ソロキャンプ・ひとりキャンプの醍醐味を満喫する道具選び
ソロキャンプの醍醐味は、道具選びから始まっている。予算内であれば、サイズ、色、デザインなど自分の好みで揃えられるが、最低限押さえておくべきポイントが存在する。以下で順に解説しよう。
全てをひとりで思いのままにできるソロキャンプ
ファミリーキャンプや気心の知れた友人とのキャンプも魅力的ではあるが、相応の役割・仕事が割り当てられたり、スケジュールを調整したりと、意外とゆっくりできないものだ。その点、ソロキャンプであれば、全て自分のタイミングで動ける上に、アクティビティを楽しもうが大自然の中で読書にふけろうが自由な行動ができる。
極論を言えば何もしなくて良いという選択肢があるのがソロキャンプだ。道具選びも、自分の目的やキャンプレベルに合わせて選べば良いので、周りに気を使わなくて済む。しかし、自分が描く理想のソロキャンプ像を実現させるためには、ある程度の知識は仕入れておくことをおすすめする。
自分がやりたいことを第一に考える
まず軸として考えたいのが、自分がソロキャンプで何をしたいのか、どう過ごしたいのかという点だ。ここが定まっていないと、道具選びに統一性がなくなり、ちぐはぐになってしまう。また、衣食住のうち、どこに力点を置くのかも重要だ。具体的には「寒がりなので防寒着だけはしっかり用意したい」「こだわりのソロキャンプめしを作りたい」といった具合だ。この2点を重点的に考えて、必須道具にプラスする自分だけのマストアイテムを先に決めてしまうことが重要である。
キャンプサイトや雑誌などで紹介されている道具にこだわる必要はないだろう。たとえば、満天の星空を楽しみたいのであれば、天体望遠鏡や星図があればより楽しめるし、お気に入りのDVDを持ち込んで、あえて大自然の中で映画鑑賞するのも自由だ。
自分だけならやらなくてもいいことも考える
反対に、ソロキャンプであればやらないことを考えることで、不必要な道具が見えてくる。初心者のうちは「あれもこれも」と何でも持って行きたくなるが、移動手段による程度の差はあるとは言え、持って行ける荷物は限られる。
もちろん、寝具や証明は必須だが、一般的に「あったほうが便利」とされている道具でも、自分のソロキャンプでは必要ないと思うのであれば、先入観にとらわれず選ぶべきではない。アプローチは、先に挙げた「やりたいこと」と同じだ。つまり、自分の理想のソロキャンプを頭に描き、そのシーンに合わせて「持って行かないもの」を決めれば良い。たとえば、「食事シーンであぐらをかいてカップ麺を食べている」のであれば、チェアや凝った調理器具は必要ないということになるだろう。
ソロキャンプ・ひとりキャンプの道具選びは移動手段から考えよう
ソロキャンプを始めるにあたり、キャンプ道具を揃える前に、まずは、クルマやバイク、電車などの移動手段を考えるのが先決だ。電車や歩いての移動がメインになるなら、バックパックやキャリーに収まるコンパクトな道具や折りたたみ式のキャンプギアが便利。バイクや車なら多少重量のあるものや道具の点数が増えても持ち運びしやすい。それらを踏まえた上で道具を選ぶのがいいだろう。
電車+徒歩でソロキャンプ
電車や徒歩でソロキャンプをする場合は、道具の前にバックパックの購入をおすすめしたい。道具を揃えだすと、あれもこれもと、つい多くなってしまいがちだからだ。
キャンプ道具は、総重量がポイントになる。かさばるものや重たいものが多いと移動だけで疲弊してしまう。収納サイズ、重量に着目して選定するのがいいだろう。
バイクでソロキャンプ
積載制限のあるバイクでのソロキャンプは、なるべく軽量な道具のチョイスとコンパクトに収納できるようにするのがポイントだ。重たいギアを最下部にして重心を踏まえた積載や、場合によってはサイドバッグを併用するなどの工夫も必要だ。加えて、雨天時の走行時にも役立つ防水対策をしておくのがいいだろう。
クルマでソロキャンプ
クルマでのソロキャンプの場合は、積載スペースを目一杯使えるため、大きな物や重たいものなど、自由度の高い道具選びが可能だ。とはいえ、なかにはクルマの乗り入れができないキャンプサイトもあるため、現地での移動を踏まえ、ある程度絞った方がいいだろう。
徒歩での移動は常に考えておこう
注意したいのは、どの移動手段を選んでも徒歩での移動が発生しない状況というのは考えにくいという点だ。移動手段が車であり、キャンプ場まで車の乗り入れが可能であれば、荷物を抱えての徒歩移動は発生しないだろう。
ただし、希望する条件が多くなるにつれ、キャンプ場選びの選択肢がぐっと狭くなってしまう。電車+徒歩の場合はもちろんのこと、他の移動手段を使う場合でも、どのくらい徒歩での移動が発生するのかをあらかじめ見積もって、徒歩でも無理なく運べる範囲で道具を選んでおけば間違いない。
また、ソロキャンプめしとして食材を持ち込みたいのであれば、「コンパクトクーラーボックスを用意する」「必要な分だけ小分けにしてジップロックに詰める」「移動途中のスーパーで調達する」という具合に、コンパクトかつ食材を傷めないよう工夫が必要だ。
ソロキャンプ・ひとりキャンプに最低限必要な道具はズバリこれ!
ソロキャンプを始めるにあたって、最低限揃えておきたいキャンプ道具は、下記の6つである。
- テント
- シュラフ
- マット
- ミニテーブル&椅子
- キッチン道具(クッカー・バーナーなど)
- ランタン・ヘッドライト
これらをベースにして、道具の取捨選択をするのがおすすめだ。
まず何よりテントがないと始まらない。テントを使わずタープを組み合わせて寝床を確保する方法もあるが、それは熟練者のやり方であって、初心者には難しい。そのため、雨露や外気を遮断するテントは必須だろう。
シュラフとマットは、快適な睡眠のために必要だ。マットは一度でもキャンプを体験した方なら必要性はお分かりだろうが、地面からの放射冷却による冷え込みとゴツゴツした段差から体を守ってくれる大切な道具である。
ミニテーブル&椅子については、食事の際にも必要だが、ちょっと休憩したいときにも使う。特に、椅子なしで長時間過ごすのは想像以上に体に負担がかかる。
また、本格的な料理をする予定がなくても、カップ麺を作ったりコーヒーを淹れたりと、お湯が必要になる場面は多いため、最低限のキッチン道具は必要だろう。
夜のキャンプ場は街灯などないため、メイン照明となるランタンとトイレに行くときなどに足元を照らすヘッドライトも必須と言える。
ソロキャンプ・ひとりキャンプ道具の費用はどのぐらい?
一通り必要な道具が分かったところで気になるのが予算だろう。以下では、ソロキャンプに必要な道具を揃えるための費用について、具体的に見ていく。
初めてのソロキャンプ・ひとりキャンプの道具代はズバリ5万円!
結論から言うと、初めてのソロキャンプは5万円の道具代でチャレンジ可能だ。この金額は、先に挙げた最低限必要な道具を揃え、春から秋にかけてのオンシーズンでのソロキャンプを想定した額である。よって、もちろん寒さの厳しい冬山でのキャンプなどは、重装備が必要になるため、この額には収まらない。
ただし、ソロキャンプであれば、予算5万円で揃えられる道具でも問題なく過ごせるような時期やロケーションを選ぶべきである。その上で、どうしてもこだわりたい道具があるならば重点的に予算をつぎ込むのは問題ないが、キャンプの費用は道具以外にも車移動の場合のレンタカー代や高速代、キャンプ場利用料など、他にも必要となる費用があることも念頭に置いておこう。
こだわるものと100均で済ますものでメリハリを
自分のソロキャンプスタイルに合わせて「持って行くもの・行かないもの」を切り分けることで、予算についても「重点的につぎ込むもの」と「極力節約するもの」という具合にメリハリを付けられだろう。特にテントについては費用の中でも大きな比重を占める道具だが、ここを削ってしまうと失われる快適さを失い、モチベーションを低下させてしまう。
選んだ道具に満足できなければ、買い直すことになるため、初めから長く使えるようなものを選ぶべきだろう。アウトドアショップに行くと、数々の便利グッズが並んでおり、ついついどれも魅力的に映ってしまう。キャンプ専用にカスタマイズされた道具は便利であることに間違いないが、100均のアイテムで代用が効くこともある。
どうしても必要でない道具は、100均の商品で試してみて「やっぱり専用グッズがあったほうが便利だな」と感じるようなら、徐々に買い足すくらいの感覚でいいだろう。
「あったらいい」は「なくてもいい」
必須道具については既にお伝えしたが、現在はキャンプブームであり、さまざまな魅力的なキャンプ用品で溢れている。いわゆる「かゆいところに手が届く、あったら便利なグッズ」だ。ただし、この「あったら便利」は「なくても問題ない」の裏返しでもある。
あれこれと便利グッズに手を出し過ぎたせいで、荷物が許容量を超えてしまい、キャンプに行くのが億劫になっては本末転倒なのだ。むしろ、限られた道具だけを厳選して、その中でいかに工夫して快適に過ごすかが、ソロキャンプの醍醐味と言えるだろう。
また、オンシーズンなのに周りに誰も居ないような秘境でのソロキャンプは、相応の重装備が必要になる。初心者のうちはそのようなリスクのある場所は避け、困ったときは周りに助けを求められるようなロケーションを選ぶことをおすすめする。
初心者でも扱いやすいソロ・ひとりキャンプにおすすめのテント
ソロキャンプで使うテントは、スタンダードなドーム型テントに加え、ワンポールテント、パップテントなどが扱いやすくおすすめだ。
空中泊が楽しめるハンモックという手もあるが、滞在場所にハンモックをくくりつける太い木が必要なので、場所を選ぶという点において、少々手軽さにかけるかもしれない。
▼ソロキャンプを快適にするテントは?
ソロキャンプで使いたいテントを選ぶ際は、まず移動手段を踏まえたうえで、重量、設営のしやすさ、サイズ、素材、コスト、構造など、条件に合ったものを探したい。
スタンダードなドーム型に加え、設営が簡単なワンポール、野営感漂うパップテントなどが人気だ。
コスパの良いテントや、荷物が置ける前室を備えたテント、簡単設営が魅力のワンタッチテントなど、それぞれの異なる特徴を知ってしっくりくるものを選定しよう。
▼キャンプ初心者も安心!簡単設営ならワンタッチテント
設営に時間をかけたくないならワンタッチテントがおおすめ。設営に時間がかからない分、空いた時間を有効活用することができる。なかには、日よけ対策として簡易的なテントもあるため、耐水性や生地の造りなど、しっかりとしたスペックを備えた物を見極めたい。
テントの耐水圧をチェック
雨天時を想定して事前にチェックしておきたいのが、テントの「耐水圧」だ。これは、JIS規格に基づいて、1平方センチメートルあたりどの程度の水圧まで内側が湿らずに耐えられるかを示す数値だ。
一般的には、耐水圧1500~2000mmを選べば、雨天時でも浸水することなく快適に使えるはずだ。
耐水圧の数値が大きければ浸水の心配がない一方で、通気性に欠けるというデメリットも。つまり、通気性が悪ければ、テント内部と外部との気温差により、テント内に熱がこもって結露が起こりやすいということ。そこで次に注目したいのが、テントの構造と素材だ。
シングルウォールとダブルウォールテント
テントの構造には、「シングルウォール」と「ダブルウォール」がある。簡単に言ってしまうと、テントの壁が1枚なのか2枚なのかという構造の違い。それぞれにメリット・デメリットがある。
シングルウォールテントは、1枚の生地で作られたテントで、外気温とテント内の気温差で生じる結露に弱い反面、設営が簡単でコンパクトに収納できるのが特徴だ。
一方でダブルウォールテントは、インナーテント(テント本体)に加え、フライシート(インナーテントに被せるシート)が付いた2重のシートを持つ構造。メリットは、フライシートが結露していてもインナーテントにまで及ぶことは少ないということと、荷物や靴などが置ける前室(小スペース)があるという点だろう。
デメリットは、2重シート構造がゆえに、インナーテントをたて、さらにフライシートを被せる設営の手間と、少々かさばること。
次に、「ドーム型テント」・「ワンポールテント」・「パップテント」の簡単な特徴とおすすめ商品を紹介しよう。
ドーム型テント
ドーム型テントは、種類が多く、さまざまなアウトドアメーカーから販売されている定番テント。ルーフが丸く、ソロキャンビギナーからベテランまで幅広く利用されているテントだ。筆者自身がソロキャンプをする際もドーム型を愛用している。
一人でも簡単に設営できる手軽さが魅力で、おもに2本のポールをクロスしてテントのスリーブに差し込み、ペグダウンするだけだ。
ある程度ゆったりした空間がほしいなら、移動手段にもよるが、2~3人用をチョイスしてもいいだろう。
Coleman(コールマン)テント ツーリングドームST
リーズナブルな価格と耐水圧約1500mmで安心の定番ドーム型テント。ソロキャンプを始めるのにもぴったりのテントだ。フライシート付きで荷物が置ける前室があるのもうれしいポイント。別売りのキャノピーポールで全面跳ね上げも可能だ。1~2人用。
【商品詳細】
組立サイズ:約210×120×100cm
収納サイズ:約直径23×54cm
重量:約4kg
耐水圧:約1500mm(フロア約1500mm)
定員:1~2人
材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)、インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工)、フロア/75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール)、ポール/FRP約直径8.5mm×2本(メイン)、FRP約直径9.5mm×1本(フロント)
仕様:前室、メッシュドア×2、ストームガード、ベンチレーション、メッシュポケット
付属:ペグ、ロープ、キャリーバッグ
Mont-bell(モンベル)/ムーンライトテント1型
モンベルのロングセラーモデル。製品名は、ムーンライト(月明かり)の中でも簡単に設営ができるようにというコンセプトが由来。こちらは1型だが、2人用の2型、4人用の4型もある。
高い通気性を備えた生地が採用され、雨が多い日本の気候にもうってつけ。重量は、ポールやフライシートを含み1.44kg。登山やツーリングにもぴったりだ。
【商品詳細】
組立サイズ:210×110×70cm
収納サイズ:30×φ16cm(本体)
重量:1.44kg(本体のみ)
耐水圧:レインフライ1500mm、フロア2000mm
付属品:レインフライ1、本体ポール1組、∅2mm反射材入り張り綱4本、16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本
MSR/エリクサー1
デザイン性の高さと機能性を兼ね備えた人気のエントリーモデル。2ポールに加え、天井部に短いポールをプラスし、箱型に近い形状を実現。快適な居住空間が魅力だ。厚手の生地が採用され、耐久性もぬかりない。耐水圧がフライシート1500mm、フロアシートは3000mmと、雨天時も安心のスペックだ。
【商品詳細】
組立サイズ:全長218×横幅84×高さ100 cm
収納サイズ:48×15cm
重量:2160g
耐水圧:フライ1500mm、フロア3000mm
付属品:フレーム一式、テント本体、レインフライ、ステイク、MSR(R) フットプリント
パップテント
パップテントは、本来は軍用に作られたミリタリーテントで、実用性が高く厳しい環境下でも耐えうる高い耐久性を誇る。その特異な形状をインスパイアしたものが、「軍幕」・「シェルター」「ハーフシェルター」などと言われ、さまざまなアウトドアメーカーから販売、ソロキャンパーに人気だ。
設営が簡単で、ワイルドな見た目も多くのソロキャンパーから支持されている理由だろう。
フロアがむき出しでシンプルな形状ながら、片方の幕をポールを使って跳ね上げるなど多様なスタイルも可能だ。
シンプルな構造ゆえに、ナイロン素材を選べば軽量なものも多い。キャンプ道具のなかでも比較的重い部類に入るテントが軽量化できれば、総重量を抑えられるメリットも。
DDハンモック/DD A-Frame Tent – MC
前後からも出入りができ、934gの軽量&コンパクトなモデルで、2人まで利用可能なサイズ。別途「DD Superlight A Frameメッシュテント」を利用すれば2層構造にも。耐水圧3000mmで雨天も安心。オリーブグリーンの「DD SuperLight A Frame Tent」もあり、こちらは、730gとさらに軽量。
【商品詳細】
サイズ:345×150×高さ115cm
収納:29cm x 14cm x 6cm
色 :オリーブグリーン
重量:934g
耐水圧:3000mm
フィールドア/パップテントT/C320
二又ポールの採用でデッドスペースが排除された広い居住空間が魅力。遮光性&難燃性に優れたT/C素材(ポリエステルとコットンを混紡した生地)を採用しているのもポイント。吊り下げ式のインナーテントが付属しているため、状況に応じてフライシートのみ、フライシート+インナーテントと、使い分けられるのもメリットだ。冷気をシャットアウトするスカート付き。
【商品詳細】
カラー:カーキ
本体サイズ : (約)320cm×210cm×130cm
インナーサイズ : (約)200cm×105cm×120cm
収納時 : (約)73cm×20cm×20cm
重量:約7.5kg
材質:フライシート : ポリエステル65%、コットン35%
インナーテント:ポリエステル
グラウンド : ポリエステル
ポール : スチール
耐水圧:428mm
DOD/パップフーテント2
ソロキャンプを想定したパップ風テント。難燃素材のT/C素材を採用し、火の粉にも強く、耐水性も確保されている。寝室部分のドアが全面メッシュになるほか、背面下部にもメッシュが採用されている。フロアレスで軽量化を計りながらも、寝室部分の端にフロア生地を付けたことで、風や虫を防ぐ工夫も。
2重キャノピー構造でタープのように使える広いスペースも魅力だ。
【商品詳細】
サイズ:約W310×D150×H125/130cm
※寝室部分のみ。メインポールは地面の凸凹に合わせて2段階に調節可能。
収納サイズ:約W57×D22×H22cm
重量:約8kg(付属品含む)
収容可能人数:大人2名
材質:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%))、アルミ合金
最低耐水圧:350mm
付属品:キャリーバッグ、ロープ✕9本(7本はテントに取り付け済)、ペグ✕19本、ポールキャップ✕4個
ワンポールテント
その名の通り、中心に配置する1本のポールで支えるテント。テントを広げ周辺にベグダウンして中心にポールを立てれば手軽に設営ができる。「モノポールテント」や「ティピーテント」などとも言われ、ほかのテントよりも高い天井を確保でき、開放的な空間が魅力だ。
テンマクデザイン/サーカスTC DX
T/C素材を使ったテンマクデザインのワンポールテント。遮光性と通気性で、結露しにくく、快適な居住空間が魅力だ。入口のサイドフラップで、タープのような使い方ができ、雨の侵入を防ぐことが可能。フロアから天井まで280mmある広々した空間で、1~2人がゆったり過ごせる。オプションで専用のフロントフラップを併用すれば、さらに広いリビングスペースを確保できる。
【商品詳細】
組立サイズ:約4200×4420×2800(高)mm
収納サイズ:約630×270×270(高)mm
重量:約12.3kg(ペグ/張り綱/ポール/収納ケース含む)
付属品:張り出し用ポール×1本、ペグ(本体用)×16本、ペグ(設営ガイド用)×1本、張り綱×5本、収納ケース×4、設営用ガイドセット
テントファクトリー/TCワンポールテントRG
こちらもT/C素材を使ったワンポールテント。耐水圧2000mmで雨天時でも安心のスペック。高さ4600mmで開放的な空間を確保している。専用グランドシートが付属しているのもうれしいポイント。入口2カ所をメッシュにすることができ、虫にの侵入や夏の暑い時期の換気も可能だ。
【商品詳細】
組立サイズ:4600×3900×2800(高)mm
重量:13kg(付属品含む)
耐水圧:2000mm
付属品:スチールペグ:22本・ ガイドロープ:2.2mx6・3mx2、専用グランドシート(PE:ポリエチレン)、専用キャリーバッグ(68x26x26cm)
ogawa/タッソ
メインポールが伸縮することで、六角形、七角形、八角形など、多様なレイアウトが可能な秀逸なモデル。レイアウト次第でタープのように使うこともでき、人数や環境によってさまざまな楽しみ方あるのがポイント。巻き上げ可能なテントスカートやトリプルファスナーを採用したメインファスナーなど、品質に定評があるogawaならではの細やかな配慮も申し分なしだ。
【商品紹介】
組立サイズ:3700×2500mm(六角形)
収納サイズ:740×220×220mm
重量:4.1kg(付属品除く)
耐水圧:1800mm
付属品:ガイドシート、ガイドロープ、張り網、アイアンハンマー、スチール品、収納袋
ゼインアーツ/ギギ1
パネルの開閉でさまざまなアレンジが可能なシェルタータイプのテント。センターポール1本に加え、付属のエクステンションポール2本を使ってワンポールならではのデッドスペースを有効活用できるワイド空間が魅力。センターにテーブルや椅子を置いて、さらにコット2台も入るゆったりしたスペースになっている。
【商品詳細】
組立サイズ:5000×4000×(高)2200mm
収納サイズ:680×200×(高)200mm
重量:4.5kg
耐水圧:1500mm(本体)
付属品:センターポール×1本、エクステンションポール×2本、ジュラルミンVペグ×18、4m2又ロープ×2、3mロープ×4、キャリーバッグ、ポールケース、ペグ・ロープケース
初めてのソロ・ひとりキャンプにおすすめのシュラフ(寝袋)
シーズンにあったものを選ぶ
テント泊を快適に過ごすためのおすすめシュラフ(寝袋)を紹介。数千円の格安モデルもあるが、快眠に直結するシュラフは、保温力や機能面を踏まえて選びたい。
シュラフには、オールシーズン、3シーズン(春、夏、秋)、冬用などの種類があるほか、「快適温度」が示されている。
機能や保温力などさまざまな種類を多数そろえる「モンベル」・「ナンガ」・「イスカ」などがとくに人気だ。
素材によって収納サイズが大きく異なるのもポイント。化繊は、リーズナブルな反面コンパクトさに欠ける。一方ダウンは、暖かく軽量だが高額といった具合。
封筒型とマミー型
そもそもシュラフには「封筒型」と丸みを帯びた「マミー型」の2種があり、それぞれにメリット・デメリットがある。
封筒型は、その名の通り長方形タイプで、ゆったり寝ることができる反面、隙間が多く冬は寒く感じることも。
一方マミー型は、体にフィットする人型形状のため、より暖かく寝ることができるが、窮屈に感じる人も。ダウンなどの保温効果の高いシュラフはこのタイプが多く価格は高め。
化学繊維(化繊)とダウン
シュラフの素材は、濡れに強い「化繊」と、寝心地が良く暖かい「ダウン」がある。化繊は、リーズナブルで濡れに強いがかさばり、ダウンは高価で濡れに弱いがコンパクトになるなど、それぞれ特徴が異なる。
Coleman(コールマン)/マルチレイヤースリーピングバッグ
封筒型で、ゆったりしたサイズのシュラフ。3枚が組み合わさっていて、-5度~12度まで状況に応じて組み合わせて使えるのが特徴だ。アウトレイヤー+ミッドレイヤー+フリースで-5度、アウトレイヤー+フリースで5度、ミッドレイヤー+フリースで12度がそれぞれ快適に寝られる温度だ。素材は、ポリエステルで、汚れたら洗えるウォッシャブルタイプ。
【商品詳細】
快適温度:-5度~12度
素材:ポリエステル
重量:4.9kg
Hilander(ハイランダー)/ダウンシュラフ400
400gのダウンを使用しているにも関わらず、1万円を切るコスパに優れたシュラフ。保温性の高いホワイトダウンの性能はそのままに、グレー色を使用したことで低価格を実現。ダウンの性能を示す「フィルパワー」は、良質とされている600~700FP。コスパ重視派にぴったりのアイテムだ。同シリーズでダウンの量が600gの「ダウンシュラフ600」もある。
【商品紹介】
使用下限温度:5度
素材:ダウン(400g)・650FP
重量:約0.68kg
スナグパック/マリナー スクエア ライトジップ
機能性や耐久性に定評があるイギリスのアウトドアブランドの3シーズン使える寝袋。シリコン製中空繊維の保温効果がある「Isofibre」を採用し、暖かい空気を維持できる。フルジッパータイプで、広げて使えるので、かけ布団のようにして使えるもポイント。洗濯可能で、快適外気温度は-2度、下限外気温度は-7度。
【商品詳細】
快適温度:-2度(下限温度-7度)
素材:アウター生地/ポリエステル「Aqualight」、インナー生地/ポリエステル「Supersoft」、中綿/「Isofibre」(シリコン加工ポリエステル中空繊維)
重量:1750g
Mont-bell/シームレス ダウンハガー900 #3
優れた保温力のEXダウンと超軽量シェル素材を使ったダウン。マミー型ながらストレッチする素材で窮屈さはない。ダウンの片寄りを防止するための「スパイダーバッフルシステムを採用し保温性アップ。年間を通して使用できる。
【商品詳細】
快適温度:4度(リミット温度-1度、エクストリーム温度-17度)
素材:表地:7デニール・バリスティック エアライト(R)ナイロン[撥水加工]
裏地:7デニール・バリスティック エアライト(R)ナイロン
重量:565g
NANGA(ナンガ)/AURORA 750
誕生から20年を経てもなお人気のNANGA(ナンガ)のモデル「オーロラ」シリーズ。こだわりの国内産で、高品質のダウンを使用し、軽くて暖かいのが特徴だ。快適使用温度-6度/-14度で、オールシーズン使える優れもの。ダウンを使用しているだけにコンパクトに収納できるのもポイント。ナンガの寝袋はいずれも永久保証がついているのもうれしい。
【商品詳細】
快適温度:-6℃/-14℃
素材:スパニッシュダウン
重量:750g
ISUKA(イスカ)/エアプラス 450
春、夏、秋の3シーズン使える450gの高品質なグースダウンを使ったシェラフ。冷える足元には、多めにダウンを封入しているのもポイント。立体的な3D構造の上部で保温効果をアップ。強度や耐久性にも優れたアウトドアにぴったりのモデルだ。
【商品詳細】
快適温度:-6度
素材:ダウン450g
重量:840g
▼快適な寝心地は「寝袋」(シュラフ)と「キャンプマット」が超重要!
テント泊の寝心地を左右する寝袋とマットは、ぜひしっかり選びたいもの。寝袋の三大定番人気メーカー「モンベル」「ナンガ」「イスカ」を中心にさまざまな寝袋を紹介。夏と冬それぞれにおすすめの寝袋も特徴とともにピックアップ。
寝袋の下に敷くキャンプマットも快眠するためにはマストアイテムだ。コンパクトになる「エアマット」や、リーズナブルで使い勝手の良い「ウレタンマット」、エアマットとウレタンマットの両方の特徴を備える「インフレーターマット」など、多彩なラインナップを一挙紹介。
▼コットがあればより快適な寝心地に!
キャンプコットは、快適な寝心地に直結するアイテム。ロータイプとハイタイプ、さらにはハイ・ローの切り替えができる2wayタイプなどがある。
ローコットは収納がコンパクトで徒歩やツーリングに便利。一方ハイコットは、地面からの距離がより稼げる分、気温による変化の影響を受けづらいメリットがある。
また、地面のでこぼこを感じることなく、冬の底冷え対策としても便利。キャンプでの快眠を簡単に手に入れられる手軽な道具。
ソロ・ひとりキャンプにおすすめのマット
シュラフの下に敷くマットは、快眠に直結するマストアイテムだ。地面からの熱や寒さを凌ぐ重要な役割を担っている。とくに朝晩が冷え込む秋冬の底冷え対策としても効果的だ。加えて地面の凸凹をフラットにしてくれる役割も。
単純に厚みがあるタイプの方がメリットは大きいが、収納サイズや使う環境なども踏まえて選ぶといいだろう。
ウレタンマット・エアマット・インフレータブルマット
大きく分けて「ウレタンマット」・「エアマット」・「インフレータブルマット」の3種がある。それぞれの特徴は以下のとおり。
「ウレタンマット」は、蛇腹折りタイプと丸めるタイプがあり、非常に軽い反面、比較的薄く地面の凸凹の影響を受けやすい。メーカーによってはロールマットとも言われる。
「エアマット」は、空気を入れて膨らませるため時間がかかるが、収納サイズをコンパクトにできるのがメリット。
「インフレータブルマット」は、ウレタンマットとエアマットののいいとこ取りをしたマットで、2.5~10cmの厚みのものがある。価格は高め。
CAPTAIN STAG /EVAフォームマット
圧倒的にコスパが高いウレタンマット。リーズナブルな価格と蛇腹折りでコンパクトに収納できる人気製品。半分に折って枕やクッションとしても利用できる。
【商品詳細】
展開サイズ:約幅56×長さ182×厚さ2cm
収納サイズ:約13×12.5x長さ56cm
材質:発泡ポリエチレン、EVA樹脂
重量:約270g
THERMAREST(サーマレスト)/Zライトソル
ソロキャンパーの間で愛用者も多いサーマレストのウレタンマット。蛇腹折りタイプで3シーズン使用可能だ。2サイズ展開で、Sサイズは51×130cm、Rサイズは51×183cm。同メーカーの「リッジレスト ソーライト」も人気で、こちらは3サイズ展開。
【商品詳細】
展開サイズ:S/51×130cm、R/51×183cm
収納サイズ:S/51×10×14cm、R/51×13×14cm
材質:架橋ポリエチレン
重量:290g
NEMO(ニーモ)/SWItCH BACK REGULAR(スイッチバックレギュラー)
表面にヘキサゴンシェイプのオリジナルデザインを施し、硬さの異なる2種の素材を組み合わせた快適な寝心地を実現したモデル。
【商品紹介】
展開サイズ:51×183cm
収納サイズ:13×14×51cm
厚み:2.3cm
材質:クローズドセルフォーム、メタライズドフィルム
重量:415g
KLYMIT(クライミット)/INERTIA-O zone(イナシャ・オゾン)
寝袋の中にいれて使用でき、独特のくり抜いたデザインで重量約354gの軽量化を図ったモデル。ピロー付きに加え、収納サイズがかなり小さくなるのもうれしいポイント!
【商品紹介】
展開サイズ:約183×55×4.4cm
収納サイズ:約8.9×15.2cm
材質:30Dポリエステル
重量:約354g
Coleman(コールマン)/キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ
約63×195cmと十分なサイズのインフレータブルマット。厚みが5cmで快適な寝心地。空気弁を開けておくと自動的に膨らむタイプで、膨らみが足りなければ、付属の収納袋を使って空気を入れることも可能だ。
【商品詳細】
展開サイズ:約63×195cm
収納サイズ:約φ15×70cm
材質:ポリエステル、ポリウレタンフォーム
重量:約1.8kg
ソロ・ひとりキャンプにおすすめのミニテーブル&椅子
食事の際はもちろん、小物類や載せておけるミニテーブルはソロキャンプにピッタリのコンパクトサイズのものが多数ある。
椅子も、高さや角度、重量などが異なる豊富なラインナップがあり、自分のスタイルに合った「最適」を探そう。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/アルミローテーブル
ソロキャンパー御用達の人気ミニテーブル。アルミ製で軽量なうえ、リーズナブルなのが魅力。手軽に折り畳めてコンパクトになるだけに、バイクや徒歩でのソロキャンプにもピッタリだ。収納袋付きでブラックもあり。
【商品詳細】
サイズ:幅400 × 奥行290 × 高さ120mm
収納サイズ:70 × 60 × 長さ400mm
重量:約700g
耐荷重:約30g
SOTO(ソト)/フィールドホッパー
約395kgの軽量ミニテーブル。A4サイズでワンアクションでスムーズに展開できる手軽さも魅力だ。A3ハーフサイズにたためるLサイズも。
【商品詳細】
サイズ:幅297×奥行210×高さ78mm
収納サイズ:幅297×奥行110×高さ19mm
重量:約395g
耐荷重:約3kg
Helinox(ヘリノックス)/テーブルワン
カップホルダー付きの軽量テーブル。高い強度を誇るオリジナル合金製ポールを採用し、ハードなアウトドアでの使用でも安心のスペックだ。
【商品詳細】
サイズ:幅60×奥行40×高さ39cm
収納サイズ:幅41×奥行き11×高さ11cm
重量:625g
耐荷重:50kg
Helinox(ヘリノックス)/グラウンドチェア
定番人気のヘリノックスチェアのロータイプモデル。ゆったり座れる深いシートが快適な座り心地を実現。サイドのメッシュで通気性にも優れている。秋冬用は、別売りの専用シートウォーマー(ダウンカバー)を装着すればより快適だ。
【商品詳細】
サイズ:幅52×奥行き50×高さ50cm
収納サイズ:幅11×奥行き11×高さ30cm
重量615kg
耐荷重:120kg
Hilander(ハイランダー)/ウッドフレームチェア コットン
ウッドフレームがおしゃれなローチェア。コットン生地を使い安定した座り心地。重さが約3kgと重いのがネックだが、パーツがばらせるので、車での移動ならおすすめだ。リーズナブルな価格も魅力だ。
【商品詳細】
サイズ:55×53×63cm
収納サイズ:57×13×11cm
重量:約3.3kg
耐荷重:80kg
Coleman(コールマン)/インフィニティチェア
座ったままリクライニングができる快適な座り心地が人気のチェア。ハイバックタイプでかさばるが、わずか3秒で設営できる手軽さは魅力。
【商品詳細】
サイズ:約92×69×110(h)cm(通常時)、約166×69×76(h)cm(リクライニング最大時)
収納サイズ:約15×69×90(h)cm
重量:約8.8kg
耐荷重:約100kg
▼ソロキャンプにおすすめの椅子は?
キャンプで使用する椅子は、ロータイプとハイタイプがあり、テーブルに合わせた高さのものをチョイスしたい。また、軽量コンパクトタイプ、難燃性素材タイプ、リクライニングするタイプなど、さまざまな特徴も加味したうえで自分にピッタリの椅子を選ぼう。
ソロ・ひとりキャンプにおすすめのクッカー・バーナー
温かいコーヒーを飲んだり、お湯を沸かしたり、料理を作ったりする際のマストアイテムがクッカー(調理器具)やバーナー。
クッカーは、鍋やフライパンなどがセットになっているものも多いが、利用する状況に応じて選択するのがいいだろう。アルミ、ステンレス、チタンなど素材の違いも。
バーナーは、燃料の違いや、五徳一体型か分離型か、さらに収納サイズなどを踏まえてチョイスするのがベターだ。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/トレッカー アルミソロクッカーセット〈S〉
リーズナブルな商品展開が魅力のキャプテンスタッグからは、ソロにぴったりのサイズの片手鍋とミニポット(ふた)のセットを紹介。スタッキングでき、付属の袋にコンパクトに収納できる。便利なメモリ付き。
【商品詳細】
サイズ:ポット(片手鍋)/外径107×高さ85mm、ミニポット(ふた)/外径102×高さ47mm
収納サイズ: 外径111x高さ128mm
重量:220g
材質:本体:/アルミニウム(表面加工:アルマイト)、取手/ステンレス鋼・シリコーン
容量:ポット(片手鍋)/0.64L、ミニポット(ふた)/0.35L
セット内容:ポット(片手鍋)×1、ミニポット(ふた)×1
Coleman(コールマン)/パックアウェイ(TM) ソロクッカーセット
熱伝導の良いアルミ製のポットとカップのセット。外側は、傷を保護する加工が施されているほか、内側は汚れを落としやすいノンスティック加工で耐久性も安心。持ち手は、熱くなりづらいシリコン被膜を採用。
【商品詳細】
サイズ:ポット/約φ12.5×10(h)cm、900. カップ/約φ12×5(h)cm、400
収納サイズ:約φ12.×15(高さ)cm
重量:約250g
材質:アルミニウム(ノンスティック加工)、シリコン、ステンレス(ハンドル)
容量:ポット900ml、カップ400ml
セット内容:ポット、カップ
trangia(トランギア)/メスティン
簡単に言ってしまえば、アルミ製の飯盒。それだけにとどまらず、煮たり、焼いたり、蒸したりとさまざまな料理ができる優れものだ。一時期は品薄になるほどの人気商品。リーズナブルな価格とアイデア次第で多様な使い方ができるおすすめアイテムだ。容量は、ごはん約1.8合分。さらにひとまわり大きいラージメスティンもあり、こちらは約3.5合分。
【商品詳細】
サイズ:17×9.5×6.2cm
重量:150g
材質:アルミ製(無垢)
SOTO(ソト)/アミカススターターキットL II
初めてのクッカーにぴったりのクッカー&バーナーのセット。SOTOバーナーのエントリーモデル「アミカス」(バーナー)と、1000ml&500mlの2種の鍋がついている。アミカスは、別途同社のOD缶(アウトドア缶)が必要。もちろん単体でも販売されている。
【商品紹介】
サイズ(容量):クッカー小/直径120x深さ60mm(500ml)クッカー大/直径130x深さ100mm(1000ml)、アミカス/使用時は幅76X奥行100X高さ86mm、収納時は幅40X奥行43X高さ75mm
重量:クッカー小/77g、クッカー大/126g、アミカス/81g
材質:クッカー大小/アルミニウム
セット内容:クッカー小、クッカー大、アミカス(2,600kcal/h)、収納ポーチ
SOTO(ソト)/レギュレーターストーブ ST-310
OD缶(別売)を燃料として五徳一体型の定番バーナー。火力が落ちづらいマイクロレギュレーターを搭載した2.9kW(2500kcl/h)で、安定した火力が魅力。五徳が大きく直径19cmまでの大きな鍋が使えるのもメリットだ。
【商品詳細】
サイズ:幅166X奥行142X高さ110mm(使用時・本体のみ)
幅140X奥行70X高さ110mm(収納時)
重量:350g(本体のみ)
発熱量:2.9kW(2,500kcal/h)
Iwatani(イワタニ)/カセットガス ジュニアコンパクトバーナー
手に入りやすいCB缶(カセットガス缶・別売)を使用した定番バーナー。軽さに加え、付属のハードケースにコンパクトに収納できるのが魅力。風よけとしての役割も担った五徳を備えている。鍋底が16cm以下の鍋なら使用可能だ。
【商品紹介】
サイズ:幅155×奥行155×高さ127mm
収納サイズ:幅82×奥行68×高さ109mm
重量:約274g
発熱量:2.7kW(2,300kcal/h)※最大
▼キャンプにぴったりの鍋・クッカーおすすめ34選&キャンプ飯レシピも
ソロキャンプをより充実させたいなら、鍋・クッカーはぜひ持参したいアイテムのひとつ。アルミやステンレス、チタンなどの素材や、深型、浅型などの形状の違いなど、さまざまな種類が豊富に揃っている。
▼キャンプ・アウトドア用コンロ・バーナーおすすめ57選!選び方も
ソロキャンプで料理をするのに必要なコンロ・バーナー。ソロキャンプなら、コンパクトに収納できる1口バーナータイプをチョイスするのがおすすめだ。重量のあるダッチオーブンを使いたいなら、安定するカセットコンロもいいだろう。
▼初心者でも簡単に作れるキャンプ飯28選!スキレットやダッチオーブンレシピも
ソロキャンプでのキャンプ飯は手軽に調理できるものが好まれるが、たまには少々手間をかけていつもと違ったメニューも味わいたいもの。アルミホイルを使った包み焼きや、スキレットを使ったレシピ、メスティンひとつでできるレシピなど、比較的簡単できるキャンプ飯も。
ソロ・ひとりキャンプにおすすめのランタン&ヘッドライト
夜の移動時や、日が沈んだあとのサイト・テント内を明るくしてくれるライトはマストアイテム。
電池式ランタンやLEDランタン、キャンドルランタン、ガスランタンなどさまざまな種類がそろっている。
とりわけLEDランタンは、乾電池を使った手軽に灯りを手に入れられ、キャンプ初心者にも扱いやすくおすすめだ。スイッチのオンオフのみで火を使わないため安全なのもポイント。なかには、充電式のタイプもある。
GOALZERO(ゴールゼロ)/Lighthouse Micro Flash(ライトハウスマイクロフラッシュ)
重量68g、約93×37.75mmの軽量&超コンパクトなLEDライト。品薄になるほどの人気で、最大150ルーメンのLEDライトを搭載し、3つの切り替えモードが可能だ。調整次第では最大170時間の点灯が可能なほか、耐水性にも優れ、アウトドアでの使用にぴったりだ。
【商品詳細】
サイズ:約93×37.75mm
バッテリー:リチウムイオン電池
重量:69g
出力:最大150ルーメン
GENTOS(ジェントス)/EX-334D
無段階調光が可能な電池式LEDランタン。白色・昼白色・暖色の3色の調整ができるのもポイント。耐塵・防滴(IP64準拠)仕様に加え、1mの落下にも耐えうる耐久性も。明るさは最大440ルーメン。
【商品詳細】
サイズ:φ59.0×132.0mm
バッテリー:単3形アルカリ電池×4本
重量:242g(電池含む)
出力:白色/最大440ルーメン、昼白色/最大240ルーメン、暖色/最大170ルーメン
BEREBONES(ベアボーンズ)/ビーコンライトLED
アンティークなデザインが人気のベアボーンズ。充電式バッテリーで調光可能な暖色系のLEDライトだ。LOWパワーなら約200時間連続点灯が可能だ。
【商品詳細】
サイズ:高さ15.2×幅7.6cm
バッテリー:リチウムイオン電池(内蔵)、充電用USBケーブル(内蔵)
重量:127g
出力:30~220ルーメン
Coleman(コールマン)/ワンマントルランタン
ホワイトガソリン(別売り)を使ったコールマンのロングセラーモデル。LEDランタンにはない優しい灯りがサイトを照らし、独特の雰囲気が味わえる。燃料を別途用意したり、充填したり、点灯する際のポンピングなど、ちょっとした手間はかかるが、慣れればこれさえ楽しいと思えるはず。
【商品詳細】
サイズ:約φ16×31(h)cm
重量:約1.4kg
出力:約200CP(130W相当)
Coleman(コールマン)/バッテリーガードLED ヘッドランプ/200
可動式のLEDヘッドライト。状況に応じてHigh/Lowの切り替えができ便利。防水にも強く、雨天時も問題なく使用できる。電源はアルカリ単4乾電池3本。ヘッドライトは、両手がフリーになる便利さも。
【商品詳細】
サイズ:5.0×7.5×4.0cm
明るさ:High 200ルーメン/Low 2ルーメン
使用電源:アルカリ単4形乾電池×3本(付属)
▼キャンプにおすすめランタン65選! 手軽なLEDやハリケーンランタンも
夜道やサイトを照らしてくれるライトはマストアイテム。大きく分けるとメインランタン、テーブルランタン、テントランタンなど3つに分類される。ソロキャンプの場合は、サイトがコンパクトなため、1〜2つほどで十分だろう。夜間の移動時や、細かい作業に使用するのは、両手がフリーになるヘッドライトがひとつあると便利だ。
ソロ・ひとりキャンプをより楽しくする便利&おすすめキャンプ道具4選
ソロキャンプをするにあたり、マストアイテムではないが、あると便利なギアを紹介。
ソロキャンプをより楽しくするキャンプ道具 1.焚火台&グローブ&火消しつぼ 2.タープ 3.ナイフ&ナタ 4.鉄板 |
▼おすすめの焚き火台24選!定番とおしゃれな焚き火台どっちを選ぶ?ソロからファミリーまで
マストアイテムではないが、ソロキャンプの時間をより充実させてくれるのが焚き火台だ。数秒で設営できるものや、コンパクトに収納できるもの、焚き火料理がしやすいものなど、多彩なラインナップ。なかには、惚れ惚れするほどデザイン性の高い焚き火台もあり、男心をわしづかみにされる逸品に出会えることも。自分にフィットする1台を見つけるのもまた楽しいだろう。
火起こしはじつに奥が深い。火おこし器などのアイテムを使って手軽に火起こしをするのもよし、サバイバルな雰囲気も味わえる火打ち石を使って火起こしをするもよし。小さな薪から徐々に大きな薪をくべながら、自分で起こした火を目の前に、リラックスする時間は、この上なく贅沢な時間だ。
1.焚火台&グローブ&火消しつぼ
とくに秋冬のキャンプは防寒対策が必要になる。その役割も果たすのが焚火だ。なにより、いちから火をおこしたり、薪をくべたりしながら、ゆらめく炎を眺めるぜいたくな時間は、何にも変えがたい幸せが味わえる。
じつにさまざまな形状の焚火台があるので、お気に入りの一台を探すのも楽しいはずだ。
焚火をする際に便利なのが、火に強い革製のグローブだ。薪をくべる際の安全面に加え、熱くなった調理器具などを持つ際にも使える。
さらに焚火台とセットで手に入れたいのが、焚火が終わったあとの灰や消化した炭を入れる火消しつぼだ。灰が捨てられないキャンプ場もあり、余った炭や残った灰を入れるためにも火消しつぼが必要になることも。
UCO(ユーコ)/ミニフラットパック グリル&ファイヤーピット
ソロにピッタリのコンパクトサイズの焚火台。本体のスタンドを広げるだけで組立てられる手軽さが便利!ステンレス素材で手入れが簡単なのもうれしい。
【商品詳細】
展開サイズ:24.1×17.8×20.3cm
収納サイズ:27×18×3cm
素材:ステンレス
重量:6.8kg
付属品:網、網用ハンドル、収納ケース
snow peak(スノーピーク)/焚火台S
言わずと知れた人気アウトドアメーカースノーピークの焚火台。ソロ用なら1~2人用の焚火用Sがサイズ的にベストだろう。長年愛用しているキャンパーも多く、ロングセラーモデルだけに、その機能性や耐久性は折り紙付きだ。用途によって別売りのグリルネットS(税別3,200円)や、炭床Pro Sの購入を。
【商品紹介】
サイズ:285×285×高さ205mm
素材:ステンレス
重量:1.8kg
CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ)/火消しつぼ 火起し器セット
火起こしと火消しつぼがセットになったお得なアイテム。火消しつぼの中に火起こし器をセットでき一石二鳥だ。
【商品詳細】
サイズ:外径190×高さ240mm(本体のみ)、火起こし器:外径160×高さ200mm(本体のみ)
重量:約1.5kg(セット)
セット内容:火消しつぼ本体×1、ふた×1、火起こし器×1
GRIP SWANY(グリップスワニー)/キャンプグローブ
アメリカ産牛皮を使ったアウトドア全般に使用できる。S、M、L、LLの4サイズを展開する人気グローブ。
【商品紹介】
素材:アメリカ産牛皮/ケブラ
サイズ:S、M、L、LL
2.タープ
さまざまなアレンジが効くタープは、あったら便利なアイテムだ。六角形の「ヘキサタープ」、長方形の「レクタタープ」、変形五角形の「ペンタタープ」などがあり、テント同様に耐水圧が示されている。
タープは、雨よけや夏場の日差し避けとしてはもちろん、複数のポールを追加すればさまざまな形状にできるのがなにより魅力だ。その利便性からタープ泊をするベテランキャンパーもいるほど。
DD Tarp 3×3
3m×3mの正方形のタープ。耐久性があり、多彩なアレンジができるのがなによりの魅力だ。3000mmの耐水性を誇るコーティングで雨天時も安心だ。ガイドラインとベグがそれぞれ4つずつ付属している。
ちなみにソロキャンプの火付け役として人気の芸人ヒロシさんが愛用しているのは、1サイズ大きい3.5m×3.5mのもの。
【商品詳細】
サイズ:3m × 3m
重量:790g
付属品:ガイドライン×4、ペグ×4
Tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)/ムササビウイング13ft.TC“焚き火”バージョン
焚火を楽しみたい人には、火の粉に強いポリエステル×コットンの混紡生地を使用したテンマクデザインのこのタープがおすすめ。美しいカーブを描くタープ形状が人気の「ムササビタープ」の復刻版だ。素材の特性から少々重くなるが、焚火をする際も安心して楽しめる。
【商品詳細】
サイズ:390×380/240(幅)cm
重量:本体1,900g、総重量2,150g
付属品:収納袋、張綱/φ4mm×4.5m×1本、φ4mm×3.5m×3本、φ4mm×1.5m×2本
3.ナイフ&ナタ
ブッシュクラフトや調理にも使えるナイフは1本持っておくとなにかと便利。さまざま種類があるが、薪割りなどを行う「バトニング」を行う場合は、刃の長さが10~15cm程度で、刃の厚みがあるものを選ぶと扱いやすい。
キャンプ場で販売されている薪は、太いままのものも多いため、そんな時に便利なのが手斧やナタ。使い方には注意が必要だが、薪を割る爽快感にハマってしまうかも!?
ナタは、薪を縦に割る際に適した刃先が丈夫で厚い「両刃」タイプがおすすめだ。薪に打ち込んだ際に、両側に均等に力を加えることができるからだ。ちなみに「片刃」は、切ったり削ったりする細かい作業に適している。
ナタや斧は素材上錆びやすいため、使い終わったら砥石で研ぐなどのメンテナンスは必須だ。
モーラ・ナイフ/Morakniv Companion Heavy Duty Black Stainless(コンパニオン ヘビーデュー ティー ブラック ステンレス)
歴史あるスウェーデンのナイフメーカー「モーラ・ナイフ」。スレンレス製の刃と、ラバー素材を使ったグリップが特徴。リーズナブルで、ファーストナイフにぴったり。
【商品詳細】
刃長:約104mm
全長:約224mm
刃厚:約3.2mm
重量:104g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース
UNIFLAME(ユニフレーム)/つるばみ鉈
全長約350mm、刀長約165mmのユニフレームのナタ。約500gと重さもあり、遠心力で薪を割りやすい。一つひとつ職人が作る切れ味と風合いが魅力。
【商品紹介】
サイズ:全長185mm、刃長約165mm、身厚約6mm
材質:軟鉄+SK-5、柄/カシ
重量:約500g
付属品:収納ケース
Husqvarna(ハスクバーナ)/手斧38cm
キャンプ斧の定番「ハスクバーナ」。スウェーデン鉱を使った長さ38cmの手斧。カーブを描いたグリップの握りやすさがポイントだ。手斧は、力任せに振り下ろすと危険なので、遠心力で薪を割るのが正解だ。
【商品詳細】
ヘッド重量:600g
付属品:カバー
▼おすすめのアウトドアナイフ40選!キャンプ料理や薪割り用に
アウトドアナイフは、1本持っていると何かと便利に使える。大別すると、専用の鞘を備えたシースナイフ、折りたたみ式のフォールディングナイフ、複数の刃や多様な機能を備えたツールナイフの3種。ロープや木材をカットしたり、焚き火に使う薪を割ったり、食材をカットしたり…。用途を踏まえたうえで、刃の長さや厚み、素材などを吟味したい。
4.鉄板
ソロサイズでコンパクトなおすすめ鉄板
焼く・煮る・揚げるなど多様な調理が楽しめるとよりキャンプ飯が楽しくなる。そこでおすすめが万能な「鉄板」だ。重量こそあるものの、ただの鉄の板だとあなどることなかれ。
鉄板の最大のポイントは、鉄素材だけに蓄熱生が高いこと。その特性から厚みがあるほど熱を均一に通せる特徴を持っている。安価なステーキ肉も鉄板にかかれば極上肉だ。加えて野営感漂う無骨な外見もかっこいい。
さまざまなメーカーから登場している鉄板は、サイズや形状、厚みなどが異なる。そのため熱源となる焚火台やバーナーなどの大きさを加味した上でチョイスするのがおすすめだ。
冒険用品/ヨコザワテッパン
ライター・アングラーとして活躍中の横澤テッペイ氏が考案したこだわりのミニ鉄板。シンプルながらソロにピッタリのサイズ感、使い勝手の良さなどがソロキャンパーを中心に大人気。アルミ製のコテや味のある収納袋付きだ。
【商品詳細】
サイズ:148×210mm
重量:1kg
厚み:5mm
素材:鋼鉄
付属品:専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙(キッチン用)
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)/男前グリルプレート
波型のデザインが、食欲そそる焼き目をつけると同時に、肉の余分な油を落としてくれる一石二鳥の鉄板。ハンドル、収納袋付きもうれしい。
【商品】
サイズ:207×143mm(深さ9mm)
重量:約875g
厚み:3mm
素材:鋳造鉄製
付属品:ハンドル、収納ケース
UNIFLAME(ユニフレーム)/ユニ鉄
リブとフラット面の両方が一度に使える便利な鉄板。肉や野菜など、場所によって違った焼きが楽しめるのがポイントだ。油が落ちないようにフチが立ち上がっているのも見逃せない。
【商品詳細】
サイズ:約200×200mm
重量:約1.45kg
厚み:17mm
素材:ダクタイル鋳鉄(FCD)
▼ソロキャンパーなら1枚は持っていたい、いま大人気のミニ鉄板【19選】
ソロキャンパーと相性の良いアイテムが鉄板。ただの鉄の板だと侮ることなかれ。その素材がゆえ、全体に熱が均一に加わる特徴を持ち、安価なステーキ肉が劇的にうまくなる。料理が苦手な人でも、ただ焼くだけの手軽さで極上料理ができる魅力的なアイテムだ。
初めてのソロキャンプ・ひとりキャンプの始め方|4つのポイント
キャンプ道具について理解したところで、ソロキャンプ・ひとりキャンプの始め方を紹介する。より良い時間を過ごすためにも以下のポイントに注意して計画しよう。
1.移動手段を最初に決める
移動手段は、最優先で決めておきたい。なぜなら、移動手段によって、実現できるソロキャンプスタイルが決まり、必然的にチョイスする道具も決まってくるからだ。たとえば、車で移動するのであれば荷物に余裕が出るためちょっと贅沢気分なソロキャンプになるだろうし、電車+徒歩であればミニマムな装備でサバイバルなソロキャンプを味わえるだろう。
2.道具を揃える
移動手段と目指すスタイルが決まったら、道具選びに移ろう。これまでお伝えしてきたように、「必要なもの・不要なもの」「予算をつぎ込むもの・節約するもの」という具合にメリハリを付けた道具選びをすれば、失敗を極力減らせる。また、次に解説するテントの試し張りの際に、ちょっとしたシミュレーションのつもりで必要な道具をリストアップしてもいいだろう。
3.テントの試し張りをする
初めてソロキャンプに行く前に、公園などでテントの試し張りをおすすめしたい。ソロテントの設営は、コンパクトゆえに比較的扱いやすいものの、ぶっつけ本番では少々不安。安心して初めてのソロキャンプを迎えるための「準備」はしっかりしておくのがポイントだ。
4.ソロキャンプ・ひとりキャンプにおすすめのキャンプ場
道具と心の準備が整ったらいよいよキャンプ場の選定だ。初めてソロキャンプをする場合は、環境が整ったキャンプ場のソロ専用サイトや、管理人が24時間駐在しているキャンプ場がいいだろう。現地でなにか困ったことがあれば、すぐに聞ける環境なら初心者も安心だ。
都心からもアクセス抜群の千葉県山武市に位置する「有野実苑オートキャンプ場」は、農場内にあり、ソロキャンプ専用サイトで落ち着いてキャンプが楽しめるほか、群馬県の吾妻郡長野原町にある「outside BASE」は、最適生活研究家のオーナー・田中ケン氏プロデュースのキャンプ場。ここは、林の中に立地し、隠れ家のようなソロキャンプを満喫できるだろう。
同じく群馬県にある「北軽井沢スウィートグラス」は、豊かな自然が魅力の浅間高原にある人気キャンプ場。
静寂なソロキャンプを楽しみたいなら、静岡県にある「ぼっちの森」もおすすめ。脱サラしたオーナーが管理するキャンプ場で、ユネスコクラブの山林の一画に2500坪を有するキャンプ場だ。
ソロ・ひとりキャンプの魅力・楽しみ方!
ソロキャンプの魅力は…ズバリ自由なこと! 好きな時に、好きなエリアで、だれにも邪魔されることなく好きなことをする。豊かな自然を背景に過ごす非日常的な空間は、開放的でじつに幸せなひとときである。
焚火で暖をとる
一番おすすめしたいのは、焚火だ。キャンプを楽しんでいる人のなかでも焚火好きはじつに多い。かくゆう筆者もそのひとり…。
火種になる細かい木々を集めて、ファイアースターターで火をつける。ボワッと着火した火が次第に大きな炎となり、周辺を照らすあかりになる。そいつを眺めながら好きな酒を飲む…。ただそれだけでも、アウトドアというフィールドが最高に幸せなひとときにしてくれる。そこに満点の星空が加われば、さらに「感動」の瞬間にも出会える特典付も。
非日常を楽しむ
キャンプ場は、豊かな自然が目の前に広がったその環境こそが魅力。少々早起きをして日の出とともにコーヒータイムを満喫するのもおすすめだ。加えて、便利な日常を離れ、不便な環境を楽しむのも乙なもの。
とはいえ、豊富なアイテムが揃った売店や、場内がきれいに区画されたサイト、温水付きの炊事場など、じつに過ごしやすい高規格のキャンプ場もあり、ソロキャンプ初心者でも心配無用だ。
最近はソロ用のキャンプサイトを設けたキャンプ場もあり、静かに過ごしたい人にもうってつけ。
雰囲気や自然などの非日常体験は、不思議とリラックスするもの。お気に入りのキャンプ場を探すのもまた楽しみのひとつになるだろう。
ソロキャンプで自分だけの時間を過ごす!
快適な椅子に座って読書を楽しんだり、芝生の上で昼寝をしたり、ビール片手に音楽鑑賞をしたり…何をしてもどんなことをしても、時間に追われることもなく、だれにも咎められることもない。とりわけ「何もしない」のも全然ありだ。
こんな夢のような環境はソロキャンプならではないだろうか。自分だけの空間であるソロキャンプは、さながら大人の“秘密基地”のよう。ソロキャンプをどんな「空間」にして「どう過ごす」のかは…自分次第。なにしろ自由なのだから。
自身の経験からも、ソロキャンプに行くたびに欲しいギアはでてくるもの…。まずはミニマムでスタートし、徐々に自分のスタイルに合ったギアを追加していくのがベターだ。春や秋は過ごしやすい気候で初めてのソロキャンプにおすすめ。ソロキャンプは、大人もワクワクできる最高の空間だ!
▼キャンプでコーヒーをおいしく淹れる方法やおすすめ道具21選!
日頃から自宅でコーヒーを好んで飲んでいる人もいるだろう。手軽なインスタントコーヒーを飲むだけでも、自然を背景にして飲む時間は格別。とはいえ、どうせなら好みの豆をコーヒーミルを使って挽き、香りを楽しみながらドリップするのもまた一興。
▼雨の日キャンプの楽しみ方!テント設営&撤収方法や持ち物も紹介
雨の日のキャンプは、ハードルが高いと思われがちだが、事前にしっかり対策をしておけば、晴天キャンプとは違った楽しみが味わえるはず。雨を防ぐタープを使って焚き火スペースを確保したり、テント設営時は水はけの良い場所選びをするなど、少々の工夫をしてより快適な雨キャンプを楽しもう。
これだけは知っておきたい! 初心者ソロ・ひとりキャンプの注意点
自由な時間を楽しめるソロキャンプだが、1人ですべて行うため、事前に注意しておきたいことも。しっかり対策をして、快適で安心できるソロキャンプを楽しむために3つのポイントを紹介したい。
1.事前にキャンプ場の設備やルールを下調べしておく
キャンプ場によって、焚き火の使用やゴミ出し方法など、独自にルールを設けているところもあるため、事前にしっかり把握しておくのは当然のこと。また、売店や炊事場、トイレの有無や位置など、キャンプ場の設備を公式サイトなどで確認しておくのも大切。
また、キャンプ場のサイトの種類(区画サイトやフリーサイト)によってもルールが異なる場合も。一般的には、区画サイトでは車やバイクを横付けできるが、フリーサイトでは、専用の駐車場に停めて荷物を運ぶ必要がある。こういった細かいルールもしっかり確認を。荷物を運ぶ必要がある場合は、荷物を極力減らすことも視野に入れておいたほうがいいだろう。
2.キャンプ場周辺の情報収集
キャンプ場周辺にコンビニやスーパーなどはあるかを事前に把握しておけば、チェックイン前に経由して必要な食材や忘れ物などを購入できる。そのうえで、事前に購入しておいたほうがいい物、現地で購入する物を判断するのがスムーズだ。
3.ソロキャンプ場で何をしたいかイメージしておく
いざ、ソロキャンプをスタートすると、たっぷりある時間をもてあましてしまうこともあるため、ある程度キャンプ場でやりたいことをイメージしておくといいだろう。
焚き火をしたいなら焚き火台や薪が必要だし、キャンプ飯を作りたいならフライパンなどのクッカー類が必要。また、読書や映画鑑賞など、趣味の時間に使いたいなら、それぞれ必要な道具を忘れずに。