暗闇を照らすアウトドアにおけるマストアイテム「LEDランタン」。このLEDランタンは、乾電池や充電池などの電気を燃料にして発光させるランタンである。従来のランタンにはないさまざまな魅力があるため、アウトドア向けのランタンを探している方はぜひチェックしてみてほしい。

本記事では、LEDランタンの基礎知識やメリット、おすすめ製品を解説する。最後まで閲読すれば、LEDランタンについて詳しく理解できる上、自分好みの製品を見つけられるだろう。

LEDランタンの基礎知識

まずは「LEDランタン」の基礎知識から見ていこう。アウトドア初心者の方でもわかるように解説していく。

LEDランタンの目的は、アウトドアにおける暗闇を照らして快適に過ごすことだ。従来のアウトドアのおいては、電池式の懐中電灯やヘッドライトを用いて暗闇を照らしていた。しかし、このLEDランタンの登場により、アウトドアの快適さが一気に向上した。

また、LEDランタンと一般的なランタンにはいくつかの違いがある。一般的なランタンは灯油やホワイトガソリン、OD缶などを燃料にし、マントルを焼いて発光させる。一方で、LEDランタンの場合は乾電池や充電池など、電気を燃料にして発光させている。

LEDランタンの電力や光量

LEDランタンは消費電力が少なく、連続使用時間が長い作りになっている。そのため、何日も現地に滞在するアウトドアにおいて有効活用できるだろう。また、LEDランタンの予備電池やサブのLEDランタンを用意しておくとさらに安心できる。

なお、LEDランタンの光量は「ルーメン(lm)」という単位で表す。このルーメンの値が大きくなればなるほどLEDランタンで照らす光も強くなっていく。例えば、大人数でアウトドアを楽しむ場合は、1,000ルーメン前後の大光量タイプを選んだほうが良いだろう。一方、1人でアウトドアを満喫するのであれば300〜500ルーメンで問題ないはずだ。

このように、用途に合わせてLEDランタンの光量を選択しよう。

LEDランタンのメリット

LEDランタンの基礎知識は大まかに理解できただろうか?続いて、LEDランタンのメリットを5つほど見ていこう。LEDランタンの必要性がさらに理解できるはずだ。

触れても安全

LEDランタンのメリット1つ目は、触れても安全なことだ。一般的なランタンはオイルやガスを用いて火を発生させているため、ランタン自体が高温となり、触ってやけどをする恐れがある。また、地面やテーブルにランタンを置いて倒してしまった場合、周りに火が燃え移るという危険性もあった。

一方で、LEDランタンは電力を用いて照らしているため、やけどなどの心配は不要である。なによりもテントの中でLEDランタンを使用できることから、懐中電灯やヘッドライトを用意する必要がなくなった。

夜中でも静か

LEDランタンは夜中でも静かに使用できることもメリットの1つだ。従来のランタンでは、火を燃やす際にガスやオイルを用いるため「シュー」という音が鳴り響いていた。自然が豊富なアウトドアにおいては、この「シュー」という音が耳障りに感じることも多いだろう。

その点、LEDランタンであれば気になる音を発しないため、夜中でも静かに過ごすことができるのだ。

コストが低い

LEDランタンは従来のランタンに比べ、コストを抑えてエコな使用ができる。LEDランタンには充電式と電池式の2種類があり、充電式であればコンセントから電力を蓄えるためコストがあまりかからない。もう一方の電池式LEDランタンであっても、電池を交換するだけなのでコストを抑えた運用ができる。

そのことから、LEDランタンはガスや灯油を用いるランタンよりも、環境に優しいエコな使用ができる。

虫が近寄らない

LEDランタンのメリット4つ目は、ランタンに虫が近寄らないことだ。真夏のアウトドアでは虫が大量に発生することが多く、夜中には光に集まる特性がある。従来のランタンも例外ではなく、夜中に使用すると大量の虫が近寄ってきてしまう。

それに対してLEDランタンは紫外線を放出しないため、虫が寄ってきづらいという利点がある。虫が苦手な方にとっては非常に魅力的なアイテムだ。

LEDランタンの選び方

LEDランタンのメリットがわかったところで、LEDランタンの選び方を見ていこう。LEDランタンには多種多様な製品があるため、アウトドア初心者の方は製品選びに迷ってしまうはずだ。選び方については下記をぜひ参考にしてみてほしい。

LEDの明るさで選ぶ

LEDランタンの選び方1つ目として、LEDの明るさがあげられる。この明るさは「ルーメン」で表されており、複数人でアウトドアを楽しむ場合は値の大きいLEDランタンを、ソロキャンプなどの場合は値が小さいLEDランタンを選択しよう。

電源方式の多さで選ぶ

電源方式の多さもLEDランタンを選ぶポイントとして考えられる。LEDランタンにはUSBで充電できるタイプや太陽電池で充電できるタイプなど、さまざまな電源方式が存在する。ほかにも、手回し充電が備わっているLEDランタンもある。

このように、充電方法が製品によって異なるため、緊急時に電力が切れてしまった場合などを想定して電源方式の多さを考慮しよう。

可変式電球色で選ぶ

LEDランタンの中には、電球の色を変えられるモデルもある。蛍光灯のような白い光と黄色がかかった白熱灯色を切り替えられるLEDランタンでは、自分好みのリラックスできる空間を作り出せる。アウトドアにおけるひと時や読書を満喫できるはずだ。

連続点灯時間で選ぶ

LEDランタンはバッテリー量に準じて連続点灯時間が異なる。LEDランタンを長時間使いたいのであれば、連続点灯時間が長い製品を選択しよう。反対に、そこまでの連続点灯時間が必要ない場合はコストを抑えてLEDランタンを購入できる。

そのため、LEDランタンを選ぶ際は連続点灯時間を確認しよう。とはいえ、連続点灯時間はLEDランタンの明るさによっても左右されるため注意が必要だ。

デザインの好みで選ぶ

LEDランタンをデザインの好みで選ぶことも大切だ。機能性ばかりを気にしても、アウトドアを心から楽しむことはできない。

LEDランタンにはさまざまなデザインがあるため、自分好みのデザインを探してみてほしい。設置場所に合わせてデザインを選択すると良いだろう。

LEDランタンのおすすめ製品5選

LEDランタンの選び方については理解できただろうか?最後に、LEDランタンのおすすめ製品を5つ紹介していく。LEDランタンを購入する予定の方はぜひ参考にしてみてほしい。

Superway「LEDランタン」

LEDランタンのおすすめ製品1つ目は、Superwayの「LEDランタン」だ。ECサイトをメインに販売しているSuperwayの製品であり、バッテリー容量が非常に大きく連続点灯時間も長い。

また、輝度が1,200ルーメンであるため、ランタンスタンドに吊るした際には辺り一面を明るく照らしてくれる。さらに、本製品は光が均等に広がっていくことから、ランタンスタンドの影が目立ちにくい。

コストパフォーマンス的にも非常に優れており、「輝度が高くて長時間持つLEDランタンがほしい」という方におすすめ。キャンプや山登りのほか、停電時や災害時にも活用できる製品だ。なお、光量調節がやりやすいのも魅力の1つである。

  • 光量調節機能:あり(無段階調節)
  • 全光束(ルーメン):1,200ルーメン
  • サイズ:縦9.6×横10.8×高さ3cm
  • 重量:0.35kg
  • 光色:白色・昼白色・暖色
  • 連続点灯時間:1,500時間
  • 電池のタイプ:充電池式
  • 本体の使用できるタイプ:吊り下げ型・置き型・ハンディ型
  • モバイルバッテリー機能:あり

バルミューダ「BALMUDA The Lantern」

2つ目のおすすめLEDランタン、バルミューダの「BALMUDA The Lantern」を紹介する。デザイン性と機能性にこだわった開発を行う「バルミューダ」から販売されているLEDランタンだ。

本製品はロマンチックなデザインが特徴的であり、何気ないひと時を特別な空間へと彩ってくれる。シンプルかつオシャレなLEDランタンであるため、アウトドアだけでなく室内用のオブジェクトとしても人気。

また、操作性が優れているダイヤルはなめらかに動き、ダイヤルを回すだけでゆらぎのある光から温白色の光に変わっていく。「ロマンチックなLEDランタンがほしい」という方におすすめの製品である。キャンドルのような温かい光がリラックス空間を作り出してくれるはずだ。

  • 光量調節機能:あり(無段階調節)
  • 全光束(ルーメン):195ルーメン
  • サイズ:縦10.3×横11×高さ24.8cm
  • 重量:0.63kg
  • 光色:暖色・温白色
  • 連続点灯時間:3〜50時間
  • 電池のタイプ:充電池式
  • 本体の使用できるタイプ:吊り下げ型・置き型
  • モバイルバッテリー機能:なし

BAREBONES「ビーコンライトLED」

LEDランタンのおすすめ製品3つ目は、BAREBONESの「ビーコンライトLED」だ。デザインが少し独特なLEDランタン。一部のキャンパーから高い人気を誇っている製品である。

本製品には優しい電球色LEDが採用されており、周辺と雰囲気を同時に明るく照らすことができる。また、LEDランタン本体上部に付いているカラビナを使い、引っ掛けることや自立させることが可能だ。

「キャンプや山登りの雰囲気を壊さずにLEDランタンを使用したい」という方に「ビーコンライトLED」はおすすめだ。明るさとアウトドアにおける雰囲気を両立できるだろう。なお、光量調節はつまみを回すだけでスムーズに行える。

  • 光量調節機能:あり(無段階調節)
  • 全光束(ルーメン):30~220ルーメン
  • サイズ:縦7.6×横7.6×高さ15.2cm
  • 重量:0.126kg
  • 光色:暖色
  • 連続点灯時間:3~200時間
  • 電池のタイプ:充電池式
  • 本体の使用できるタイプ:吊り下げ型・置き型・ハンディ型
  • モバイルバッテリー機能:なし

WAQ「LEDランタン」

LEDランタンのおすすめ製品4つ目として、WAQの「LEDランタン」があげられる。本製品はコンパクトサイズでありながらも、辺りを非常に明るく照らしてくれる。メインランタン

としても十分使用できるだろう。また、最近知名度が上がっている製品でもあり、さまざまな媒体で紹介されている。

WAQ「LEDランタン」の明るさは、面発光の光源によってバランスよく拡散して辺りを照らしてくれる。そのほか、本体のハンドルは3段階調整が可能であり、付属のカラビナを用いることでさまざまな角度で使用できる。

なお、明かりを7時間持続させる大容量バッテリーは、そのままモバイルバッテリーとしても使用可能である。フル充電の状態から使用すれば、スマートフォンを2〜2.6回ほど充電できる。「機能性が高いLEDランタンを安心・安全に使いたい」という方におすすめ。

  • 光量調節機能:あり
  • 全光束(ルーメン):100 ・200・550・1,000ルーメン
  • サイズ:縦8.1×横8.1×高さ2.6cm
  • 重量:0.22kg
  • 光色:白色・昼白色・暖色
  • 連続点灯時間:7~24時間
  • 電池のタイプ:充電池式
  • 本体の使用できるタイプ:吊り下げ型・置き型・ハンディ型
  • モバイルバッテリー機能:あり

Lighting EVER「LEDランタン」

最後に紹介するLEDランタンは、Lightingの「EVER LEDランタン」だ。コンパクトで光量に優れているため、アウトドアに使用できるほか、防災や緊急用としても活用できる。メインランタンのほかに予備として持っておいても良いだろう。

本製品における最大の特徴は、約2,200円という破格の値段設定だ。そのため「予算を抑えてアウトドアを楽しみたい」という方に向いている。なお、最小・最大光量を知らせる機能が備わっていないことから、光量の調整が少し面倒なので注意しよう。

  • 光量調節機能:あり(無段階調節)
  • 全光束(ルーメン):暖色300・昼白色700・混合色1,000・フラッシュ1,000ルーメン
  • サイズ:縦9.5×横8.8×高さ18.4cm
  • 重量:0.4kg
  • 光色:白色・昼白色・暖色
  • 連続点灯時間:18~25時間
  • 電池のタイプ:乾電池式
  • 本体の使用できるタイプ:吊り下げ型・置き型
  • モバイルバッテリー機能:なし

まとめ

本記事では、LEDランタンの基礎知識やメリット、おすすめ製品を解説した。

LEDランタンの目的は、アウトドアにおける暗闇を照らして快適に過ごすことだ。従来のランタンとは異なり、乾電池や充電池などの電気を燃料にして発光させている。そのため、環境に優しいランタンであるほか、危険性が少ないという魅力がある。

アウトドアに使用するランタンを購入予定の方は、ぜひ本記事で解説したLEDランタンを検討してみてほしい。LEDランタンを活用すれば、アウトドアを最大限楽しむことができるだろう。

なお、LEDランタンに興味が湧いた方は「キャンプにおすすめランタン65選!」もチェックしてみてほしい。自分好みのLEDランタンが見つかるはずだ。

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