント。火の粉に強く通気性・遮光性に優れたTC素材を採用。インナーボトムの耐水圧は1500mm。スカート部分はトグルで巻くことができ、通気性も抜群。機能性やデザインなどから、ソロキャンパーに人気のソロテント。
mont-bell(モンベル)/ムーンライトテント1型
ムーンライト(月明かり)の中でも簡単に設営ができるという、モンベルのロングセラー人気テント。雨でも蒸れにくく、高い通気性を誇る素材を採用している。耐水圧はフロア2000mm、フライシート1500mm。対応シーズンは春から秋。
設営は、ショックコードが入ったフレームを組み立て、インナーテントの端をポールの先端に差し込み、ゴムで吊り下げてペグダウン。最後にフライシートを被せれば設営完了のお手軽ソロテント。
QUICK CAMP(クイックキャンプ)/ダブルウォール ツーリングテント 1人用
ポール付きのテントを広げてポールを持ち上げるようにしてテントをおこし、サイドポールを取り付ければ手軽に設営できる。幅52cmになるコンパクト収納に加え、アルミフレームの採用で重量3kgの軽量化を図り、バイクでのキャンプにもぴったりのテント。耐水圧3000mm。
QUICK CAMP(クイックキャンプ)/ワンタッチテント3人用
ソロキャンプでもゆったりした空間で過ごしたい人にぴったりの3人用テント。テントを広げ、傘のような構造の天井フレームを軽く開いてロープを引っ張るだけのワンタッチ構造。ゆったりした出入口は2カ所に配置、通気性と使い勝手も抜群。テントが自立するため、設置場所を選ばす、防災アイテムとしても持っておくと安心。
テント生地は、耐水圧1500mm、UPF50+の紫外線カットに加え、遮熱コーティングが施されている。室内にはランタン用の吊り下げフックがあり、夜のテント内も快適。重量2.8kg
LOGOS(ロゴス)/Tradcanvas Q-TOP リバイバルSOLO DOME-BA
生地とフレームの一体構造で組み立て約3分の簡単設営が魅力のソロ用テント。耐風性がある流線形と、雨風を防ぐスカートを装備しているのもポイント。空気の循環を促すベンチレーションも備わっている。総重量は約3.5kg。フロアシートは耐水圧3000mm、インナーシートは撥水加工が施されている。
FIELDOOR(フィールドア)/ワンタッチテント100
折りたたみ傘のような形状でワンタッチ設営を実現。フライシートが付いているため、結露にも強く快適。別売りのポールを使えば入口を跳ね上げることができ、ちょっとした雨なら防げるのもうれしい。入口はメッシュになるので、夏場の暑い時期でも通気性を確保できる。
インナーテントは、200×100cmでゆったりした空間を確保している。ベンチレーションを備えるほか、靴などが置ける前室スペースがあるのもうれしいポイントだ。耐水圧1500mm、UVカットコーティングが施されている。重量は約2.9kg。
【超軽量】おすすめソロキャンプテント9選!
バックパックでキャンプを楽しむためには、荷物の軽量化は必須になる。そこで、キャンプ道具の中でもとりわけ大型ギアであるテントを軽量化すれば、総重量もおのずと減らせて一石二鳥だ。
mont-bell(モンベル)/ステラリッジテント1【1140g】
新素材の本体とレインフライ(別売り)で過酷な状況下でも安心して使える高い剛性と軽量性が魅力の人気の山岳テント。別売りのフライシートやスノーフライ、グラウンドシートなど、ソロキャンプで使用する状況に応じてそろえたい。耐水圧1500mm、重量1140g。
MSR(エムエスアール)/カーボンリウレックス1【660g】
非自立式のダブルウォールテント。軽量なカーボン素材のポール、ファスナーなしのフライシートなど、軽さにこだわりながらも、通気性の高いインナーテント素材を採用、立ち上げ型のフロアシートなど、快適な居住性も確保されている。
フロアのコーティングは、標準的なものに比べ約3倍ほど耐久性がアップ。重量は、フライ、本体、ポールで660g。
MSR(エムエスアール)/フリーライト1【900g】
自立するダブルウォールテントでは最軽量級のソロテント。インナーテントのキャノピーは、結露防止に役立つ通気性を高めたマイクロメッシュ素材を採用している。
ポールには、弾力性が高く、屈曲性と耐久性を備えたタフなパーツが使われている。耐水圧1200mm。フライシート、本体、ポールで900g。
muraco(ムラコ)/RAPIDE X1-1P GREY【ファブリックインナー1350g・ハーフメッシュインナー1300g】
人気のムラコ初の山岳テントがこれ。ダブルウォール式のドーム型で、クロスしたポール部分にセンターハブを組み込むことで強風にも耐えうる構造になっている。
フライシートは撥水UV&PUコーティングを施した15Dリップストップナイロンが採用されているほか、耐水圧は2500mm。フレームみはA7001超々ジュラルミン でΦ8.3mm。
ベンチレーションは、外部はもちろん内部からもアクセス可能。インナーは小物類の収納ができるポケット付きだ。重量は1350g。
NEMO EQUIPMENT(ニーモ イクイップメント)/タニ 1P【1060g】
ニーモ山岳テントのフラッグシップモデル。インナーは吊り下げ式で簡単に設営が可能。ドア部分は風をシャットアウトするブリーザブルナイロンを採用している。下部は2重構造になっており、メッシュにすることも可能だ。フロアは183×51cmでマットを配置しても余裕のある空間。
フライシートは、シリコンコーティングリップストップナイロン素材で高い強度を誇っている。内部からも開閉できるベンチレーションは、ジッパータイプを採用し、空気循環を促しつつ、強風時の風を完全シャットアウトできる構造。重量1060g。
アライテント/ライペン トレックライズ0【1250g】
登山用テントで人気のアライテント。大きなベンチレーター、大きな入口を備え、換気に優れたソロキャンプ用3シーズンテント。夏場でも熱がこもりにくく、快適な空間を実現している。コンパクトに収納できるのも魅力。重量1250g。よりゆったり過ごしたい場合は、1~2人用の「トレックライズ1」がおすすめ。こちらは重量1460g。
finetrack(ファイントラック)/カミナドーム1【1130g】
日本の技術を盛り込んだメイドインジャパンの軽量テント「カナミドーム」。設置場所を選ばない自立式のダブルウォールテントでオールシーズン対応。超軽量化を図りながらも、高い耐久性と快適なテント空間を実現。重量は本体とポールで1130g。2人用の「カナミドーム2」は、本体とポールで1310g。
finetrack(ファイントラック)/カミナモノポール1【770g】
ウルトラライトを求めるならシングルウォールテント「カナミモノポール」がおすすめ。重量は、本体、ポール、ガイライン2本、ペグ2本で770g。脅威的な軽さを実現しているソロ用テントだ。非自立式のため、設営に少々コツがいる。
2人用の「カミナモノポール2」は本体、ポール、ガイライン2本、ペグ2本で870g。
Nature haike(ネイチャーハイク)/クラウドアップ2ウルトラライトテント 10D【930g】
2人用テントにもかかわらず驚きの軽量性を誇る自立式のダブルウォールテント。フライシートの耐水圧は2000mm、フロアシートは3000mm。ポールには7001高強度アルミニウムを採用。ウルトラライトと居住性の両方が叶うテント。コスパに優れているのもうれしい。
▼自分にピッタリのワンタッチテントが見つかる!
ワンタッチテントは、設営に時間がかからず、余裕を持ったキャンプ時間を楽しめるのが魅力。形状もさまざまで、その名の通りワンタッチで数秒で設営できるものもや、放り投げるようにしてテントを開くポップアップ式のワンタッチテントも。どんな環境で使用したいのかをイメージしてベストなワンタッチテントを吟味してほしい。
【おしゃれでかっこいい】おすすめパップ風ソロキャンプテント6選
ワイルドなソロキャンプを楽しみたいならパップ風テントがおすすめだ。軍幕とも言われ、ミリタリー感漂うパップテントは、渋いギアがよく似合う無骨さも魅力。
BUNDOK(バンドッグ)/ソロベース
無骨なパップテントと言えば、バンドッグの「ソロベース」が人気。ミリタリー感漂う雰囲気に無骨なギアがぴったりはまるパップテントだ。素材にはポリコットンを使用し、水や汚れ、火の粉に強く、結露しづらいのもポイント。
付属のインナーテントは耐水圧3000mmで雨天時も安心のスペック。フルクローズしたり、前面を跳ね上げたりなど、アレンジが楽しめるのもうれしい。重量約4480g。
DD(ディーディー)/Super Light A-Frame Tent
730gの軽量テントでバックパックなどにも便利なテント。別売りのインナー「DD Superlight A Frameメッシュテント」と合わせて使うのもおすすめだ。テント内は、2人が過ごせるほどゆったりしていて、ソロで使うならより快適な空間に。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)/炎幕TC
テンマクデザインの人気の男前なパップ風ソロテント。本体は撥水加工が施されたポリコットン素材で火の粉に強く焚き火タイムも安心のスペック。スカート部分はポリエステル素材を採用。
重量は約3.5kg(総重量5.1kg)。ポール2本、ペグ12本、張り網4本、収納ケース付き。グランドシートは別売り。本体の組み立てサイズは(約)3,300×1,900×1,300(高)mm。
One Tigris (ワンタイガー)/OUTBACK RETREAT
4つのドアや高い耐久性を誇る75Dナイロンリップストップファブリック素材の採用、耐風性に優れた形状、バスタブ型のボトムなど、細かいディテールが盛りだくさんのパップ風テント。メッシュ仕様のインナーテントで暑い夏の時期でも快適に過ごせる。4本のポール付き。
DOD(ディーオーディー)/ヌノイチS
その名の通り切り込みがある布1枚のテント。シンプルな形状だけに、パップ風にしたりタープとして使用したりなど、アイデア次第でさまざまなアレンジが可能だ。ポリコットンを採用し、焚き火をする際の火の粉にも強く安心。
DODの「ワラビーテント」をフックに引っ掛けてインナーテントとして使うことも可能だ。サイズはS、Mの2種。
DOD(ディーオーディー)/パップフーテント2
ソロキャンプにぴったりのパップ風テント。難燃性のポリコットン素材を採用し、近場での焚き火でも安心。雨風を防げる2重のキャノピー構造は、ゆったりくつろげる広い空間を確保。背面にはメッシュが採用され、夏でも涼しく過ごせるのもうれしいポイント。
フロアレスにも関わらず、寝室スペースには風や虫の侵入を防ぐ生地を配している点にも注目。最低耐水圧350mm、総重量8kg。
快適なソロテントで最高のソロキャンプを過ごそう
ソロキャンプを満喫するなら快適なソロテントはマストアイテム。自分にぴったりのソロテントを見つけて、自分だけの秘密基地を思う存分満喫してほしい。快適なソロキャンプのポイントは、快適なソロテント選びだ!
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